クリスマス賛美礼拝での献金のご報告

昨年12月13日(土)に行われたクリスマス賛美礼拝には、在校生の保護者の皆様をはじめ、近隣の皆様など多くの方々にお越しいただきました。礼拝の様子については、こちらのブログをご覧ください。

礼拝当日、皆様にはクリスマス献金にご協力いただきました。
皆様からお寄せいただいた献金は114,784円でした。感謝とともにご報告いたします。



この献金は、以下の31ヶ所の団体・施設に送らせていただきます。
1.日本基督教団東北区被災者支援センター・エマオ
2.横浜訓盲院
3.恵和学園
4.日本キリスト教海外医療協力会
5.横浜いのちの電話
6.信愛塾
7.衣笠ホーム
8.日本キリスト教団神奈川教区寿地区活動委員会
9.アジアキリスト教教育基金
10.日本バプテスト連盟国際ミッションボランティア・佐々木さんを支援する会
11.日本バプテスト神学校
12.止楊学園
13.日本基督教団京都地区バザールカフェ
14.日本キリスト教協議会教育部
15.日本キリスト教奉仕団
16.大阪水上隣保館
17.アジア学院
18.幸保愛児園
19.チャイルド・ファンド・ジャパン
20.共生庵
21.シャローム(地域支援センター)
22.日本バプテスト海外伝道協会
23.聖坂養護学校
24.日本盲人キリスト教伝道協議会
25.全国キリスト教学校人権教育研究協議会
26.キリスト教ミード社会館
27.シャローム(特別養護老人ホーム)
28.広島救援基金
29.光の子どもの家
30.PHD協会
31.日本聾話学校


クリスマス礼拝

20日(土)、本校ではクリスマス礼拝・終業式を行いました。今年度も「クリスマス礼拝」を守ることで終業式とする形で執り行われました。本ブログでは、中学のクリスマス礼拝の様子を中心にお伝えします。


この日のために結成された聖歌隊がキャンドルを持って入場したり、有志の生徒たちによるトーンチャイムの演奏があったりと、普段の礼拝とはかなり異なる雰囲気で行われました。


礼拝の中盤では、生徒たちによる聖誕劇(ページェント)が行われました。聖書の物語を通して、イエス・キリストの誕生を演じます。この日の本番に向けて何度も練習を重ねてきました。この聖誕劇は第一場から第五場で構成されています。
 第一場 イエス・キリスト誕生の予告
 第二場 イエス・キリストの誕生
 第三場 占星術の学者たち
 第四場 羊飼いたちへの福音
 第五場 はじめてのクリスマス



聖誕劇が終わると、吹奏楽部による「カンタベリー・コラール」の演奏とともに、キャンドルを持った生徒たちがゆっくりと入場してきます。歩調を合わせてステージまで行き、十字架体型のキャンドルライトが完成します。


高校の礼拝では、吹奏楽部の生徒による前奏から礼拝がはじまりました。
「久しく待ちにし」


また、中学の礼拝のような聖誕劇や十字架はありませんが、4年生全員によるゴスペルがありました。本校でも授業を担当している塩谷達也先生の指揮のもと、2曲を歌いました。
「This little light of mine」
「Go tell it on the mountain」


説教では「愛の贈り物」(中学)、「Joy to the world!」(高校)と題して、米国改革派教会牧師のキスト岡崎さゆ里先生からメッセージをいただきました。高校の礼拝ではスライドも織り交ぜながら、生徒達にわかりやすくクリスマスの意味をお話いただきました。さらに、讃美歌「もろびとこぞりて」では、キスト岡崎エイブラハム先生のオリジナルの伴奏で賛美しました。


最後に黒畑校長から生徒達へメッセージがありました。

“クリスマスの本当の意味は何か?そのことをしっかりと捉え、素敵なクリスマスを過ごしてください。”

このクリスマス礼拝を通して、クリスマスの本当の意味、喜びとは何であるかを生徒たちは改めて感じ取ることができたのではないでしょうか。
本ブログをご覧のみなさまも、どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしください。


クリスマス賛美礼拝

12月13日(土)17:00より、本校礼拝堂にて「クリスマス賛美礼拝」が行われました。今年
で3回目を迎えたこの礼拝は、それまで学校の中だけで行っていたクリスマス礼拝を、保
護者の方や地域の方とともに行おうと始まったものです。今年もたくさんの方にお集まり
いただくことができました。

第一部 次第
前奏   吹奏楽部金管四重奏
招詞   イザヤ書9章5〜6節です。
讃美歌  109「きよしこのよる」
聖書朗読 ルカによる福音書2章1〜7節
祈祷
説教   「場所がなかった」 宗教主任 伊藤多香子
祈祷
献金
祈祷
讃美歌  98「あめにはさかえ」
祝祷
後奏

今年の説教は本校宗教主任の伊藤から「場所がなかった」というお話でした。簡単に
まとめました。

「出産直前の不安な気持ちのマリア、生まれる赤ちゃんのたまのふさわしい居場所が用意
できず奔走するヨセフ、そしてイエスは飼い葉桶の中に寝かされたイエス。聖書ではこの
ことを「宿屋には彼らのいる場所がなかった」と表現しています。居場所がないことは存
在を否定されているに等しい辛いことなのです。だから自分の居場所を、学校やクラス、
部活、家族のなかに見い出し主張する、それが確立した個人として生きる証しなのです。
 でも一方で、自分の居場所だけを主張することで、他人の居場所を奪ってしまうことが
ある、ということを忘れてはいけない。居場所を奪うことは、誰かの存在を無視してしま
うこと、自己中心的な生き方につながるのです。それは人を傷つけることを許す社会にな
ります。そうした状況を見過ごさないように注意しなければなりません。
 ヨセフは、自分たちの居場所を探し続け、最後は十分とは言えないけれど、マリアとと
もに自分たちや赤ちゃんの居場所を確保しました。こうして世界で最初のクリスマスが迎
えられ、救い主がこられたのです。イエスはやっと生まれ、多くの人に愛され、そして多
くの人に愛を与え、居場所を与えてくださったのです。
 クリスマスはイエスがうまれたことを祝う日です。でもそれだけではありません。あな
たは愛されている大切な人、居場所が与えられていることを祝う日なのです。愛を伝える
とき、愛を分かち合うときなのです。今日ここで自分に居場所があることを喜びましょう。
そして他の人に居場所がないなと感じたときは手を差し伸べましょう。それがクリスマス
の過ごし方です。」


お話の後は、献金が行われました。この献金は、多くの施設や団体の働きを覚えてささげ
ます。

 日本基督教団東北教区被災者支援センター・エマオ
 横浜訓盲院
 恵和学園
 衣笠ホーム 
 日本キリスト教海外医療協力会
 横浜いのちの電話
 信愛塾
 アジアキリスト教教育基金   
 日本キリスト教団神奈川教区寿地区活動委員会
 日本バプテスト神学校
 止楊学園  
 日本基督教団京都教区バザールカフェ
 日本キリスト教協議会教育部
 日本キリスト教奉仕団  
 大阪水上隣保館
 アジア学院
 幸保愛児園
 チャイルド・ファンド・ジャパン
 共生庵
 シャローム
 日本バプテスト海外伝道協会
 聖坂養護学校
 日本盲人キリスト教伝道協議会  
 全国キリスト教学校人権教育研究協議会
 日本聾話学校
 光の子どもの家
 PHD協会  
 キリスト教ミード社会館
 地域支援シャローム  
 日本バプテスト連盟国際ミッションボランティア・佐々木さんを支援する会  


第二部は恒例となったゴスペルクワイヤのステージです。


今年も国友よしひろ先生がディレクターをつとめてくださいました。国友先生は本校だけ
でなく様々学校で講師をつとめるかたわら、ゴスペルクワイヤーを結成し指導されていま
す。今回も本校で保護者・生徒を募り、「関東学院六浦ゴスペルクワイヤー」を作り、練
習を重ねてきました。今回のステージは国友先生の軽妙な語りと、ゴスペルクワイヤーと
プロバンドのコラボレーションで進んでいきました。曲目は以下の通りです。

「God Great God」
「May the Lord God Bless You」
「The Night that Christ was Born」
「I Love the Lord He Heard My Cry: Amen」
「Oh Happy Day」

ディレクターとクワイヤーの掛け合い、ゴスペルならではの迫力ある歌声、国友先生の解説
により歌詞の意味を味わいながら聴くしっとりとした曲など、魅力あふれるステージでした。
最後の「Oh Happy Day」では、観客とステージが一体となり、会場がまさしく幸せを分かち
合いました。





そして最後は本校吹奏楽部とゴスペルクワイヤー、プロバンドとのコラボレーション
「Joyful,Joyful」です。観客の皆さんにもお立ちいただき、ステージのクワイヤー、客席
後方2階の吹奏楽部とが次々と移り変わる演奏に合わせて体の向きを変えて楽しんでいまし
た。他では体験することのできない価値あるステージになりました。



あっという間の2時間、最後は黒畑校長からご挨拶いただきました。

「素晴らしい演奏をありがとうございました。皆様、クリスマス、おめでとうございます。
 人類は、人というのは、本当に悲しいものです。
 はるか昔、2000年以上も前に私たちにイエスが与えられ、毎年、全世界で、『イエスの
誕生を祝う』機会が、…言い換えれば、『イエスが与えられた意味を思う』機会が与えら
れて来たにもかかわらず、互いに愛することの難しさに、いつも人々が直面して来ている
のは本当に悲しいことです。地球のある地域では戦争があり、そして、飢えに苦しむ人が
いる。私たちの日常にも、小さくも、大きくも、争いやもめ事があります。
 このように、あらためてイエス・キリストの誕生とその意味を思い起こす時がなければ、
人類は当の昔に滅んでいた、と私はクリスマスに思います。
 今日のゴスペルの3曲目 “The night that Christ was born” の3節にありました、

 Oh, such a wonderful Savior / To be born in a manger / So that I can share in
His favor / And my heart be made anew…

 まさにこの日の思い、わたしたちが新しくつくりかえられる、このことを知らせる讃美
の素晴らしい演奏でした。今日、今宵、こうして素晴らしい讃美礼拝を守れましたこと、
あらためて感謝したいと思います。
 國友先生、木島さん、高谷さん、佐藤さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。
ゴスペル・クワイヤーの皆様、素晴らしいハーモニーをありがとうございました。吹奏楽部
の皆さん、テストの最終日の今日に備え、ありがとうございました。そして、本日、お寒い
中、私たちとともに讃美礼拝に集っていただきました市民の皆様に、心より感謝を申し上げ
ます。
 あらためてイエスの誕生の意味を思い、皆様とともにお祈りし、御礼の言葉に代えさせて
いただきます。ありがとうございました。主による平安と、この時を、感謝しましょう。」


毎年、少しずつ形を変えながら回を重ねてきた「クリスマス讃美礼拝」
今年の一体感はこれまで以上のものを感じさせてくれました。本校の年末の風物詩ともいえ
る行事になってきたのではないでしょうか。校内で行うページェントを中心とした厳かな
クリスマス礼拝も素晴らしいですが、一般の方も交えて楽しく過ごすこの讃美礼拝も、大切
に育てていきたいと思います。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。


クリスマス点灯式

雨天により延期となった点灯式ですが、無事昨日28日(金)に執り行うことができました。




今年から点灯場所を変えて、侍従川沿いの桜の木8本を点灯し、点灯式も大学バス停敷地で行われました。
道路沿いに面しているので、本校の中学生、高校生だけでなく、六浦子ども園や大学関係者、地域の方にも来て
頂き、多くの方とともにクリスマスの訪れを礼拝という形で祝うことができました。

吹奏楽部の前奏に始まり、賛美歌103番「まきびとひつじを」をともに賛美しました。
そして特別出演として、昨年度本校でも教鞭をとられていた睫斃せ卆萓犬砲越し頂き、
クリスマスキャロルメドレーの奉唱をして頂きました。美しい歌声によって歌われる賛美歌に
皆心奪われるように耳を傾けました。

説教は本校宗教主任伊藤先生によって語られました。
イエス・キリストの予期せぬ誕生に戸惑いを覚えたヨセフとマリヤの夫婦の話から、私たちの人生は
スピードも計画も自分たちの思い通りに行かないことがほとんどであるけれども、「インマヌエル
(主が共におられる)」とあるように、決して一人ではなく神によって守られていることを語って頂き
ました。

説教のあとにいよいよ点灯です。オレンジ色の温かい光が侍従川を優しく照らします。
光を見ながら最後に賛美歌106番「あらののはてに」を賛美しました。



準備にあたった軽音楽部の皆さん、伴奏を担当した吹奏楽部の皆さん、また式全体の進行を担当した宗教
委員やYMCAの生徒の皆さんには心から感謝いたします。
いよいよクリスマスの到来です。本校もこれからクリスマス礼拝に向けて準備が始まります。今年も生徒、
教職員皆でこのクリスマスのときを祝える喜びに感謝して準備を進めたいと思います。


収穫感謝礼拝

11月13日(木)、中学の「収穫感謝礼拝」を守りました。

本校では秋の豊かな収穫の恵みを覚え、その恵みを神に感謝する収穫感謝礼拝を毎年行なって
います。この礼拝は17世紀のアメリカ開拓時代のキリスト教徒たちが、収穫した農作物を神
に献げる礼拝を守ってきたことに由来するものです。また本校では、生徒たちのご家庭から、
果物、お米等の献品をお願いし、近隣の福祉施設に持参しています。

今年は、講師として山田和人牧師(日本基督教団野比教会)をお招きして、礼拝のメッセージ
をいただきました。

<讃美歌>曲圍隠牽検屬みのたまものと」

<聖書>「マタイによる福音書」25章31節〜40節


<メッセージ要旨>

「もてなしの心」
 今から50年以上も前、海外旅行に行くことも、外国人が日本に旅行に来ることも珍しかっ
たころ、一人の留学生が農業を学ぶためにパプア・ニューギニアからやって来ました。祖父は
ある部族の酋長で、黒い肌をしていたそうです。
 研修施設の寮に入ったその学生に、当初積極的に声を掛けてくれる人はいませんでした。外
国人に接することなどなかった他の学生にしてみれば、どうやって話しかけたら良いのだろう
という戸惑いがあったのだと思います。
 ところが、ある日の夕食時、食堂の片隅でポツンと一人で食事をしていたその学生に、ある
女子学生がやかんから一杯のお茶を注ぎ、「お茶をどうぞ」と言って差し出してくれました。
それまで留学生の心にあったさみしさが、たった一杯のお茶のもてなし(hospitality)によっ
て、親しみ、やがて友情へと変わっていきました。
 研修を終え、自国で農業の指導者となったその学生は数年後に再来日し、田舎の小さな教会
で働いていた牧師夫妻を訪ね、再会を喜びました。結婚し牧師の妻となり、二人の男の子の母と
なっていた女子学生に、あの時のお礼がしたいと思っていたからです。彼は乳母車を買ってあげ
ました。また、3才の子を抱き上げ、「この子をオーストラリアに留学させる。費用もすべて
出して迎えたい。」と言っていたそうです。彼自身が体験した留学の素晴らしさを、この子にも
体験させたいと思っていたのでしょう。
 しばらく手紙のやり取りが続いたものの、しばらくして音信不通となりました。ある日届いた
報せで、彼が若くして病死したことを知りました。
 実はその3才の子は「私」です。話した覚えもないのに、何だか寂しい気持ちになりました。
 一杯のお茶のもてなしは、文化や環境の違いを超えて大きな友情を育んだのです。小さな1つ
の「もてなしの心」がどれだけ大きな実りになるのかということを紹介したくて、この話をさせ
ていただきました。


山田先生の優しい語り口と相まって、とても心に染み入る話でした。本校では先日六浦祭が終わ
り、今週末から1年生による施設訪問が始まります。どちらもhospitalityが求められるものです。
生徒にとって「もてなしの心」について考えるとてもよい機会になったと思います。


クリスマス礼拝 スタッフ募集中!



現在、今年度の中高クリスマス礼拝のスタッフを募集しています。
一人でも多くの参加を待っています!!


クリスマス礼拝
 中学:12月20日(土) 9:30〜
 高校:12月20日(土)13:15〜
 場所:本校礼拝堂
 
<募集のパート>
燭火(中・高、各2名) 礼拝の最初にろうそくに点火する係です。
ページェント(1〜3年生、20名) イエス・キリストの降誕劇です。
配役:マリア、ヨセフ、天使、占星術の学者、羊飼いなど
十字架行進(1年生17名) 礼拝の終盤に、長い棒の先についたライトを持って登場し、十字架を造り上げます
朗読(中・高、各2名) 礼拝の進行と聖書朗読の役割です。男女1名ずつ。
トーンチャイム(全学年15名) 美しい音色を奏でるトーンチャイムの演奏です。
初心者も歓迎。
聖歌隊(全学年、定員なし) クリスマス礼拝で歌うための募集です。
総務ヘルパー(全学年10名) クリスマス礼拝全般の準備、進行のお手伝いをする役割です。
大道具(3年生〜6年生10名) クリスマス礼拝で使う大道具の修理や制作の仕事です。

希望者は、11月10日(月)までに担任の先生または宗教主任まで申し出て下さい。
なお、11月12日(水)放課後に礼拝堂で役割分担を行いますので、スタッフ希望者は必ず参加して下さい。







昨年度の中高クリスマス礼拝の報告はこちら
クリスマス礼拝
クリスマス礼拝の裏側


宗教改革記念礼拝

10月23日(木)、中学生の朝の礼拝は「宗教改革記念礼拝」として執り行われました。
藤沢バプテスト教会の坂元幸子牧師をお迎えして、お話をいただきました。


この日の讃美歌は267番です。これはルターが作った「神はわがやぐら」と呼ばれる讃美
歌で、「宗教改革の戦いの讃美歌」として歌い継がれています。

聖書は「コリントの信徒への手紙 二」第五章17節です。
「だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは
過ぎ去り、新しいものが生じた。」


坂元先生は次のような中学生にもわかりやすいお話で、ルターの宗教改革の意味を説明し
てくださいました。

 16世紀、罪が軽減されるとして教会が販売していた証明証「贖宥状(しょくゆうじょう)」
を、「お金を払えば罪が許される制度」であり「堕落だ」として、マルティン・ルターが
批判したことがきっかけとなって宗教改革が行われました。ルターは、ラテン語で書かれ
た聖書は一般の人々にはわからないため、ドイツ語に訳しました。神の言葉を多くの人に
伝えるため訳されたドイツ語訳は、今でもドイツの人に親しまれるのと同時に、他の言語
に訳される際の手本とされています。「聖書はイエス・キリストを寝かせた藁の布団で
ある。」聖書を読むことはイエス・キリストと出会うことに他ならないことなのです。
 また、ルターは「パウロの手紙」を研究しました。パウロははじめサウロといい、キリ
スト教を迫害していました。ユダヤ教を信仰していたサウロは、聖書を律法として読み、
これをがんばって守らなければ神に愛されないと考えていました。キリスト教を迫害して
いたある日、突然天が光り、「サウロ、どうして私を迫害するのか」というイエスの声を
聞くのです。サウロはイエスに愛されていることを知り、キリスト教への迫害をやめ、
キリストの使徒になります。そして名前をパウロに改めるのです。
 頑張ってもうまくいかない、頑張るほど失望する。私達もそんなことがよくあります。
でも、イエス・キリストはありのままのあなたを愛し、罪をゆるしてくださいます。その
ためにご自身をお捨てになったのです。
 ルターは新しい教会(プロテスタント教会の始まりです)で、聖書の言葉を多くの人に開い
ていくのです。

キリスト教への信仰ということばかりでなく、私たちの生き方にも示唆を与えてくださる
お話だったと思います。坂元先生、ありがとうございました。


創立記念礼拝

  10月1日(水)に高校生、10月2日(木)に中学生に向け、創立記念礼拝が守られました。
黙祷から始まり、讃美歌66番をともに讃美し、聖書に耳を傾けました。
聖書箇所−新約聖書「ヨハネによる福音書」17章9節−10節
「彼らのためにお願いします。世のためではなく、わたしに与えてくださった人々のためにお願いします。
彼らはあなたのものだからです。わたしのものはすべてあなたのもの、あなたのものはわたしのものです。
わたしは彼らによって栄光を受けました。」


 礼拝講師には、関東学院大学の宗教主任である安井聖先生をお招きし、「神のものとされる喜び」と題し、説教をしていただきました。説教の中で、わたしたちが陥ってしまう、「誰でもなく自分自身自分を受け入れられないことの苦しみ」について話してくださり、自分自身をも受け入れられないようなわたしたちのために、神様が自分の命を捧げてでも知ってもらいたいことー神様がわたしたちを愛してくださるということーを熱く語っていただきました。 安井先生の熱いメッセージを通し、キリストの愛に基づいた教育を展開すべく、関東学院の創立に携わったすべての方々の思いを今一度思い起こすひと時となったことと思います。
以下の文は礼拝メッセージです。

「彼らはあなたのものだからです」(ヨハネによる福音書第179節)。これはわたしたちのために神さまに向かって祈られた、イエスさまの言葉です。つまりこう言っておられるのです。「関東学院六浦中高のみんなは、神さまのものです」。イエスさまはわたしたちの自由を奪おうとして、そう言っておられるのではありません。聖書の他の箇所には、次のような神さまの語りかけがあります。「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(イザヤ書第434節、新改訳)。誰でもいい、というわけではありません。神さまは言われます。あなたでなければならないんだ。あなたこそ、わたしにとって特別な存在なんだ。わたしの宝物なんだ。

 生きていると、自分に自信がなくなり、自分が嫌いになってしまうがあります。でも神さまはいつだって励ましておられます。「どんなことがあっても、あなたはわたしのものだ」。ここにこそ生きる勇気と希望の源があります。


  


秋季特別伝道礼拝

9月18日(木)、この日は1限に中学生、2限に高校生が礼拝堂に集い、「秋季特別伝道礼拝」
を行いました。

讃美歌は312番「いつくしみ深き」


聖書朗読は「ヨハネによる福音書」3章16節
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じるものが一人
も滅びないで、永遠の命を得るためである。」


講師は佐藤彰牧師です。佐藤牧師は福島第一聖書バプテスト教会の牧師をされています。
2011年3月11日の東日本大震災で、福島第一原発より5kmのところにあった教会は一時閉鎖
され、教会員や地域の人たちとともに流浪の旅に出たそうです。
今日の説教は「神さまはあなたを愛している」と題し、震災後の経験を元に神さまの愛を
語ってくださいました。そのときの様々な体験、心情を生々しくお話くださり、そこで
感じた神の存在、どん底の状態だからこそ神を信じる人々の思いを説いていただきました。
経験した方でなければ絶対にできない話で、息を呑むように聞いている生徒も多数いました。


お話の要旨は以下の通りです。

 震災の渦の中に突然投げ出され、右往左往する私たちは孤独でした。食べるものも着るもの
もなく、明日は見えませんでした。けれども、どなたかが私たちに寄り添っておられる感覚
がありました。「悲しみの人で病を知っていた」と聖書に記されているイエス様だったので
しょう。「泣く者とともに泣く」ためにこの世界に来られたお方です。
 故郷が消え、職場が倒産し、多くの人が亡くなるという信じがたい情景の中で、何だか
イエス様のお言葉が身近に感じられる不思議も体験しました。何も持っていなかったのに、
2カ月が過ぎ、3カ月が過ぎ、しかし私たちは生きていました。いのちは自分で養うのでなく、
空の鳥を養い、野のゆりを装おわれる神様に養われていることを感じました。
 3日間、何も食べていない教会の人もいました。副牧師は赤ちゃん連れでしたが、毛布も
ありませんでした。5日ぶりに小さな教会にお世話になり、温かいうどんを口にした時には、
皆泣いていました。段ボールに横になっているところから、布団を用意していただいて横に
なり感動しました。小さなことに心震え、今日生きていることを実感し、これほど感謝感激
したことがあったでしょうか。見えるものが崩れ去って、見えない世界が現れたようにも
感じました。この地上はいっときの旅路であり、天の都を目指す道のりであることに気がつき
ました。ですから、本日の聖書のことばは、イエス様が来られたのは永遠の命を与えるため
だったことを、書き記しています。


最後に頌栄512番と祝祷をささげ、盛大な拍手を持って礼拝は終了しました。


宗教主任の伊藤先生から、佐藤牧師が執筆した本が紹介されました。
『くびわをはずしたパピ〜パピの東日本大震災』という絵本、
『流浪の教会』『続 流浪の教会』『翼の教会』という3部作を寄贈していただきました。
いずれも、震災後の流浪の日々を描いた作品です。生徒たちにぜひ手にとってもらいたいです。


今日の佐藤牧師の話しに感銘を受け、一人でも多くの生徒が福島の人々の痛みを理解し、
寄り添う気持ちを持ってもらいたいと思います。


賛美礼拝 〜関西学院大学聖歌隊をお迎えして

9月2日(火)の中学礼拝は、兵庫県西宮市にある関西学院大学の聖歌隊のみなさんにお越し
いただいて賛美をしていただきました。
普段からチャペル奉仕や教会訪問などをして、音楽による奉仕活動をされているそうです。
今回は夏休みを利用した合宿のあと、様々な教会や施設をまわって奉仕されているそうです。


今回の曲目は以下の3曲です。
 「Ride On,King Jesus」
 「Little Innocent Lamb」
 「地に平和を」
最初の2曲はともに「黒人霊歌」と呼ばれるもので、アフリカから奴隷としてアメリカに
連れてこられた黒人から広まったものです。ゴスペルソングはこの黒人霊歌を基調として
います。いずれも黒人たちの自由への強い願望が込められています。
最後の曲はアメリカで大変よく知られた賛美歌で、平和を祈念する式典でも歌われます。
関西学院大学聖歌隊の卒業生の方が訳され、歌い継がれているそうです。


いずれの歌もたいへん美しい歌声でした。事前に「世界の讃美歌の美しさ、明るさを感じて
いただけると嬉しいです。」というメッセージをいただきました。まさに美しい歌の世界に
引き込まれました。
関東地方に住む生徒たちにとってはなじみのない大学ですが、大学でのこうした活動に興味
を引かれ憧れた生徒も多いのではないでしょうか。


2学期の授業が始まる朝、おそらく少し重い足取りで学校に来たことでしょう。でもこの歌
に癒され、ちょっとトゲトゲした気持ちも丸くなって授業に臨めたのではないでしょうか。
関西学院大学聖歌隊の皆様、ありがとうございました。



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