『校報』第110号(ブログ版・その2) 2学期の宗教行事報告

2学期の宗教行事報告

 

 

○創立記念礼拝

 

10月6日(中学)・同7日(高校)、朝の礼拝時に創立記念礼拝を守りました。本年度は黒畑校長より、本学院の歴史が語られました。


関東学院には三つの源流があり、その第一の源流が1884年10月6日、横浜山手に設立された「横浜バプテスト神学校」です。初代校長のアルバート・A・ベンネットは、宣教師として、また神学校の教授として献身的なはたらきをしました。そしてそのはたらきは、彼の墓碑銘に“He lived to serve”と刻まれているように、虚栄や党派心によるものではなく、奉仕者としてのものでした。このことは、東日本大震災と同規模の被害をもたらしたとされる明治の三陸大津波の際に、無名で多くの活動と金銭的な支援をしたことが、随分と時間を経てから知られるようになったことからもみてとれます。

 

私たちの校訓「人になれ 奉仕せよ」は、「イエス・キリストに倣う人として」生きることを奨励しているものですが、そのように生きることの難しさを、日々、痛感します。イエスは、当時の社会において弱い立場にあった人、迫害されていた人、病のうちにあった人に、無償の愛をもって寄り添いました。この校訓の下に集う私たち一人ひとりが、創立を覚える日に、あらためて自分の生き方を見つめなおすことができればと思います。

 

アルバート・A・ベンネット

 


○宗教改革記念礼拝

 

本年は10月20日(中学)・同21日(高校)朝の礼拝時に、関東学院大学宗教主事、石渡浩司牧師をお招きしました。


石渡先生は、宗教改革の意味を生徒たちにとてもわかりやすくお話し下さいました。共に礼拝を献げている教職員にとっても、よい学びの時が与えられました。

 


○収穫感謝礼拝

 

本年は11月16日(高校)に佐藤 栄一牧師、同17日(中学)に加山真路牧師(いずれも日本基督教団六角橋教会)をお招きし、朝の礼拝時に守りました。


礼拝に先立ち、同14日〜 17日の朝、宗教委員が事務所前において献品を受け付けました。本年は日持ちのよさと野菜高騰を考慮して、根菜類をお願いしました。少しの値上がりでも、炊き出し等には打撃となります。保護者の皆様の献品のご協力に、心より感謝申し上げます。

 


(宗教部長 手塚 裕貴)


『校報』第110号(ブログ版・その1) クリスマスメッセージ『神が共におられる人生』

クリスマスメッセージ 『神が共におられる人生』

 

「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。(マタイによる福音書1章23節)

 

                          宗教主任 伊藤 多香子

 

「神さまは本当にいるのでしょうか?」と生徒から質問を受けることがあります。目に見えないお方を信じることの不思議を感じての質問であることもありますが、自分の身に起こったことや、社会の出来事を通して、「とても神さまがいるとは思えない悲しく不安な気持ちになっている」場合もあります。いずれにしても「神さま」をどのようなお方としてとらえているのかということが表わされる質問です。


世界ではじめのクリスマスを迎えた人々にも、「神さまは本当にいるのだろうか?」と、信仰に疑いが生じるような出来事が起こっていました。イエス・キリストの父となったヨセフが、自分の愛する婚約者に裏切られたと思い悩んでいたのです。順調に進んでいた自分の人生が、突然、思いもよらない方向に進み、止めることもできずに暗い闇の中に沈んでいくようでした。祝福されて喜びのうちに笑顔でいる自分の姿を思い浮かべていたのに、今は神から見放されたと思えるみじめな姿しかないのです。ところがヨセフのもとを訪れた天使は、「『見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』この名は、『神は我々と共におられる』という意味である。」と告げました。つまり、婚約者が身ごもっている赤ちゃんは、神が共におられることを人々に伝える救い主であって、婚約者は裏切ったのではなく神に選ばれてその使命を果たそうとしている、ということが告げられたのです。「神が共におられる?」 自分の人生は神から見放されたようにしか思えませんでした。それほど苦しい状況でした。しかしよく考えてみると今ほど神の助けを必要としていることもありませんでした。「もしかしたら…」婚約者も同じ思いではないのだろうか。ヨセフは、神が共におられる人生とは、問題が全くない人生でないことを知るのです。

「生きる」ということは、問題を生み出すことの連続と言ってもいいでしょう。どうにもこうにも進むことができないときに、一人ですべてを抱え込むのではなく、神が共に歩んでくださることを信じ、神から最も近いところにいる生き方こそが「神が共におられる人生」です。だから私たちは、救い主の誕生をお祝いするのです。苦しみと悩み、不安の中で誕生した救い主は絶望を希望に変える力を持っているからです。


11月27日からアドベントを迎えました。キリスト教学校では、この期間にクリスマスツリー点灯式を行うところもあります。本校ではこの日に近いところで校内の飾りつけを始め、朝の礼拝でアドベント礼拝をささげました。アドベントとは、降誕日を迎える準備をする期間のことで、日本語では待降節といいます。11月30日に一番近い日曜日から12月24日のクリスマスイブまでで、日曜日が4日ある期間です。今年は11月27日ですが、始まりの日はその年によって変わります。またクリスマスイブには、多くの教会でイブ礼拝(燭火礼拝とかキャンドルサービスと呼ぶところもあります)が行われています。12月25日は、クリスマス(Christmas)です。キリスト(Christ)の誕生を感謝して礼拝(mas)する日、という意味です。多くの教会では12月25日が日曜日の場合はこの日に、クリスマス礼拝を行います。しかし12月25日が平日の場合は、12月25日を迎える週の最初の日曜日にクリスマス礼拝を行います。日本では12月25日をサンタクロースが来る日と考えている方も多く、クリスマスに礼拝をすることに関心をもたれないことが多いようですが、クリスマスには、ぜひご家族で近隣の教会の礼拝に出席することをお勧めします。


クリスマスおめでとうございます。


校報ブログ版その12〜六穂会報告〜

去る五月十四日(土)、本校礼拝堂にて二〇一六年度の六穂会総会が行われ、二〇一五年度事業報告及び決算案、二〇一六年度役員人事案、事業計画及び予算案が賛成多数により可決されました。
今年度の役員も、昨年度に引き続き九人体制でスタートしております。
六穂会会則にありますように「学校との連絡、協力を緊密にして教育の真の効果を挙げることを目的とする。」を心において活動していきたいと思っています。
この一年間、会員の皆様が、学校とのかかわりの中で有意義な活動ができる事を願っております。
皆様、ご協力よろしくお願いいたします。


写真 2016.5.14 懇親会の様子(4号館生徒ラウンジにて)

六穂会の活動について
今年度の六穂会の行事は、六浦祭の参加を中心に、一日研修会など、例年通り行うことになりました。
六浦祭では委員さんによる「学年ブース」の他、好評をいただいておりますお父様による「アジアンブース」も開催する予定です。
皆様お忙しいと思いますが、協力し合って活動できればと思っております。
六穂会活動を通じ、充実した一年を過ごしていただけたら幸いです。
以下の企画を開催する予定です。ご興味を持たれましたら、ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。多くの皆様のご参加を役員一同お待ちしております。

花ふきん
「花ふきん」は毎年会員の皆様にご協力いただき製作する、本校の伝統行事の一つです。今年度は五月二十八日(土)と六月十一日(土)の二日間で、委員さん、会員の皆様とともに製作いたしました。
経験のある高学年委員さんや、裁縫の得意な方々の手ほどきで、さらしの裁断、ふきんの形を整えるアイロンがけ、下絵の写しを丁寧にてきぱきと行い下地作りをしました。カラフルな糸を、一つ一つ刺していく作業を通して、刺し終えた時の嬉しさ、達成感、充実感、皆様と伝統を受け継いだ喜びを感じました。
仕上がった花ふきんは、六浦祭の手作り品コーナーで販売し、毎年好評いただいております。心のこもった花ふきん製作、ご協力ありがとうございました。

手作り品
毎年恒例の六浦祭で販売する手作り品です。
今年も手仕事がお好きな方・興味のある方で、お手伝いいただける方を募集します。リーダーを中心に数点の作品を製作します。
学年を越えた交流の場として、また、学校を知る良い機会にもなります。
心温まる手作り品で、六浦祭に彩りを添えていただけますよう、皆様のご参加お待ちしております。

聖書・讃美歌カバー
例年新入生説明会時に販売しておりますが、ご要望に応えて今年からは六浦祭でも販売いたします。
皆様に喜んでいただけるように、様々な色・柄をご用意するつもりです。ぜひご参加いただきたく思います。

六浦祭
今年は十月二十八日(金)、十月二十九日(土)に開催される予定です。
六穂会では、毎年恒例の「焼きそば」「おでん」「喫茶」「福幸支援」「献品」「制服リサイクル・手作り品・食料品」の学年別ブースと、お父様方による「アジアンブース」を出店する予定です。
どのブースもご好評いただいており、今年も六浦祭を盛り上げる力添えができればと考えております。お父様のブースでは保護者のお父様の参加を募集します。父親同士の交流を深める良い機会になると思いますので。多くの方々のご参加をお待ちしております。
なお、六浦祭の収益は「学校設備整備資金」に収納され、子ども達に還元されます。皆様ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

一日研修会
会員相互の親睦を図ると共に、教養と見聞を広める目的で行われる一日研修会ですが、今年も、皆様により充実した内容をご提供できるよう、ただいま企画検討中です。
詳細が決まり次第ご案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。皆様のご参加をお待ちしています。

茶話会
今年度の卒業式は二〇一七年三月一日(水)に予定されております。
六穂会では毎年高校卒業式後、卒業生が教室にて先生方と別れを惜しんでいる間、卒業生の保護者の方々にも、感慨深いひとときを過ごしていただけるよう、お茶とお菓子を用意した席を設けております。
皆様お誘い合わせの上、思い出と共に、ぜひ足をお運びくださいますよう、お待ちしております。


写真 2016.3.1 卒業式後の茶話会にて

会則改正検討委員会
昨年度からの「会則改正検討委員会」の検討案を受け、今年度は会則の具体的な変更を検討してまいります。
今後は臨時総会などの手順を踏み、皆様にご審議いただきたいと思います。当会へのご理解ご協力をお願いいたします。

その他
「聖書の集い」「読書会」は前年同様、今年度も実施致しますので、皆様のご参加をお待ちしております。
学年懇談会などでお願いしております「育英募金」は全額「育英資金」に収納し奨学金として役立てております。今年度も皆様のご協力をお願い致します。

編集 役員一同


校報ブログ版その11〜図書館の窓から〜

 能動的な学習やグループ学習などの協働的な学習であるアクティブ・ラーニング。それを取り入れた授業は現在本校でも増えてきていますが、図書館はその一端を担っているように思います。昨年度も図書館で英語・国語・理科・数学・総合学習など様々な教科でアクティブ・ラーニングを実施しました。主体的に学ぶことは今後社会で生きていくうえでも重要な力となるはずです。
 さて、昨年度は教職員の推薦図書目録『アタマのおしゃれ ココロのごちそう』第6集を発行することができました。日頃教わっている先生方が薦めている本を手にとってみるのは意義あることです。普段自分が読んでいる本とはまったく違う分野の本もあるでしょう。本との新たな出会いのきっかけとなることを願っています。
 今年もポイントカードの本格実施をはじめ、図書委員会の活動や授業での活用など、図書館は学校の情報センターとして今年も多くの生徒が利用できる環境をととのえていきます。
(図書館長 原 夏絵)

新入生へ図書館ガイダンス
 四月八日(金)、一年生を対象に一クラス四十五分間の図書館ガイダンスを実施しました。昨年度までは、一クラス二十五分間でしたが、時間を拡大することによって、図書館で受けることのできるサービスや本の配置などを知ってもらうことができました。ガイダンスは、次のプログラムに沿って行われました。
 ・図書館員の紹介
 ・本の借り方・返し方
 ・図書館でのルール・マナー
 ・図書館で受けることのできるサービス
 ・本の分類や配置(ゲームを通して)
 ・ポイントカード配付
 ・教職員の推薦図書目録の配付

 図書館のサービスを知る時間には、在校生によくある悩みや疑問を解決する形をとりました。例えば「探している本が館内のどこにあるかわからない」という悩みに対して、「自分で検索ができるパソコンがある」という答えをワークシートに記入します。答えのヒントは館内掲示から見つけ出します。掲示はワークシートと全く同じ表現では書かれていないため、生徒はよく読んで理解しないと答えられないようになっています。これは、本校図書館が、生徒の思考力・判断力・表現力を養うことを方針の一つとしているためです。
 本の分類や配置を知る時間では、2人1組で本探しをしました。一方の生徒は、館内にある本が載っているブックカタログから興味のある一冊を選びます。その請求記号のみを「本探しカード」に記入して、ペアの生徒に渡します。カードをもらった生徒は、請求記号を頼りに本を探しに行きます。本の配置と請求記号については、探しに行く前に司書教諭から説明をしています。本を持ってきたところで、本が合っているかを確認し、「ちがう」と言われたらまた探しにいきます。展示コーナーや別置コーナーにある本を探す生徒は大変そうでした。本を探し終わると、少しの間、カタログや持ってきた本を見ることができます。それらを見ながら仲間とお話している生徒の顔が、生き生きとしていたことが印象に残っています。最後は2人で本を元の場所へ戻しに行きます。



 ポイントカードがいよいよ本格実施となりました。お試し期間のデザインからガラリと変わった新しいカードです。景品も2つ追加されました。一年生は、どの学年よりも早くポイントカードを手にしたことになります。早くも景品に欲しいものを見つけた一年生は、本を借りるときに必要な「身分証明書」が発行されるまで、もどかしい気持ちを抑えられなかったことでしょう。他学年にポイントカードが配られる頃、やっと一年生に身分証が渡りました。ポイントカードが使用可能になってから1ヶ月と少し経ちましたが、欲しい景品はもらえたでしょうか。5月末までの一年生の貸出冊数は327冊です。学校内で一番多く借りております。このまま夏に向けて読書計画をたてながら読書を進めてもらいたいと思います。
 昨年度までは、図書館員の紹介と本の借り方・返し方、そして館内マナーやルールのみを扱ってきました。今年度、それに加えて図書館のサービスや本の配置の情報を提供できたことは、非常に大きなものだったと確信しております。一年生のガイダンス後の利用のしかたが例年とは異なり、個人の利用目的に合わせて自発的に利活用しているからです。
 探している本の場所をすぐに図書館員に聞くのではなく、真っ先に検索用パソコンへ向かって調べ始める姿を多く見ます。パソコンの存在と館内の配置を知っているからこその利用法です。また、リクエスト申込やコピーの利用も何件かあり、図書館のサービスを存分に受けているようです。
 ガイダンスで使用したブックカタログは全十七種類あり、ここに掲載されている本が一年生の間で多く貸し出されています。司書のお薦めの本を載せた為、大変嬉しく思っています。
(司書教諭 九渡 愛美)


校報ブログ版その10〜総合学習 地球市民講座〜

 地球市民講座は、今年度で2年目を迎えました。地球市民講座の目的である
\こΔ北椶鮓けること
∪こΔ乃きていることを自分に関係することとして考えること
を一層意識して取り組んでいるところです。次のような内容で実施しています。

2年生
テーマ:世界の国について知る
主 旨:講演や調べ学習を通して、世界の国々について知り、日本ではない国の生活や文化を考える。
    地球市民の一員であることを認識する。
内 容:関心のある世界の国について深く調べ、まとめる。
表 現:活動班で1つの壁新聞を作成

3年生
テーマ:宗教について理解を深める
主 旨:講演や調べ学習を通して、世界の宗教についての知識や自分の疑問を深める。
内 容:宗教について疑問に思う事柄を調べ、理解を深める。
表 現:ミニ論文を作成(個人)

これらに基づいて、4月から次のことに取り組んできました。

2年生
 グローバル化した世界の状況を学ぶところから始まりました。初回の、黒畑校長の講演を聞いて、ボーダレス化した社会に対応する力(=生きる力)を身につけなければならないことを自覚したことでしょう。その後、本講座の意義を石川教頭、「地球市民であることとはどういうことか」を加藤学年主任よりお話しました。2年生にとって初めての講座のため、目的や意識をしっかり持って受講することが必要です。日本の内外で、様々なことが起こっていることを知った上で、世界から見た日本や自分自身を考えてもらいたいです。
 今年度は、まず世界の国々を知ることからはじめます。前期は班で国を調べて、国新聞を完成させます。そのため、司書教諭の九渡から調べ方やまとめ方、講師の方の講演から世界の国々の特色について学ぶ時間が設けられました。新聞作成への準備と、国を理解していく準備が同時進行でなされます。実際に新聞作成に取りかかったり、世界の国の全体像をつかんだりしたのは、5月20日と27日の回でした。1〜3組(前半組)と4〜6組(後半組)に分かれ、2回にわたって貿易ゲームと国しらべをしました。

〔貿易ゲーム〕

 「NPO法人 未来をつかむスタディーズ」の方の企画・運営のもと、多目的ホールで実施しました。18の班に分かれ、班を一つの国と見立てます。全18カ国を、先進国(3カ国)・新興国(2カ国)・資源国(2カ国)・発展途
上国(8カ国)・最貧国(3カ国)に分け、一つずつ封筒を渡します。封筒の中には、「製品」を作るための紙や定規、はさみ等が入っています。しかし、貧しい国になるにしたがって中身が少なくなっていきます。紙のみとい
う国もあります。国を豊かにするためには、どうしても正確な大きさの製品(三角や丸の形の紙)を生産して、マーケットでお金に換える必要があります。「商談」と「国づくり」の時間を交互にとりながら、生徒同士で物や
お金のやりとりをして製品を生産し、得たお金で住居や食糧、医療などのカードを貯めていきました。非常に活発なやりとりがされていて、楽しんで学ぶことができました。ゲーム後の感想からは、「貧しい国の気持ちや世
界の状況がわかった」、「国同士が協力することが大事だと思った」など、世界の貿易・経済を疑似体験できた様子が伺えます。

〔国しらべ・ネットや新聞作成ガイダンス〕
 貿易ゲームの裏では、教室で国決めをしました。決めた後は、国に関するキーワードをiPad で調べ、付箋に書き、班で一つの用紙に貼っていきます。国を浅く広く知るための作業です。作業の間に、情報科の教員からiPad の使い方・ネットでの調べ方、司書教諭から新聞や記事の書き方の説明の時間がありました。このあとは、国を深く調べ、記事づくりをしていきます。

3年生
 3年生は、学年を2つに分け、一方が前期に、もう一方が後期に地球市民講座を受講します。初回は石川教頭から3年次の本講座の意義、伊藤宗教主任から宗教を学ぶ意義をお話しました。その後、司書教諭の論文ガイダンスでは、最終的に作成するミニ論文が、今まで経験してきた作文やレポートとは異なること等を説明しました。論文の問いを決めるにあたり、宗教の知識を習得しなければなりませんので、宗教について2回の講演がありました。1回目は、伊藤宗教主任より「宗教全般」について、2回目は中世エジプト史の研究者でイスラム教に詳しい関東学院大学非常勤講師の方から「イスラム教」についてお話をいただきました。本校に通う生徒たちにとって、キリスト教以外の宗教に触れることは「宗教」を客観的に見ることにもつながります。他宗教を理解しなければ、世界の人々とよりよく関わることができないことを学びました。この講演で感じたことを含め、今後いよいよ論文の問いづくりに入っていきます。


 本校では、生徒の主体的な学びを引き出す授業が展開されています。なかでもその特色が強いものが地球市民講座です。外部講師による体験型授業や調べ学習、新聞や論文作成による表現力育成など、多くの場面で生徒自身が自分の学びを築き上げていきます。学んでいく過程で身に付いた力が、確かなものとなることを願っています。
(司書教諭 九渡 愛美)


校報ブログ版その9〜グローバル教育Part2〜

ターム留学報告
 2015年度3学期、5名の生徒がターム留学に参加しました。4年生1名がオーストラリアのメルボルンの私立校に、また中学生3名が同じくオーストラリアのクイーンズランドの州立校に、そして3年生の生徒1名がマレーシアのインターナショナル・スクールに留学しました。
 今回は、初めて行われた中学生向けのオーストラリア・ターム留学に参加した生徒の感想文を掲載します。彼女が約2ヵ月半に及ぶ海外留学体験を通して何を学んだのか知って頂ければ幸いです。


オーストラリア・ターム留学(クイーンズランド州立校)に参加して
 私の留学は期待と不安で始まりました。私が約3ヶ月間滞在したのは、オーストラリア、クイーンズランド州のブリスベンです。



 お世話になったホストファミリーは4人家族で、何度か留学生を受け入れている経験がある家庭だったので、私自身留学中は何不自由なく過せました。休日は、ホストファミリーと一緒に卓球をしたり、時には海に連れて行ってもらったりしました。毎週日曜日の朝には近くの教会にも行きました。また私が宿題で分からないところがあると、教えてくれました。ホストファミリーには、私を本当の家族の一員のように受け入れてもらい感謝しています。私が留学中に通った学校は、Kedron StateHigh School で、ここの9年生(日本の中学3年生)のクラスに在籍しました。
 現地の授業では、プロジェクターを使ったり、生徒一人ひとりが個人のノートパソコンを持参して、メールで課題提出をしたりするなど、日本ではまだ考えられないシステムが既に導入されており、最初はとても驚きました。授業は、数学などの必修科目に加え、選択科目を2つ選ばなければなりませんでした。選択科目には、インターネットシステムや、言語、音楽などがあります。私は美術と言語の中から、オーストラリアの手話(Asland)の科目を選択しました。日本語の授業もありましたが、手話を教えている学校は、ここKedron State High School しか無いと知ったので、すぐに手話を選択することに決めました。
 手話のクラスには、私を入れて11人の生徒だけの少人数クラスで、留学生は私しかいませんでした。初めは授業の内容もさっぱり分からず、みんなについていけるか心配でしかたありませんでしたが、約2ヶ月間授業を受けて、手話でABCや自己紹介を出来るようになりました。クラスメートとも授業を通じて親しくなり、最後の授業の日には、皆でお菓子を持ち寄ってお別れパーティーを開いてくれました。
 学校生活で一番記憶に残っているのは、帰国する前に、私の友達がたくさんの手紙やプレゼントをくれたことです。現地でできた友達の国籍はとても多様で、タイ・インド・インドネシア・シンガポール・イラン・フィリピン・アフリカ・中国など国際色が豊かでした。色々な国の友達に恵まれたことは私にとって、とても良い経験となりました。
 留学を通じて、様々な国の友達ができ、また毎日英語で話す生活を通じて、英語での日常会話はだいぶスムーズに出来るようになったと、自分でも成長を実感しています。振り返ってみると、期待と不安で始まったターム留学でしたが、今は次の留学に向けた良いステップになったと思えるとても貴重な留学であったと思います。
(3年女子)

 本校では現在3種類のターム留学が展開されています。。粥Γ鞠生を対象としたオーストラリア・メルボルン私立校のターム留学、■嫁生から5年生までを対象としたオーストラリア・クイーンズランド州立校のターム留学、そして3年生から5年生を対象としたマレーシアターム留学です。どのターム留学も多文化共生の環境を十分に味わうことができ、語学としての英語を学ぶ以上に、異文化コミュニケーションを学ぶ貴重な経験ができます。海外で自立して生活することが求められるため、参加するには英検準2級相当以上の英語力が求められます。ぜひターム留学に興味のある生徒は、日頃からの英語学習を頑張って下さい。


国際センター開設

 今年4月より国際センターが開設されました。この国際センターでは主に留学や海外進学に関する資料を閲覧することができ、またそれらの相談をすることができます。本校で実施される海外研修の相談はもちろん、その他の長期留学や海外進学に関する相談も可能です。既に1学期の間に、長期留学や海外進学の相談に生徒達が来室しています。少しでも海外留学に興味のある生徒は、立ち寄るだけでも構いませんので、ぜひ国際センターに気軽に足を運んでください。


校報ブログ版その8〜グローバル教育Part1〜

Global English Teachers
〜グローバル・イングリッシュ・ティーチャー〜

 本校では、昨年度より英語の授業が大きく変わりました。特に中学校では、外国人の先生(グローバル・イングリッシュ・ティーチャー)と日本人の先生によるチーム・ティーチングで授業を実施しており、生徒は低学年から、生きた英語に触れる機会がたくさんあります。

 今年度も、新しい先生が加わり、現在本校には8名のグローバル・イングリッシュ・ティーチャーが在籍しています。国籍も様々で、アメリカ国籍が2名、続いてカナダ2名、イギリス1名、アイルランド1名、ジャマイカ1名、スペイン1名という内訳です。英語圏の先生だけではなく、小学校から英語を外国語として学ぶスペインやジャマイカ出身の先生たちの英語を聞くことで、生徒は国際語としての英語を肌で感じることができます。
 ぜひ生徒の皆さんには、授業で出会う先生だけではなく、廊下ですれ違った初めて見かけるグローバル・イングリッシュ・ティーチャーとも積極的に話をする機会をもち、英語でのコミュニケーションを楽しんでもらいたいと思います。

オーエン先生の自己紹介
 皆さん、初めまして。私の名前はオーエンです。アイルランドから来ました。今年から新たに関東学院六浦で教えることになりました。まだ皆さんは私のことをよく知らないと思うので、この場をお借りして、少しだけ私
のことをお話したいと思います。


 私はアイルランドの小さな田舎町で育ちました。こぢんまりとした町で、他所から来る訪問者も少ない町でした。私は幼い頃からもっと広い世界というものに憧れを抱いていました。このため、この頃から年上の親戚のヨーロッパやアメリカの旅行の話を聞くことが大好きでした。学生時代一番好きだった科目はフランス語でした。また高校最後の年に入る前の長期休暇中には、スペインのバルセロナにショートステイして、スペイン語を学習しました。このスペインでの体験が、後の私の留学に対する前向きな気持ちを後押しし、大学の最後の年に日本で更なる勉強をす
る決心を与えました。私は1年間の日本への交換留学も含めた4年間の大学生活を非常に幸せに過すことができました。というのも、数多くの国際色豊かな友人に恵まれたからです。
 そして、大学を卒業後、私はこれまで養った国際感覚を活かして、英会話講師としてアイルランドのダブリンで働き始めました。ここで初めて日本人の学生に英語を1対1で教える経験をしました。ここでの経験を通じて私は英語を教える基本的なスキルを身につけると同時に、日本で再び学びたいという思いが再燃しました。嬉しいことに、アイルランドには日本へのワーキングホリデー制度があったため、こちらに参加し、1年間日本で働く経験ができました。またそこでは、様々な出会いがあり、非常に充実した生活を送ることができました。
 しかし、ワーキングホリデーにも1年という限りがあるので、私は再びアイルランドに帰国すると、より専門的な英語教師の資格を取ることを決意し、資格の勉強を開始しました。資格を得てからは、日本を拠点にこれまで英語教員として働いてきました。そのため、日本の教育背景における英語教育事情についてはかなり詳しくなったと思います。これから関東学院六浦で働くにあたって、自分の個人的な経験、また専門的な経験を、共に働く英語科の教員や生徒と共有したいと思います。
 ここ関東学院六浦で、グローバル教育を担う一員として働けることをとても嬉しく感じております。関東学院六浦生は、単に学校で英語を学ぶだけではなく、国際色豊かな環境の中、リアルなコミュニケーションを通じて、経験を積むことができます。英語教師として私が生徒に教えたいことは、もちろん教科としての英語はありますが、それ以上に私の生徒には世界を知る経験を、英語を通じてしてもらいたいと強く願います。きっと、全ての生徒が留学を望むわけではないでしょう。また全ての生徒が外国語に興味があるわけではないでしょう。しかし、異文化への興味・関心、海外への憧れや外国語学習が、今後ますます加速化するグローバル社会で生きる皆さんの将来で、大きく役立つことは間違いありません。私はその手助けを、私の生徒にしていきたいと心から願います。


イングリッシュ・ラウンジの活用
 一昨年より開設したイングリッシュ・ラウンジでは、今年5月より1・2年生を対象としたランチ・ミーティングを始めました。これは1・2年の各クラスから1名ずつ生徒が3日間つづけてイングリッシュ・ラウンジで昼食を取るというプログラムです。生徒たちは昼食を取りながら、グローバル・イングリッシュ・ティーチャーと一緒に英会話を楽しむことができます。
 ランチ・ミーティングでは、1・2年生が縦割りで一緒に学習することができ、お互いの刺激にもなっています。英語を習い始めの1年生を、2年生がサポートしてあげたり、また英語が得意な1年生の姿を見て、自分も勉強しなければ、と意気込む2年生の姿を見ることができます。

 昼休み以外にもイングリッシュ・ラウンジは、オリーブ・ジュニア(放課後英会話教室)やその他の英会話活動に使用されています。ぜひ、生徒の皆さんは機会を見つけてイングリッシュ・ラウンジに足を運び、たくさん英語で会話をしてください。


校報ブログ版その7〜春季特別伝道礼拝(花の日礼拝)・1年生施設訪問〜

 六月一六日(木)、春季特別伝道礼拝(花の日礼拝)および一年生施設訪問が実施されました。本年の礼拝は、NPO(特定非営利活動)法人「きぼうのいえ」理事長・施設長の山本雅基氏を講師としてお招きしました。



 「きぼうのいえ」は、東京の山谷地区のホスピスです。かつての山谷は、通称“ドヤ街”とよばれ、戦後復興期の大規模な地下鉄建設や道路建設に従事する日雇い労働者が宿泊する簡易ヤドが立ち並ぶ地域として知られていました。時代が進み、大型の公共事業の減少とともに日雇い労働者は失業者化し、その街の姿はホームレスの集う貧困の街となりました。時間の経過と共に、その地域で暮らす方々の高齢化が進み、いまは身寄りのない一人暮
らしの高齢者の貧困と孤独死が問題化しています。その地域で「ひとりでは死なせない」という信念で、多くの高齢者のみまもりとみおくりをされているのが山本氏です。そのような社会問題の存在すら知らない生徒たちにとっては、これまで二六〇人以上の方々を看取ってこられた方のメッセージは重たく、衝撃的であったかもしれません。
 現在の山谷に若者の姿は多くありません。しかしこれは、若者層に貧困がないのではなく、就業のままならない貧困な若者は存在していても、身を寄せる場所が繁華街に移り、表面化しにくくなっているに過ぎません。少し前に話題になった「ネットカフェ難民」は、この問題です。
 いまはまだ、年齢の離れた方々の問題と聞こえたかもしれませんが、若年層の貧困が放置されれば、将来的に決して他人事ではありません。「共生」が実現されるには、自分とは一見かかわりのない、また遠くに見える社会問題に対しても、自分のこととして向き合える姿勢が求められます。今回のメッセージを通して、少しでもこのことに気づいてくれることを願います。

 礼拝後、一年生は施設訪問へでかけました。本年度は高齢者福祉施設の「上郷苑」「ハマノ愛生園」「富岡はまかぜ」「わかたけ富岡」「シャローム」「衣笠ホーム」「六浦地域ケアプラザ」「能見台地域ケアプラザ」「富岡地域ケアプラザ」のみなさまにご協力をいただきました。



みなさんから寄せられた花々やタオル・石けんを、生徒たちがお届けし、短い時間ではありますが、施設の方々との交流の機会を与えていただきました。一年生の振り返りワーク
シートの記述には「お年寄りがとても喜んでくれていて、その姿を見てとてもうれしくなった」という記述が多く見られました。とてもシンプルな感想ですが、喜びを共有できるこの思いは、「共生」への第一歩といえます。生徒一人ひとりが大切なことに気づいてくれたことをうれしく思います。
 末筆になりますが、ご多忙な中、本校生徒を受け入れて下さった各施設の皆様方、また、お花や献品をご用意いただきました保護者の皆様に、心より御礼申し上げます。
(宗教部長 手塚 裕貴)


校報ブログ版その6〜4年生校外研修(ディズニーアカデミー)〜

 宿泊行事のない四年生は、五月の旅行週間も授業です。一・二年生が楽しそうに出発するのを横目に、連休明けに静かな学校で授業するのはなかなか苦痛です。そんな生徒の気持ちを汲んでかは定かではありませんが、六年前から「四年生 校外研修 ディズニーアカデミー」が始まりました。金曜日にこれがあるから、木曜までの授業を乗り切れたのではないでしょうか。
 五月十三日(金)、そんな生徒たちの思いに応えるように、汗ばむほどの晴天に恵まれました。この日は現地集合でしたが、電車のダイヤに乱れが出て、少し遅れて来る生徒もいました。しかし、普段の遅刻のときには見せない執
念で、振替輸送の電車に乗ってきた生徒もいました。予定より五分ほど遅れてほぼすべての生徒がサンルートプラザ東京のホールに集合できました。
 午前中はこのホテルでキャスト(従業員)の方から講義をしていただきました。女性二名のキャストによるレクチャーは、そこがもうディズニーランドではないかと思わせるような楽しい雰囲気で行われました。
 そのディズニーランドでは、建物のデザインだけでなくその見せ方にも大きく感じさせる工夫があったり、エントランスでティンカーベルが魔法の粉をかける音が流れたりと、入口から夢の世界に引き込むために、様々な仕掛けが施されています。ウォルト・ディズニーがミッキーを生み出し、自分で声を担当しながらアニメーションを進化させ、その夢の世界をテーマパークとして現実のものとしたのは、ハピネスを多くの人に届けるという理念を抱いていたためです。でも何よりも大切なものは、そこで働く2万人ものキャストのたくさんの仕事です。アトラクションを案内・整備する人、料理を提供するシェフ、賞品の陳列をする人、レジ、清掃など、どれも欠かせない仕事ばかりです。私たちが目にしていないところでも、そのはたらきが夢を与えているのです。キャストは常に相手の立場に立ち、自分から行動しています。その行動の規準として「SCSE」というものを大切にしています。「安全」「礼儀正しさ」「ショー」「効率」という四つの鍵の頭文字をとったこの言葉は、すべてのキャストに浸透しているそう
です。キャストの方は自らの失敗例を元に、「オシャレ」と「身だしなみ」の違いを説明し、この行動の規準についてわかりやすく説明してくれました。
 講座の終盤ではこの「SCSE」に基づくゲストとのコミュニケーションを体感するワークショップが行われました。コミュニケーションのポイントとして「あいさつ」「スマイル」「言葉づかい」「アイコンタクト」が挙げられ、キャストの方が実際にランドの中での対応の悪い例を演じてくださいました。生徒達は自分だったらどのように行動するかを書き出しました。選ばれた生徒が書きだした内容をみんなの前で実践してみました。照れもあって、うまくいかないところもありましたが、大切なポイントはおさえられていました。わずかな時間の講義でしたが、その間にディズニーのホスピタリティを感じ取ることができたようです。
 午後はお楽しみのディズニーランド内での研修です。自分自身が楽しむことも大切ですが、そこは研修なので、ランド内でのミッションが用意されています。事前に決めた班ごとに行動し、キャストの方々の行動を観察することに
加え、1人のキャストの方にインタビューをして、一緒に写真を撮っていただく、というものです。さすがはディズニーのキャスト、忙しい中でも生徒達の求めに快く応じてくださっていました。また、ゲストに対するホスピタリティを感じさせる場面をいくつも見ていたようで、帰りに興奮気味に話しをしてくれる生徒もいました。もちろん、様々なアトラクションを楽しみ、たくさんの買い物をして、パレードを見たり、キャラクターと写真をとったりと、わずか5時間でしたが、夢の世界を十分に満喫したようです。集合場所のバス駐車場にはほぼ誰も遅れず、満面の笑顔で集まってきました。帰りはバスの中で今日の思い出を語り合ったり、本当に夢の世界に行ってしまったりと、思い思いに過ごして、横浜駅で解散しました。
 翌週のLHRでは、今回の取り組みを六浦祭で報告するためのレポートを班ごとにまとめました。その時もまだ夢の余韻に浸っている感じもありましたが、仕事に取り組む真摯な姿勢を学んだことが感じられるレポートも多く見ら
れました。今回の研修を通して、仕事が単なる生活の手段ではなく、生き甲斐を感じながら働いていることを実感したと思います。今後、自分の進路を真剣に考えていくきっかけになると期待しています。


(4学年主任 大藤 行央)

 生徒の振り返りシートに記載された文章を以下に掲載します。

 私は研修前まではキャストは楽で楽しそうな仕事で誰でも働けるんじゃないかと思っていましたが、そうではない事が今回研修を受けて分かりました。仕事は何の仕事でも、楽しいかも知れないが楽ではないと思わされました。 (3組女子)

 今回、研修を受けて改めて感じたのは、「ディズニーリゾート」という唯一無二の世界観を構築している理念の凄さです。「夢の国」をお客さんに心から楽しんでもらえるように深く考えられた理念は、ディズニーリゾートを「青空を背景とした巨大なステージ」とする考え方や、ゲスト・キャストという呼び名に現れています。
(略)
ディズニーリゾートのキャストの「たくさんのハピネスを感じてもらいたい」という思いからの行動は、自分の今の生活の中で応用できることが沢山あります。一見当たり前の事のように思えても、日常生活で忘れてしまいがちな大切なことを、今回学んだ気がします。 (4組男子)

It's a small world!  で、キャストの方が車いすの方に対応している時に、しゃがんで目線を合わせて、笑顔で乗り物の説明や注意をしていたところに感心しました。説明の内容もその人に合わせた説明をしていて、常に「おもてなし」をすること、ゲストを第一に考えている事を実感しました。 (5組女子)


校報ブログ版その5〜3年生奈良・京都研修旅行〜

 長年本校で取り組まれてきた三年生研修旅行が、本年で最後の年を迎えました。生徒たちは、四月からの限られた時間の中、事前研修を通して、「現在の日本文化に大きな影響をあたえた奈良・京都の歴史・文化遺産に触れ、自分が生きる社会の歴史と文化への理解を深め、同時により広い世界へ視野を広げる」という研修旅行の趣旨を再確認し、旅行の準備を進めてきました。
 研修旅行当日、奈良、明日香地方はあいにくの雨でした。そんな中、私たちは、石舞台古墳で日本の古代巨石信仰の記憶に触れ、飛鳥寺では仏教伝来の歴史に込められた人々の願いに思いを馳せ、雨に霞む甘樫の丘からの眺望に古の浪漫を感じました。
 翌日、私たちは薬師寺、東大寺を見学し、古代の高度な技術と文化の素晴らしさに驚嘆しました。特に東大寺では、創建当時二塔の巨大な七重塔が立っていたという話を語り部の方から聞き、多くの生徒が当時の技術力の高さに驚いていました。また、京都に移動しての体験学習では、清水焼や念珠づくり、生八ツ橋づくりなど、思い思いの体験学習に楽しそうに取り組んでいる生徒の姿を見ることができました。
 三日目の班別自主研修では、初めての京都に戸惑いながらも、バスや電車を使い、一日楽しく見学を行いました。京都の古刹を訪問し、その趣に魅了された生徒も多かったようです。
 最終日は天龍寺の法堂にて、住職から法話を聞かせていただきました。事前研修で、天龍寺創建の背景とそこに込められた思い、そして禅宗における法話の意味を理解していた生徒たちは、住職のお話に真剣に耳を傾けていました。昼食後、最後の見学地である三十三間堂を訪問し、私たちはこの地に込められた人々の平和を願う思いを肌で感じまし
た。
 生徒たちにとって、学年全体での宿泊行事はこれが最後です。生徒たちは三泊四日の研修を通して、友人と絆を深めながら、様々なことを学びました。この経験が、今後の生活や人生の大切な礎となってほしいと心から願ってやみません。最後に、生徒の学びを作文で紹介します。
(3年3組担任 木村 勇人)

세계와 이어지는 일본
  世界とつながる日本
   過去、現在、そして未来へ

 今回の研修旅行で大きく感じたのは、日本と海外の繋がりである。一つは、「古代の中国と日本の繋がり」である。奈良や京都の建築物や佛像は、その殆どが中国の影響を受けているか、朝鮮半島等を経由して中国から渡
来している。然し、銀閣寺を始めとした京都奈良の寺院を見ていると、そこに日本独特の「侘び寂の文化」や「和の心」が見て取れる。中国や東南アジアの仏教寺院と比べた時、これは同じ寺院とは思えない程の違いである。
日本に伝来した中国の様式を少しずつ日本人に合うように独自に発展させ改良した先人の努力に感心させられる。
 もう一つは、「現代の世界と日本の繋がり」だ。どの寺院に行っても、外国人観光客の姿が見え、何処からか英語や中国語、韓国語が聞こえてきた。時には欧州諸語や東南アジア諸語も聞こえてきた。グローバル化の進行を
強く感じさせられると共に、日本文化が世界から注目を浴びているという事も感じさせられた。これは多くの外国人が日本に興味を持ち、次第に日本文化が世界に認められてきたということではないだろうか。日本人としては喜ばしい限りである。更に寺院などでは必ずと言って良いほど注意書きや案内書きに外国語が添えられていることにも驚かせられる。銀閣寺で韓国人の方と会話する機会があったが、それも含め、外国語を学ぶことの重要性が感じられた。
「未来の世界と日本の繋がり」を創るのは私達の世代である。これからも英語の勉強に加え、中国語や한글(ハングル韓国語)もしっかりと勉強し、日本文化の良い所を世界の様々な人に伝えられる様にして、日本と世界がより良
い繋がりを創っていけるように努めなければならないと思う。

(5組男子)

研修旅行を通して得たもの
『コダイトシ・レキシテキケンゾウブツ。』

 「奈良・京都は日本の爛灰瀬ぅ肇鍬瓠そして爛譽シテキケンゾウブツ瓩たくさんある。」
 研修旅行に来るまで、私の奈良・京都に対するイメージはそうでした。そこで止まっていたのです。
 しかし、実際にあの壮大さを目の前にして何も思わないなんて、そこで止まったままなんて…、私には難しかったのです。
 まず目に入るのは、やはりあの威厳を感じさせる大きさ、高さ。当時はよく工事現場で見るような、大きなはしごを持つ車や機械なんてものはありやしないだろうから、まず運んでくる所から手段まで、人々は知恵を絞っていたのか…なんて考えずにはいられません。
 次に目が行くのは鮮やかさ。壁画・襖絵・天井画…。間違えて描いても消せる! そんなものも当時には無かったのでは? 筆で、時には細やかに、時には大胆に描いていたのでしょうか。もしかしたら筆ではなかったのかも。現代人にとっては意外なものが使われていたのかもしれない。例えばなんだろう、木の枝などでしょうか。なんだか考えるだけでワクワクしてきます。
 ぼーっとしていれば見落としてしまう小さな装飾品。まるで切り絵のような細かさも、どうすればいったいここまで…と考えさせられます。均一に金属や木を切り取ることが出来る機械もきっと当時にはないでしょう。しかも、飾られているのは1個や2個ではないのです。ずらり、ズラリと並んでいるものもあれば、チョコンと顔を出すものまでいるのです。
 こうして、爛灰瀬ぅ肇鍬甅爛譽シテキケンゾウブツ瓩六笋涼罎如△靴辰りと、犖殿綸垰圻甅猯鮖謀建造物瓩悗畔僂錣辰燭里任后
(5組女子)



calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
selected entries
categories
archives
profile
search this site.
others
mobile
qrcode