『校報』第113号(ブログ版・その9) 図書館の窓から その9

図書館の窓から その9

 

 六浦祭後の11月から12月にかけて、少し落ち着いた日々の中で本を手にとる機会はどのくらいあったでしょうか。本が好きな生徒は図書館もよく活用していると思います。授業以外ではなかなか図書館に足を向けていないという人は、休み時間や放課後ふらりと訪れてみると素敵な本との出会いがあるかもしれません。

(図書館長)

 

 


〈六浦祭 影絵紙芝居上演〉

 

 図書委員会では、いくつか有志班を設けております。その中の「影絵紙芝居班」が、毎年、六浦祭で影絵紙芝居を上演しています。ここでは今年度の様子をご紹介させていただきます。
 今年度も2作品構成で、ファンタジーものの「森を守る魔女」と、サクセスストーリーの「光と影のエチュード」を上演しました。どちらも3年生のストーリー担当が脚本を手掛けました。
 初心者メンバーも沢山入っていて、下絵や影絵づくりがなかなか思うように進まなかった時期がありました。今年度の影絵班は、史上一番人数が多いため、全員の足並みを揃えることが難しいようでした。困難を乗り越えた経験も、文化祭や委員会活動の一環として良い機会になったと思います。


「森を守る魔女」
 みなさんは「魔女」に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。白雪姫や眠れる森の美女など、魔女はどの話にも引っ張りだこですが良いイメージを持たれることは少ないと思います。このお話は、魔女が主人公で、いじわるな魔女ばかりではないことを教えてくれます。タイトルにもあるように、魔女が森を守るお話です。

 


「光と影のエチュード」
 こちらは対象を、年齢層高めに設定しています。交通事故や母の介護で、ダンサーへの道を閉ざされた少女のお話です。困難と希望が入り交じり、観ている人は良い意味で、このお話に振り回されます。

 


 昨年度と今年度の違いは、‐賁命瑤梁燭機↓∪射タ悗領習量、8果音の導入、い土産、でした。
 場面数は昨年度よりも多く、1人につき多くて3場面の影絵を制作しなければなりませんでした。そのおかげで上演時には細かくお話の世界を表現することができましたが、制作中は大変な思いをしたようでした。
 今年度の声優陣は初心者が多く、最初は感情を入れて話すことが難しいようでした。リハーサルの時間を昨年度よりも多くとり、かなり練習をしました。時には、先輩にみっちりレッスンをしてもらっていました。
 BGM担当は、音楽だけでなく効果音を入れ、今までよりも臨場感を出すことに成功しました。来場者アンケートにも、BGMが良かったと書かれているものが多かったです。
 お土産は、手作りのミニ影絵から、保存性のことを考えて、上演した影絵作品の写真をラミネートした「影絵カード」にしました。毎年、常連さんも多いため、歴代の上演した影絵も含めました。当日上演した作品のカードを手に取る方も多かったですが、懐かしさを感じながら過去の作品を手にとる方もいました。
 また、アンケート回答をみると、2年前に特設していた「影絵体験コーナー」を今年も楽しみにしてくださっていた方がいらっしゃいました。他にも、毎年観に来てくださる方がいることがわかり、影絵班にとっては励みになりました。と同時に、来年も一生懸命取り組もう、と思わせてくれました。なかには「心がほっこりした」や「純粋な気持ちになれた」など、本を読み終わった時の気持ちのような感想がありました。お話に触れることの楽しさ、充実感、感情の広がりを伝えることができて嬉しく思います。

 

(司書教諭)

 


『校報』第113号(ブログ版・その8) 総合学習 地球市民講座 〜3年生〜

総合学習 地球市民講座 〜3年生〜

 

(昨日の2年生の記事「総合学習 地球市民講座 〜2年生」からの続きです。)

 

 

 前期受講者は、「世界の諸問題について理解し、解決に向けて考える」というテーマでガイダンスや諸問題調べ、論文作成に取り組んできました。そして、9月末に論文を発表し、講座を終えました。10月下旬からは後期受講者が、ガイダンスや諸問題調べを開始しています。今回は、前期受講者の論文発表の様子をお伝えします。


 まずはゼミ内で論文を発表しました。1つのゼミにつき10人程度です。長い時間をかけて作ってきたため、発表は達成感に満ち溢れていました。中には同じような問いを立てている生徒もいましたが、誰ひとりとして同じ論文になることはありません。だからこそ聞く側も興味津々で聞き入っていました。また、ここでは論文の内容や発表態度についてルーブリック評価法で相互評価します。これらの集計結果も含めて、ゼミの代表者が決められます。


 各ゼミの代表者は次の回で前期受講者全員の前で論文を発表しました。9人の代表者は、パワーポイントをさらに分かりやすく工夫して発表に臨みました。マイクを使わなかったり、発表原稿を見ずに説明したりと代表者らしい発表を見せてくれました。他にもジェスチャーや効果的な図や表を使用していました。諸問題について幅広く知識が深まるとともに、解決しなくてはいけない、という認識を持ち、解決方法について考えさせられた授業となりました。


 2年生は、今後、ふりかえりの時間を2時間とります。「世界の国々を宗教の観点から理解」し、「他国と自国の文化を比べながら共生社会を考え」ます。3年生は、後期受講者が調べ学習を進めていき、3学期に論文を完成させる予定です。


(司書教諭)


『校報』第113号(ブログ版・その7) 総合学習 地球市民講座 〜2年生〜

総合学習 地球市民講座 〜2年生〜

 

 

 「世界の国々を宗教の観点から理解しよう」というテーマのもと、4月から活動してきました。宗教を通して各国の成り立ちや文化(多文化)を学び、自国文化と他国文化の共通点を見出し、そこから、地球市民としての「共生」を考えることが趣旨です。ガイダンスや調べ学習、ポスターづくりに時間をかけて取り組み、10月に授業内・六浦祭でのポスターセッションを終えました。ここでは、ポスターセッションの様子をご紹介します。


 授業内でのポスターセッションは9月下旬から10月上旬にかけて行われました。30ヶ国の発表のため、1日に10ヶ国ずつ、3日間実施しました。1日目は、キリスト教、2日目は仏教・イスラム教、3日目はその他の民族宗教などに関わりのある国の発表です。この授業では、ポスターセッションと言いつつも、人数や時間の関係上、「発表型」の形式がとられました。そのため、1つのポスターに1クラスの半分が聞きにくることになります。聞く側は、ワールドブックというメモ用ハンドブックを持っており、そこにメモをとっていきます。3日間終了する頃には30ヶ国の情報ブックに変わります。


 六浦祭では本格的なポスターセッションを行いました。六浦祭までの期間に、授業での発表から得た反省と課題を活かし、調べ直しをしたり、再度宗教的観点で自国と他国をくらべ知識を深めたりしていきました。当日はポスターの前で待機し、声をかけてくださった来場者の方にご説明します。教室の中央に並べられた参考資料とした本の数から、調べ学習をじっくり行ったことがうかがえます。

 

(明日の3年生の記事に続きます)


『校報』第113号(ブログ版・その6) 六浦祭報告

六浦祭報告

 

 

 10月27日(金)・10月28日(土)に六浦祭が開催されました。

 KGMブログでは高校生徒会長からの次のメッセージが紹介されています。

     ・・・
 今年のテーマは「YOLO 〜人生一度きり〜」です。2017年の六浦祭は一度しかありません。この機会に思いっきり青春しよう!という意味でテーマを決めました。今年も様々な出店団体や食品団体、それにイベントステージや関六エンタなどたくさん楽しんでほしいと思います。我々と皆さんで一緒に生徒会を盛り上げましょう!
     ・・・

 直前の準備期間には台風が接近しているという天候への不安はありましたが、六浦祭1日目の朝はさわやかな青空にも恵まれ、無事開催となりました。
 中学生は学年ごとの企画・出展となります。
 1年生は「社会見学はじめて物語 in横浜」の報告として、「横浜からはじまったもの」を見ている人が分かりやすいような工夫を加えながらリポートしました。

 


 2年生は授業内で取り組んでいる「地球市民講座」のポスターセッションです。班ごとに国について調べ、全30カ国を担当者が来場者に説明をしました。

 

 

 3年生は44班にも及ぶ「職業インタビュー」の発表です。様々な職業の中から興味のある職業を選び、自分たちでアポイントメントを取り、インタビューを行いました。

 


 学年ごとに授業で作成した作品なども展示しています。自分の作品が展示されている様子を見に来る生徒や友人の作品を見ながら盛り上がっていました。

 


 部活動の発表も校内で行われています。日頃の活動の成果を十分に発揮した展示内容に、来場していただいた多くの方も満足されていました。中庭に設置したイベントステージも大盛況でした。
 この日のために生徒は準備期間だけでなく、準備を重ねてきました。多くの生徒が一丸となって取り組んだことが、今年も六浦祭の盛り上がりにつながったのだと感じます。
 六浦祭にご理解・ご協力いただきましたすべての方々に感謝いたします。ありがとうございました。

 

 

(生徒活動部担当教員)


『校報』第113号(ブログ版・その5) 4年生キャリア研修

4年生キャリア研修

 

 

 将来の進路を選択するという意味において、4年生という学年はとても重要な学年です。5年生からの授業は、生徒一人ひとりが自分の進路を考えた上で必要な科目を選択しなければなりません。国語や社会などの科目を中心に学んでいくのか、数学や理科を中心として学んでいくのか、はたまた全てを満遍なく学ぶのか、その決断をしなければならないのが4年生という学年です。それに加えて、本校の科目選択では、多くの科目で同科目に2つの難易度のコースが設けられています。生徒は、将来の進路と現在の自分の学力を冷静に判断し、必要な科目を選択しなければなりません。


 このように、4年生が進路を大きく左右する学年であるという自覚を持ち、生徒一人ひとりが自分の将来について真剣に考えることができるように、4年生では、「キャリアプランプログラム」という取り組みを行ってきました。


 1学期は、映画『ディア・ドクター』の鑑賞を通して、生徒一人ひとりが社会人になったときにどのような人間として生きていくべきなのかということを考えました。それと同時に、関東学院六浦で学んでいる意味についても考えました。「これまで自分は何を考えどのような生き方をしてきたのか」、そして「関東学院六浦で学んでいる自分の人生にはどのような意味があるのか」、こうした言葉で表される個人のアイデンティティの形成には、「学校」が大きな影響を及ぼします。そのことに自覚を持ち、自分らしさについて言葉で表現することができる力は、大学受験や就職試験などで自己を表現する際にも、非常に大切な力となります。もちろん、生徒の中にこれまで意識的に自分の道を選択してこなかった人がいるのも現実です。そのような生徒にとって、映画の鑑賞を通して、社会の中で生きることの意味を考える活動に取り組んだことには、大きな意味があったでしょう。

 

 さらに、「キャリアプランプログラム」の一環として5月に実施したディズニーアカデミー研修では、生徒は働くことの意味や組織の中で働くということについて、「企業理念」と「自己実現」の関連を踏まえながら考えました。

 

 1学期の活動を通して社会人として生きていくことについて考えた上で、生徒は、夏休みの期間を使い大学のオープンキャンパスへ参加しました。大学で学ぶ意味や大学がどのような場所なのかということについて、生徒はこれまでほとんど考えたことがありません。しかし、実際に大学に足を運び、それぞれの大学が持つ理念や具体的なカリキュラムなどについての理解を深めることで、自分の進路についての考えを深めることができた人が多かったようです。

 

 これらの活動を土台として、9月22日(金)に、自分の進路を決定するための「4年生キャリア研修」を実施しました。当日は、関東学院大学の大教室(フォーサイト21・F202教室)を使い、進路に関する講演を中心に2時間半のプログラムに取り組みました。生徒の中には大学の教室に入るのが初めての生徒も多く、大学を身近に感じることができたようでした。


 講演会では、株式会社進路企画の山田光徳氏より、「大学とは何か・どのような進路を選択すべきか」というテーマで、お話をしていただきました。大学の職員としての経歴をお持ちで、現在は多くの学校で高校生の進路指導に携わっている山田さんの話は、具体的かつ現実的で、すぐにでも生徒の進路選択に生かせる内容でした。生徒の中には、メモ欄が文字で埋めつくされるほど真剣に聞いた人もいました。講演を聞いたことで、これまで漠然と選んでいた進路を見直すきっかけになった生徒も多かったようで、講演会後の休み時間にも、山田さんの前には生徒の長い列ができていました。


 11月に入り、4年生は来年度の科目選択を行いました。生徒一人ひとりが「キャリアプランプログラム」で学んだことを生かし、自分にとって意味のある進路選択をすることができたならば嬉しく思います。そして、将来、関東学院六浦で学んだ者として、社会に奉仕、貢献する人物となってほしいと心から願っています。


(4年生担当教員)


『校報』第113号(ブログ版・その4) 1年生社会見学

1年生社会見学

 

 

 本年度、1年生社会見学は9月22日(金)に横浜で実施されました。

 

 前日まで不安定な天候から、実施が心配されていましたが、解散時まで何とか雨に濡れることなく無事に終了することができました。1学期から準備を始め、夏休み中の宿題も課し、10月末の六浦祭で発表と想定していた学年教員にとっては、とりあえずほっと一息、生徒達も思わずにっこりということになりました。


 さて、社会見学の目標は大きく三つあり、一つ目が「横浜」について学び、現在の姿から過去と未来を見つめる力を養う。二つ目が班のメンバーで協力し、計画を立て自主的に行動する力を身につける。最後が実際に見学することから得られる情報を吸収し、説明や表現する力を培う、でした。


 本校も横浜の最南端に位置し、多くの生徒が横浜から通学をしていますが、我々教員も含め生徒達も意外と横浜の過去や歴史を知らず、世間一般の港町というイメージしか浮かばないものです。そのため、横浜の歴史を改めて学び直し、更に未来へと続く想像力を養って欲しいと願いました。また海外とのつながりも他の地域に比較して古くから深かったため、多くの発祥の地が残されていますが、その場所や由来は知らないことが多く、また、知ってはいても意識をしていることは少ないと思います。そのため、例年横浜見学を実施していますが、横浜の「発祥の地」を学び、それを発表するということを本年度のテーマとしました(正式なテーマは「横浜はじめて物語」です)。


 また、天城オリエンテーションでは決められた枠組みの中で、多くはクラス単位で行動することが多かったですが、今回は5人から7人のメンバーで、必須の見学場所2ヶ所と発祥の地、出発地・昼食場所・帰着のみを指定し、時間内に回ることを実施させました。地図1枚からどのような順番で、どれくらいの時間をかけ、誰がどのような役割を持つか、全てがメンバー次第です。事前には条件を省いてしまったり、時間的な無理があったりしたために、何度か差し戻しをされた班もありましたが、何とか前日までに全班の行程が完成しました。勿論、当日に迷ってしまったり、他の班員とはぐれて次の施設で待っていたり、時間の都合から泣く泣く見学施設を通過したりと、様々な経験をしたようです。学年主任の緊急連絡用の携帯電話も「見学地が工事中で見られません」「発祥の地のビデオ撮影に1時間以上かかってしまいます」「〇〇君が忘れものをしました」等、不安や心配のため当初想定した目的以外に多くの着信音が鳴っていました。しかしながら、大きなケガや事故、トラブル等では音が鳴らなかったことは、本当に喜ばしいことでした。


 昼食時にはご家庭で用意していただいた、日頃より更にカラフルで豪華な昼食をグループごとに芝生の上で摂りながら、午後の日程の相談や午前中の問題点を話し合う光景が見られました。教員側も時間調整や役割のありかたなどをアドバイスするとともに、各班の状況確認をしました。午後のコースにおいては時間が足りない班が多かったですが、迷った以外にきちんと施設内を見て、時間が超過してしまったことも原因でした。例えばチェックポイントとして設定したシルク博物館では、パンフレットを手にしっかりとメモを取り、機織りや糸紡ぎ体験をしている生徒も見られ、日頃体験できないことを含め、しっかりと校外での学習を楽しんでいました。また、展示されている年表を写したり、クイズ形式の展示を体験したり、六浦祭での展示でも生かされていたように感じました。しかしながら、30分から45分で計画された見学時間では短く、1時間以上滞在していた班もありました。

 

 社会見学を無事に終了し、失敗をしても体験してみる、実際に見てみるということは、生徒たちが今後生きていくうえで、本当に重要なことであると強く感じました。スマートフォンに代表されるIT機器により、いつでもいかなる情報をも簡単に手に入れられるようになりましたが、必要な情報をいかに効率的に選び出し、必要性や目的によりどのように組み合わせるかは自分自身です。更に現代では写真や動画も簡単に手に入れることが可能になりましたが、実際に見るという現実には勝てません。今回の社会見学では、生徒達は動画で「発祥の地」を撮影し六浦祭で発表しました。生徒の感性や視線に立った動画には、石碑の裏側や周囲の状況だけではない多くの情報が含まれ、新鮮な驚きとともに微笑ましい思いを感じることができました。


 今回の社会見学実施にあたり、ご家庭での適切なアドバイスや昼食を含む準備等、保護者の皆様にこの場をお借りして改めて感謝申し上げます。中には、夏休み中に下見に連れて行っていただいたご家庭もあると聞きました。今後のご家庭での旅行の際にも事前に情報を調べて集め、一部でも計画をたてさせ体験することにより、お子様の感性を更に育んでいただければと思います。ありがとうございました。

 

(1年生学年担当)


『校報』第113号(ブログ版・その3) 留学生の紹介

留学生の紹介

 

 

 本校は、グローバル教育の一環として毎年海外からの留学生を受け入れています。日本到着から約3ヶ月が経とうとしていますが、日本語の高い壁を感じつつも楽しく学校生活を送っているようです。留学生だけでなく、本校生徒も留学生から様々な影響を受けており、交流を楽しんでいるようです。
 4人の留学生より便りが届きましたので、どうぞお楽しみください。

 

女子(タイ)
 私は8月24日から日本に来ていますが、今のところ全て順調です。天気はすばらしいし、景色も美しいし、この場所が大好きです。ホストファミリーもとても親切にしてくれます。家族みんな野球が好きで、いつもテレビで試合を一緒に見ます。ホストマザーは歌を歌うのが好きです。週末には、夜にいつも家族でジムに行きます。ホストファミリーはみなクリスチャンなので、日曜日の朝は教会に行きます。犬が2匹いて、とてもかわいいんです!
 学校生活も、友達がみんな優しくてとても楽しいです。まだ日本語があまりできず授業の内容が分からなくても、助けてくれます。学校の中がどこもとてもきれいで、タイと違うなと思います。タイと違うといえば、学校生活は色んなことがタイと違います。正直なところ週末はもっと色々なところに遊びに行きたいですが、家にいて勉強していることが多いです。最近は気候が秋になってきて寒くなってきました。タイに秋はありませんが、私はこの季節が大好きです。葉っぱの色が緑から赤やオレンジに変わるのがとても好きなんです。
 日本人はとても親切だと感じます。特にこの学校では、知らない人でもすれ違うと「Hi!」ととてもフレンドリーに挨拶してくれます。しかし、日本語の名前が少し難しくてなかなか覚えられません。また、漢字もまだあまり覚えていないので、そこが今一番苦戦しているところです。しかし、日本に来たばかりのときと比べて今の方が日本語も話せるようになり、ずっと楽しいです。日本にもかなり慣れたと感じています。もっと日本語を習得して日本人の生徒と仲良くなりたいです。


女子(オーストラリア)
 私は日本に来てからまだ2ヶ月半しか経っていませんが、オーストラリアに住む家族や友達に話す出来事がすでにたくさんあります。観光客が経験できないような日本の「ライフスタイル」をじかに経験できているからです。日本とオーストラリアには色々な違いがありますが、うまくなじめていると思います。私の生活は質素でシンプルですが、ホストファミリーとはとても強い絆を感じています。私はあまり集中力がないのと、実のところ今まで日本人のように家で勉強をしたことがないので、その辺りは少し大変です。しかし、それを乗り越えられるように日々努力しています。日本語で授業を受けるのもとても大変ですが、これも日々挑戦ですね。でもたくさんの友達ができましたし、親身な先生方にも感謝しています。
 話は変わって、私が日本で好きなことは「お風呂」です。日本人は本当によく働くし活動的なので、一日の終わりに熱いお風呂に入るのが何よりのご褒美なのだなと、納得です。週末は、家でゆっくりすることもあれば、出かけて観光することもあります。行きたいところはたくさんあるのですが、平日はとても疲れてしまうし、土曜日も一日勉強や部活があって休みという感じではないので日曜日はリラックスの時間にするようにしています。


男子(アメリカ・メキシコ)
 日本に来てから約3ヶ月が経ち、日本での新しい生活に慣れてきたと感じています。来たばかりのときは、日本語が不自由なためとても緊張していました。しかし今では、もちろんうまくコミュニケーション取れないことの方が多いですが、一生懸命勉強して友達と笑い合えるようになっています。
 日本に来る前は友達を作るのは難しいだろうなと思っていましたが、そんなことは全然ありませんでした。学校の初日、クラスのみんなが僕に話しかけてくれて、すぐに友達ができました。そして2日目、僕はサッカー部に入れてもらいました。そこでは、昼休みに毎日昼食を一緒に食べるような友達を何人も紹介してくれました。放課後は、これが一番きついけど楽しい時間、サッカー部です。正直にいうと、練習はきついです。でも、チームメイトがいるから絶対に辞めません。サッカー自体はあんまり上手くないけれど、本当に楽しいんです。練習はいつも4時から6時、たまに7時まであります。週に数日休みはあるけれど、メキシコと比べて練習量はかなり多いです。練習が終わると、友達と駅まで歩いて帰ります。帰りは、ホストファミリーが最寄りの駅まで迎えに来てくれます。僕のホストファミリーはとても親切で、これ以上のホストファミリーは望めません。家ではよく一緒にテレビを見たりたくさんおしゃべりします。週末は、一緒に買い物に出かけたり街を散策しています。
 僕の日本の好きなところは、音楽を聴きながら一人で外を散歩していても何も心配することがないところです。言葉の壁はやはりありますが、僕が日本に来たときほど大変ではありません。残りの7ヶ月をしっかり楽しみたいと思います!

 

女子(イタリア)
 私は、日本に来てからとてもたくさんのことに挑戦しています。日本の学校のシステムは、私の祖国イタリアと色んなことが違うからです。イタリアでは美術の学校に通っていたので、日本では、イタリアで勉強したことのないとても面白そうな科目を学んでいます。関東学院六浦では、制服があったり放課後クラブ活動があったりと新しい経験ばかりです。イタリアでは、朝8時から授業が始まって、2時に終わります。休憩時間も10時45分から11時までしかないので、日本とかなり違います。でも、この日本での学校生活は全てが新しく刺激的で、毎日とても楽しい日々を過ごしています。私に話しかけにきてくれた友達みんなに感謝しているし、日本の文化についてどれほどたくさんのことを教えてくれたか計り知れません。イタリアの文化についても興味をもってくれていて嬉しいです。
 しかし、この楽しい学校生活も楽しいことばかりではないのが正直なところです。授業が全部理解できないのは、やはり少しストレスがたまります。しかし、ホストファミリーがたくさん手伝ってくれるので本当に感謝しています。私のホストファミリーは、私がみんなと違うやり方をするということを理解してくれるし、私がどうすればもっとたくさんのことを学べるようになるか説明してくれます。初め私が日本に来たばかりの頃は、色々なことにカルチャーショックを受け、1週間くらい食欲がありませんでした。しかし、ホストファミリーがサポートしてくれたおかげで、今では家族の一員のように感じています。イタリアの家と同じように、友達と外出するのに許可をもらったり、家事を手伝ったりしています。お互いの文化を尊重しあい、お互いの違いから学ぶことができていて、本当にすばらしいと思います。
 私の日本の好きなところは、先進的なことに目を向けながらも伝統を大事にしていることです。また、日本人は他者への思いやりがあり、これまでも本当にたくさんの人たちが私を助けてくれました。ホームシックもあまりありませんし、話が理解できず悩むことがあっても周りの支援によって前向きになることができます。確かに、これまでの生活で楽しいことばかりでなく悩むこともたくさんありました。日本人と考え方や行動の仕方がかなり違うために誤解されることもたびたびありました。そして言うまでもなく、日本語でコミュニケーションするのはまだまだ難しいと感じます。しかし、最後には必ずお互いに理解できることができています。これからも素晴らしい日々が送れることを確信していますし、たくさんの方々と色んな思い出をつくりたいです。


『校報』第113号(ブログ版・その2) 宗教関係行事報告

宗教関係行事報告

 

 

【施設訪問のご報告】

 

〇花の日礼拝と1年生施設訪問
 6月15日(木)、春季特別伝道礼拝(花の日礼拝)および1年生施設訪問が実施されました。本年の礼拝は、「聖坂養護学校」副校長の藤森茂先生を講師としてお招きしました。先生からは、障がいをもつ子どもとのさまざまなエピソード、心の動きをお話しいただきました。私たちは大人であっても、自分と境遇の異なる方々への理解が難しいものです。それでも大切なことは、まず知ろうとすることです。知ることから関わりがはじまり、そしてその関わり合いの中から理解が生まれていきます。子どもたちにとって、「はじめの一歩」の機会となってくれていることを期待しています。
 礼拝後、1年生が施設訪問へでかけました。本年度は高齢者福祉施設の「上郷苑」「富岡はまかぜ」「シャローム」「衣笠ホーム」「六浦地域ケアプラザ」「能見台地域ケアプラザ」「富岡地域ケアプラザ」「グループホームちいさな手 横浜かなざわ」のみなさまにご協力をいただきました。みなさんから寄せられた花やタオル・石けんを、生徒たちがお届けし、短い時間ではありますが、施設の方々との交流の機会を与えていただきました。はじめは緊張していて、高齢者の方とは話すきっかけがつかめないでいる生徒も多かったようですが、練習して臨んだ「翼をください」などの子どもの歌声は、利用者のみなさまの心に響いていたように思います。生徒から手渡しさせていただいたお花も、とても喜んでくださったようでした。
 お花や献品をご用意いただきました保護者の皆様に、心より御礼申し上げます。

 

〇2年生施設訪問
 本年度の2年生施設訪問は、「横須賀基督教社会館」「わかたけ富岡」のみなさまにご協力いただき、9月と10月に計5回、クラスごとに実施しました。1年生の施設訪問は、「奉仕の心を養う」ための導入として短い時間でのふれあいの時を持ちますが、2年生ではステップアップしたプログラムとなっています。さまざまな立場の方の生活に接し、実際に施設内で活動をさせていただくことによって、共に生きていくこと、福祉の実情と課題等を学びます。現地では、施設の方から、施設の概要や利用者の方の状況、関わらせていただく活動の内容と留意点等をレクチャーいただき、1時間30分〜2時間程度の活動、そして活動後にグループでの意見交換と振り返りを行いました。「横須賀基督教社会館」は、複数の機能をもっており、そのうち、子ども園と高齢者の方のデイサービス、障がい者の方のデイサービスの部門での活動でした。はじめは「子どもの相手なら…」と思っていた子ども園の担当生徒もいたようですが、現場の方々の想像以上の仕事量を知り、驚きを隠せない様子でした。高齢者の方や障がい者の方と接した生徒も、はじめは何を話してよいのか、距離感もつかめず、固まっているケースもありました。それでも職員の方々のサポートをいただき、徐々に距離感を縮めていくことができたようです。特別養護老人ホームの「わかたけ富岡」では、お芋の収穫やお花の摘み取りと飾り付け、居室周辺の美化や車いす磨きなど、クラスごとにさまざまなお手伝いをさせていただきました。細部に至るまで、さまざまな仕事があること、また、より入居者の方々へのサービスが行き届くためには、ボランティアの手も貴重な存在であることなど、さまざまな学びがあったようです。
 今後はこの経験をきっかけに、自主的に希望制の各ボランティア活動に参加して、その中から「人になれ 奉仕せよ」の校訓を実現できる人に成長してくれることを願っています。

 

 末筆になりますが、ご多忙な中、本校生徒を受け入れてくださった各施設のみなさまに、感謝申し上げます。

 


【創立記念礼拝】

 

 10月6日、朝の放送礼拝時に、創立記念礼拝を守りました。本年度は関東学院宗教主任の松田和憲先生より、「地の塩、世の光」について、「塩はしみこんでいくと姿がなくなる。ともすると自分を失ってしまう。光はめだって存在を明らかにする。しかし、ともすると自己中心的になってしまう。両者は対照的な性質であり、矛盾する概念である。しかしこの両者のうち、どちらかを大事にするのではなく、バランスで考えることが重要である。」というメッセージをいただきました。

 


【宗教改革記念礼拝】

 

 10月31日(中学)・11月1日(高校)朝の礼拝時に、日本福音ルーテル東京教会の関野和寛牧師をお招きし、「宗教改革はロックだ」という元気なメッセージをいただきました。思えば、第二次大戦中、学校での宗教教育が禁じられる中、あえて「中学関東学院」とし、キリスト教教育を継続したロックな歴史が本学にも存在します。「時代の風は吹き猛り 思想の波は時じくも」、生徒一人ひとりが校訓を胸に、時にはロックに生きていく真の強さを、神様が見守ってくださるよう、祈ります。


(宗教部部長)


『校報』第113号(ブログ版・その1) クリスマスメッセージ

クリスマスメッセージ 『愛に気づくクリスマス』

 

「…何がめでたい」というタイトルの本が話題になっていますが、毎年クリスマスで街中がにぎやかになってくると、「クリスマス 何がめでたい?」と街中で行きかう人に聞いてみたくなります。いったいどのような答えが返ってくるでしょうか。

おそらく「誕生日だから」という答えが一番多いことでしょう。実は、聖書にはイエス・キリストの誕生日が12月25日とは書かれていません。4世紀になってから「救い主の誕生を祝う日」と定められました。この日をお祝いした人たちは、皆キリスト者でした。イエスをキリストと信じていた人たちなので、救い主が自分の人生においてかけがえのない大切なお方であるということを理解したうえで盛大にお祝いしたのです。Christmasは、Christ(キリスト/救い主)の誕生を感謝してmas(ミサ/礼拝)する日なのです。

次に多いのは、きっと「サンタクロースとプレゼント」に関する答えと考えます。クリスマス商戦という言葉があるように、クリスマスにはたくさんの商品が並びます。贈られたものを受け取る楽しみにとどまらず、贈る楽しみもあるでしょう。大切な人のためにプレゼントを選んでいる様子は、相手の喜ぶ顔を思い浮かべて笑みがこぼれてしまうように見えて楽しそうです。もともとクリスマスにプレゼントを贈る習慣が生まれたのは、「聖ニコラウス」が起源ではないかと言われていますが、彼が隣家に投げ込んだ金貨で隣人を救った話は有名です。小さな命を守るための、自分にできる最善を尽くすこと。これはクリスマスに忘れてはならない行いです。

キリスト教の人間観に基づくと、人間は、神にその価値を認められないほど罪深い存在です。しかし神は、人間を見捨てることはせず、むしろ積極的にその価値を認めようとして、独り子(イエス・キリスト)を遣わされました。神の独り子であるイエス・キリストは、私たち人間の罪、自己中心的な性質が原因で十字架上で死を遂げることになりますが、それは人間が「生きるようになるため」です。わたしたちの「いのち」は、イエス・キリストを犠牲にしてまでも守るべき大切なものとされたということです。つまり、救い主の誕生は、人間に対して神が「あなたは大切な人である」と宣言されるための第一歩なのです。だからクリスマスは「めでたい」のです。

この1年間の世界の動きや日本の社会において、人間の罪の恐ろしさを見せつけられるような出来事が少なくありませんでした。自分のいのちが脅かされ、他者の命が失われることに痛みを感じないような優しさを失った社会にいる恐れを感じないでしょうか。「何のために生きるのか」、「どのように生きるのか」。この問いに向かい合い、「生きる」ということを真剣に考えなくてはならないところに、今立たされているのです。「愛されている」ことを忘れた人間ではなく、「愛されている」ことに気づいた人間として生きることが求められています。

本校では、毎年収穫感謝礼拝の少し前からクリスマススタッフを募り、昼休みや放課後の時間を使って練習を重ね、クリスマス礼拝をささげる準備を始めます。また、小さな命を守るための最善を尽くす行動として献金をささげます。生徒、教職員が一つになってクリスマス礼拝を作り上げるのは、聖書に記されているように、クリスマスによって示された神の愛に感謝し、「クリスマス だからめでたい!」とお祝いするためです。

キリスト教学校に連なるものとして、クリスマスを盛大にお祝いしましょう。クリスマスの喜びを賛美しましょう。
Merry Christmas!

 

(宗教主任)


『校報』第112号(ブログ版・その11) 六穂会活動報告

六穂会活動報告

 

去る5月13日(土)、本校礼拝堂にて2017年度の六穂会総会が行われ、2016年度事業報告及び決算案、2017年度事業計画及び予算案が賛成多数により可決されました。
今年度の役員も、昨年度に引き続き9人体制でスタートしております。
また、本年度からは、KGM通信による委任状制度が始まり8割に上る会員の皆様に目に見える形でのご賛同をいただけました。
六穂会会則にありますように「学校との連絡、協力を緊密にして教育の真の効果を挙げることを目的とする。」を心において活動していきたいと思っています。この1年間、会員の皆様が、学校とのかかわりの中で有意義な活動ができる事を願っております。
皆様、ご協力よろしくお願いいたします。

 


六穂会の活動について
先日の六穂会総会にて承認されました活動計画について以下に詳しく説明させていただきます。
どれも長年に渡り六穂会が大切に続けてきた活動で、ご参加いただく事により保護者同士の交流が深まり、子どもたちのために意義のある活動となっております。一つひとつの活動内容をご確認いただき、興味、関心のある活動に是非ご参加下さい。初めてでも、お一人で不安な方でも大丈夫です。皆様のご参加を心からお待ちしております。


花ふきん
「花ふきん」は毎年会員の皆様にご協力いただき製作する、本校の伝統行事の一つです。
今年度は5月27日(土)と6月10日(土)の2日間に、委員さんと会員の皆様と製作します。経験のある委員の方々から手順を教えていただきながら、さらしの裁断、ふきんの形を整えるアイロンがけ、図柄の写しと、丁寧に下地作りをし、様々な色の糸でひと針ずつ刺していきます。刺し終った時は皆様とともに嬉しさと充実感を味わいます。仕上がった花ふきんは、六浦祭の手作り品コーナーにて販売し、毎年ご好評をいただいております。ご協力よろしくお願いいたします。


聖書・讃美歌カバー
例年新入生説明会時と、六浦祭にて販売いたしております。生徒の皆さんに喜んでもらえるよう、色・柄をご用意しますので、是非ご参加下さい。

 

手作り品
毎年六浦祭ではお母様方が心を込めて製作された素敵な手作り品が販売されます。
例年六浦祭当日には、それを楽しみに会場に足を運んで下さる方々も多く、今年も多くの皆様に喜んでいただけるような様々な手作り品を企画、準備しております。
お喋りを交えての作業は学年を越えた楽しい交流の場にもなっておりますので、一人でも多くの保護者の方々に是非作品製作のお手伝いに参加していただければ幸いです。ご協力の程よろしくお願いいたします。


六浦祭
毎年、子ども達も楽しみにしている六浦祭。今年は10月27日(金)・28日(土)に開催予定です。
六穂会からは例年通り「焼きそば」「おでん」「喫茶」「福幸支援」「献品」「制服リサイクル・手作り品・食料品」のブースを学年ごとに、「アジアンブース」をお父様方によるパパブースとして出店予定です。年度初めより各学年でそのブースを担当するか検討を始め、ひそかに案を練っているようです。
パパブースでは保護者のお父様の参加を募集します。初めての参加でも経験のある方でもぜひご参加いただきたく思います。
尚、六浦祭の収益は「学校設備整備資金」に収納され、子ども達に還元します。


一日研修
毎年沢山の方々に楽しみにしていただいている1日研修旅行。
今年も会員の皆様の親睦を図ると共に教養と見聞を広められる様に充実した内容を企画検討中です。詳細が決まり次第ご案内させていただきます。
沢山の参加をお待ちしております。


茶話会
今年度の卒業式は2018年3月1日(木)に予定されております。
六穂会では毎年高校卒業式後、卒業生が、教室にて先生方やクラスメートとのお別れを惜しんでいる間、卒業生の保護者の方々にも、感慨深いひと時を過ごしていただけるよう、お茶とお菓子を用意したお席を設けております。
皆様お誘い合わせのうえ、思い出と共に、ぜひ足をお運び下さいますよう、お待ちしております。


その他
「聖書の集い」「読書会」は、前年同様実施いたしますので、皆さまのご参加をお待ちしております。
学年懇談会などでお願いしております「育英募金」は全額「育英資金」に収納し、奨学金として役立てております。今年度も皆さまのご協力をお願いいたします。

 


(編集役員一同)



calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>
selected entries
categories
archives
profile
search this site.
others
mobile
qrcode