校長メッセージ 〜東日本大震災2年目を覚えて




2011年3月11日14時46分、東日本大震災が発生しました。それからちょうど今日で2年目を迎えます。
あの時、本校は期末試験後の生徒たちが部活動などで登校していました。ぐらっという横揺れが、中
庭の木々をバサバサ音立てて揺らしていたのを今でもはっきり覚えています。そして多くの街を壊滅
状態にしていった津波の襲来、信じられない思いでテレビ画面にくぎ付けにされていたことを私は忘
れることができません。

その後に起きた福島第一原発事故。今もなお多くの被災者が仮設住宅での避難生活を余儀なくされて
いる中で、時間の経過と共にそのことが都会に住む私たちの意識を風化させつつある状況に対して、
私は強い危機意識を感じています。

私どもは震災後、十分な力にはなれないにしても、少しでもその復旧に協力できればということで、
長期休業期間を利用してボランティア活動を行ってきました。今度の春休みも引き続き継続して実施
していきますが、多くの人達の参加を求めています。

震災後2年を経た今、決して風化させない思いをもう一度しっかりと確認することと、今我々に求め
られていることに対して何ができるのかをもう一度検証していく必要性を感じています。これからも
皆さんの御協力をお願いいたします。


人命救助による表彰

2月25日(月)、本校6年生男子生徒が金沢消防署にて表彰を受けました。

昨年11月25日に、たまたま模擬試験の帰りに通りかかった家から煙が出ているのを、
たまたま居合わせた小学生が発見しました。小学生の保護者の方に通報を依頼し、本人は
中に入りました。家の中ではご老人の方おひとりが消火にあたっていましたが、とても消
火しきれないと判断した彼が促して、ともに避難しました。
木造建築の場合、15分程度で全焼に至るらしく、彼の判断が功を奏して人命救助につな
がりました。

先日、消防署から連絡をいただき、小学生の保護者の方とともに表彰を受けることになり
ました。残念ながら小学生は学校があったので、表彰には来られませんでしたが、ともに
救助にあたった保護者の方が表彰を受けられました。


表彰の後は、署長さんと懇談しました。署長さんは本校の出身で、横浜市の消防署に長ら
く勤務する傍ら、海外でも技術指導を行うなどの実績をお持ちの方です。本校在学中の生
活についてや、消防士という仕事の魅力について熱く語ってくださいました。本人も消防
士の仕事に少し興味が湧いたようです。また、賞状や記念品のほかに、様々な消防署グッ
ズをもらってご満悦でした。


後日、感謝状を持って校長先生に報告に行きました。校長先生はとても感心されている様
子で、とても誇らしく思っているようでした。


人の役に立ちたいと考えている人はたくさんいると思いますが、いざその現場にいくと慌
ててしまい、思うように行動することができない事も多いと思います。今回、彼の的確な
判断と冷静な行動が人の命を救ったことはとても誇らしいことです。後輩たちもこれに刺
激をうけて、本校の校訓にもあるよう、人々に「奉仕する」気持ちを持ってもらいたいと
思います。


1年生 ミニ運動会

先週土曜日の午前中、1年生はレクリエーション大会を行ないました。

運動の行事が球技大会以外にない本校ですが、今年初の試みとして、「ミニ運動会」という位置づけで行ないました。
種目は、男女別ドッジボールと、綱引きです。

まずは開会式。司会、開会宣言やルール説明も生徒が行ないます。


ドッジボールはトーナメント形式で行ないます。

各クラスの担任の先生がくじを引きますが、ここで生徒の歓声が響きます。「シード!」「◯組とは当たりたくない!」という生徒たちの願いを背負って、くじに手を伸ばします。



ラジオ体操で準備運動をして…



整列をして…

開始!



生徒たち手作りのトーナメント表に、結果が書き込まれていきます。



続いて綱引きです。
綱引きは各クラス総当り戦で行ないます。ただし、担任が女性教員のクラスには、「屈強な」学年主任と学年担当が入ります。



円陣を組んで、団結と気持ちを高めているクラスもありました。

どの生徒も皆、普段教室では見ることのできない、真剣な表情でプレーしていました。
勝った時にはみんなでものすごく喜び、負けたときには涙を流すほどに悔しがる。生徒たちの予想外な取り組みに、教員も今回のレクリエーション大会を企画してよかったと感じました。
このクラスで過ごす学校生活も残りわずかです。今回、このクラスで団結した経験が、今後彼らが充実した学校生活を過ごす上での一助に、また彼らの中学校生活の思い出の1ページに刻まれればと願っています。


2年生ドッヂボール大会

先日2年生は親睦班主催のドッヂボール大会を行いました。




親睦班とは、本校における中学校の各クラスの班活動のひとつの名称で、クラスの親睦を図るために活動
する班のことです。今回は年度末ということで、最後に学年全体で親睦を深めるための活動をしたいとい
うことで、ドッヂボールを行いました。親睦班が主体となって当日のルール作りや試合の流れを構成しま
した。

ドッヂボール大会当日は天候に恵まれ、快晴の中試合をすることができました。大会中は生徒たちも終始
笑顔で、クラスメイト同士声を掛け合いながら、優勝を目指して頑張っていました。男子の試合では6月
に行われた球技大会のときよりもさらに力強い球が投げられており、男子の成長を改めて感じた瞬間でも
ありました。女子のほうも男子に負けない勢いで、団結力を発揮し、どのクラスも全力で試合に挑みました。

先日今年度最後の行事である合唱コンクールも終え、中学生にとっては残すところあとは期末試験のみと
いうところでの今回のドッヂボール大会は2年生にとっては良い息抜きのときとなったのではないでしょ
うか。今年度も残すところあと1ヶ月となりましたが、2年生の皆さんには気を引き締めて残りの学校生
活を送ってほしいと願います。


留学生から手紙が届きました

今年の1学期に本校に留学していたジャスミン・タラケイさんから手紙が届きました。
ジャスミンさんはイラン出身のご両親をもつドイツ人です。今回の手紙にはミュンヘンの
絵葉書が貼られていました。


4月から6月までの三か月間、5年2組でともに生活してきました。明るくて親しみやす
い性格で、すぐにクラスになじんでいました。これまでにも紹介しましたが、授業以外に
もたくさんの活動に参加していきました。

元々、ドイツ語・ペルシア語のほか、英語・フランス語も堪能なジャスミンさん。日本語
も2年ほど勉強してきたとのことですが、留学中もメキメキ上達したそうです。

今回の手紙もとても上手な字で、先生方向けと、クラスメート向けに手紙をくれました。
大学からは日本に行って、関東学院に入りたい、みんなに会いたい!と書かれていました。


留学中、いつも笑顔を絶やさず、日本の学校生活を楽しんでいたジャスミンさん。私たち
もジャスミンの笑顔が見たいです。また会える日を楽しみにしています。


教員研修会



2学期の中間試験は、本日10月12日(金)に最終日を迎えました。
生徒の皆さんは、試験を終え、少しホッとしていることでしょう。
本校では、試験期間中の10月11日(木)に教員研修会を行いました。
答案が出揃った教員も採点の手を止めて、この研修会に参加しました。



研修会のテーマは「カリキュラムマネジメントによる教育改革・学校改革とは」です。
また講師は、西南女学院中学校・高等学校の村瀬泉先生です。

今回の研修は、関東学院大学のフォーサイト21の教室を会場にして行なわれました。
また今回の研修会には関東学院六浦小学校の先生方も参加いたしました。

この研修会のテーマ「カリキュラムマネジメント」とは以下のように定義されています。
定義:教育目標の具現化のため、教育内容・方法とそれを支える条件整備との対応関係を確保しながら、
   ポジティブは学校文化=組織文化を媒介として、各学校が自律的にカリキュラムを作り、動かし、
   変えていく動態的な営み(中留武昭)




講師の村瀬先生には、密度の濃いご講演をいただきました。
2時間におよぶ研修会はとても有意義なもので、よき学びとなりました。
この場を借りて御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

今回の研修で学んだことは、本校における学校改革の一助となることと思います。
教育活動をより一層推進させていくための実り多い研修会となりました。



オープンキャンパス 授業体験(理科)満席になりました
オープンキャンパス 授業体験(美術)満席になりました
オープンキャンパス 授業体験(情報)満席になりました
オープンキャンパス クラブ体験(家庭部)満席になりました


南阿蘇村からのお手紙

9月に入ったとはいえ、まだまだ暑い日が続いています。

この夏、九州地方は記録的な豪雨となり、地域によっては甚大な被害がもたらされました。
本校は毎年5年生が九州へ研修旅行に出かけています。
そこで、以前にもKGMブログでお伝えしましたが、
ファームステイでお世話になっている南阿蘇村へタオルを献品いたしました。



タオルを送ります。(7月17日の記事)



そして夏休み中に南阿蘇村からお礼状が届きました。
以下、その転載です。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

謹啓 暑さも峠を越し夜空に秋の気配を感じるころとなりましたが、秋暑なお厳しき
日々が続いております。
 平素から村政運営について、格別のご協力を賜り心から感謝申し上げます。
 さて、七月十二日、「これまでに経験したことのないような大雨」と表現された豪
雨により、南阿蘇村も甚大な災害が発生致しましたが、早速丁重なるお見舞いの品や
支援物資等をお寄せ頂き、深く感謝申し上げます。
 頂いた物資等は、皆様のお気持ちに添えるよう被災者の生活再建や避難所の運営に
有効に活用させていただきました。
 今、復旧に全力を尽くしております事をご報告申し上げますと共に、今後の、村政
の推進にも、格別のご指導とご協力を賜ります様、宜しくお願い致します。
 終わりに、ご厚情に対し略儀ながら書中を以って、お礼申し上げますと共に、皆様
のより一層のご健勝とご活躍をお祈り申し上げ、お礼のご挨拶と致します。
                                 謹白
     平成二十四年八月
  関東学院六浦中学校・高等学校様
                           南阿蘇村長 長野 敏也

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


南阿蘇村をはじめ、被災地の復興を引き続き祈念いたしております。


タオルを送ります。




先週、九州地方は記録的な豪雨となりました。
この豪雨によって地域によっては甚大な被害がもたらされました。

本校では、この大雨の被害に対して、タオルを献品することにいたしました。
上の写真は、7月17日(月)に各ご家庭から献品していただいたタオルをダンボールにつめたものです。
午後には、九州に向けて発送いたします。
現地でお役にたてば嬉しく思います。

被害を受けている方々におかれましては、困難な状況にあることと存じます。
一日も早く被害が取り除かれることをお祈り申し上げます。


下記に、本校生徒の保護者の皆様にお送りしたKGM通信を転載いたします。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

保護者の皆様へ

遅い時間に失礼いたします。
九州の大雨による災害で、現地ではたくさんのタオルが必要とされているようです。
本校では、5年生が九州の研修旅行に出かけており、特に熊本ではファームステイさ
せていただくなど、大変お世話になっております。
少しでもお役に立ちたいと考えておりますので、保護者の皆様にもお願いしてタオル
を現地に送りたいと思います。
7月17日(火)の朝、事務所前でタオルを集めさせていただきたいと思いますので、
ご協力をお願いいたします。お子様に持たせる際、タオルは古いものでも新しいもの
でもいいのですが、新しいものは包装や箱から出して、タオルだけをご提出ください。

皆さまのご協力をお願いいたします。

                        関東学院六浦中学校・高等学校  
                              校長 河合輝一郎

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――







FMヨコハマに出演!(復興支援ボランティア)




7月11日(水)に本校の教諭・生徒がFMヨコハマ のラジオ番組「THE BREEZE」に出演しました。
この番組に出演することとなったたのは、本校で実施している東北復興支援ボランティアの活動がきっかけです。
首都圏のラジオパーソナリティ有志によるプロジェクト「ラジオフレンズ〜つながるラジオ〜」の一環として、
今回、本校の被災地復興支援のボランティア活動を取り上げていただきました。


この日、本校にはFMヨコハマをお聞きになる皆さんにはお馴染み「はぁ〜いフジタでェ〜す!!」で有名な
街角レポーターの藤田優一さんにお越しいただきました。
上は、藤田さんと中田努教諭(サッカー部顧問)とサッカー部の生徒(6年生)が打合せをしている様子です。
そしてブログ取材班は、今回のラジオ生放送の様子を逆取材させていただきました。


FMヨコハマを聞く者にとっては「街角レポート」はとても有名です。
また「はぁ〜いフジタでェ〜す!!」もよく知っています。
ですが、実際にどのように放送されているかとなると、なかなか知る機会がないのも事実です。
ブログ取材班は、FMヨコハマの車が到着するのを待ちました。
レポーターの藤田さんを乗せたラジオ中継車が来るものだと思い込んでいました。
ところが、お見えになったのは藤田優一さんだけでした!!
しかも電車で金沢八景駅から徒歩でいらしたようです。
そしてとても身軽です・・・。
どのように放送をするのでしょうか??







なんと、それは携帯電話です。
インタビューは1つの携帯電話を使って行なわれます。

藤田さんは番組の放送を携帯音楽プレーヤーで受信し、それをイヤホンで聴きます。
電話回線を使った音声は、放送局でミキシングされます。
お聴きになった方は、お分かりになると思いますが、とてもキレイな音声です。
このようなシンプルな方法だったことには驚きですが、街角レポートの藤田さんのフットワークの良さは、
シンプルなやり方だからできるのだということも分かりました。納得です!!
勉強になりました。


さて、放送がいよいよ始まります!
放送局とつながった携帯電話に藤田レポーターが話します。

はぁ〜いフジタでェ〜す!!

お馴染みの声を生で聴くことができました!
ここからは藤田さんの進行のもと、本校の復興支援ボランティアについてインタビューを受けます。




インタビューでは、震災後、中田教諭が自ら東北の支援に赴いた経緯、またサッカー部の遠征を兼ね生徒を復興支援に引率するに至った理由、実際に復興ボランティアでの活動を六浦祭で報告したこと、またこのボランティアの輪が学校全体に拡がり、学校行事として復興支援ボランティアに発展していったことなどが語られました。
また、2011年の夏から3回(2011年夏・2011年冬・2011年春)の復興支援ボランティアに参加し、この2012年夏も参加するサッカー部の2人の生徒にもインタビューされ、実際に被災地に赴いて感じたこと、考えたこと、神奈川に帰ってきてそのことを周りにどのように伝えたかが語られました。

中田教諭からは「被災地が被災地と呼ばれなくなるまで支援を続ける」、また生徒達からは、「本校を卒業しても、自分たちの出来る範囲で支援を続け、自分たちなりの方法で周りに発信していく」ということが話されました。






放送は5・6分ぐらいの時間でした。
インタビューによる放送の間、中田教諭も生徒達もとても緊張している様子でした。
最後に藤田レポーターにマイク(携帯電話)が戻ったとき、皆ホッとした顔が伺えました。
生放送をお聞きになった皆さんは、どのようなご感想をお持ちでいらっしゃるでしょうか?



放送を終え、藤田さんと一緒に記念写真を撮らせていただきました。


カシャ*






今回、ラジオ番組を通して、本校の復興支援ボランティアを取り上げていただきました。
「ラジオフレンズ〜つながるラジオ〜」の皆さん、FMヨコハマの皆さん、
そしてレポーターの藤田優一さんにはこの場をお借りして御礼申し上げます。


本校ではこの夏も復興支援ボランティアに赴きます。
本ブログでもその様子を紹介したいと思います。
本校のボランティア活動について、お祈りいただければ嬉しく思います。



ラジオ番組の生放送ということもあり、ブログ取材班も少し緊張しました。
ですが、とても楽しい取材となりました!
藤田さんは、この後FMヨコハマに戻られます。
いつもラジオで聞く爽やか声の藤田さんは、実際にお会いしてもその声の通りのお方でした。
明るく朗らかなお人柄のまま、爽やかに去っていかれました。
本当にありがとうございます!






なお、藤田優一さんのホームページ「藤田優一の街角デジタル日記」でも今回の放送のことが紹介されています。
どうぞコチラもご覧ください。




アーカンソー大学より留学生が訪問

6月28日(木)、アメリカ合衆国アーカンソー大学フルブライト教養学部世界言語・文学・文化学科
准教授福島達也先生とともにアーカンソー大学の学生9名が本校を訪問してくださいました。
福島先生と留学生は1日本校の授業見学をしクラブ体験をしました。

まずアーカンソー大学の学生たちは、第5時限目の4年生アドバンスクラスの英語の授業を見学しました。
授業の残り10分はクラスの生徒たちと小グループで交流をしました。日ごろ英語や英会話の授業でしか
英語を話す機会のない生徒たちにとっては、英語を使うよい機会となるとともに、異文化にふれるよい時
となりました。



その後第6時限と7時限は、6年生のスピーチのクラスを見学しました。スピーチのクラスの生徒の中に
はカナダ研修に参加した生徒もおり、英語による楽しい交流がもてたようです。

授業見学のあとはクラブ体験です。留学生は茶道部、剣道部、マンガ研究部とそれぞれ日本の文化に関係
する3つのクラブを体験しました。
茶道部では生徒にお茶を淹れてもらい和菓子を食べました。留学生は慣れない手つきではありましたが、
生徒から説明を受けながらお茶を楽しみました。また茶道の先生から茶道の歴史や道具についてもお話し
ていただき、茶道の奥深さを学ぶことができました。
剣道部では生徒の練習風景を見学する傍ら、実際に道着を着たり竹刀を使う体験をしました。初めて目に
する道着や竹刀に留学生は興味津津といった様子です。留学生の中には別の武道を習っている者もおり、
非常にキレのよい動作を見せる者もいました。しかし、ほとんどの留学生が剣道初体験であったため、生
徒の技をまねるだけでも必死というようでした。
マンガ研究部では、生徒とともに好きなマンガのキャラクターのイラストを作成しました。イラスト作成
中にマンガのキャラクターの話に花を咲かせ、留学生と生徒は楽しい交流のときを持ちました。今や日本
のサブカルチャーも国際交流の架け橋のひとつなのですね。



今回本校を訪問して下さいました福島先生とアーカンソー大学の留学生の皆さん、誠にありがとうござい
ました。本校ではこのほかにも短期の留学生を2名ほど受け入れています。ぜひ生徒の皆さんはこちらの
留学生の方とも積極的にコミュニケーションを取り、国際交流をはかってください。



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