生徒ラウンジ 〜利用開始!!〜

本日のKGMブログは...大好評!生徒ラウンジ報告です!!
お待たせいたしました!先月より生徒ラウンジの使用が始まりましたので報告します!


シリーズになっていました、生徒ラウンジ報告(第一弾第二弾)も今回で第三弾です!!
取材の度に姿を変えていた生徒ラウンジもついに完成、利用が始まっています。
名前も仮称ではなく正式に『生徒ラウンジ』になりました。
入り口の扉には利用に関する注意事項が貼ってあります。


ラウンジの中には机やカラフルな椅子が置いてあります。
設備は今後も増える(?)かもしれません...


生徒は談笑をしたり、勉強をしたりしています。
また、この日は試験1週間前ということもあり、勉強に励む生徒が多かったです。


中には先生を呼んで質問をしている生徒もいました。


ちなみに中では飲食が可能です。


様々な学年の生徒が集う『生徒ラウンジ』、今後も多くの生徒が利用をし易い空間にしていきたいです。


今回の報告は以上です!!
今後も変化がある度に報告をしていきたいです!!


教育実習が始まりました

5月30日(月)より、3週間の教育実習が始まりました!
実習は始まったばかりですが、本ブログで様子を紹介します!

今回、実習を行っているのが13名、秋に1名の計14名が今年度本校で教育実習を行います。期間は3週間です。
実習生は生徒として6年間を過ごした本校にすっかり成長した姿で戻ってきました。
我々教員も不思議な気持ちになります。

初日、まずは教員室で行われている朝の打ち合わせで簡単な自己紹介。


顔色からは緊張が伺えます。

ほとんどの実習生は担当するホームクラスへ。
中学1年生のホームクラスを担当の実習生は礼拝堂にて礼拝に参加をしました。
初めて会う生徒の前での自己紹介です。
生徒たちも、これから3週間共に過ごす実習生に対し興味津々でした。


生徒から激励の拍手をもらい、実習生もほっとしていました。

初日は授業見学を主に行いました。
また、31日(火)からは中間試験のため、実習生が授業を行うのは来週に入ってからです。
しかし今日の放課後、試験を控えた生徒の質問にさっそく答えている実習生も見られました。

授業準備の様子です。教材研究にも力が入っています。


この実習が教員への第一歩になります。
3週間は長いようであっという間です。
全力で頑張ってほしいと思います!!


1学期中間試験 〜アシストルームの様子〜

 いよいよ本日より1学期中間試験が始まりました。本日はアシスト
ルームの様子をご報告させて頂きます。アシストルームは教員室の目の
前にあり、生徒たちが授業中に疑問に思ったことや質問を担当者に聞く
ために設けられた場所です。中間試験もあるということで普段よりも多
くの生徒たちが担当者を訪ねていました。



質問が終わると黙々と勉強している姿が見られました。テストに向けて
の意気込みが感じられました。



新しい学年になって最初の試験です。どの生徒も勉強した成果を出し切
って結果を残して欲しいものです。


1年生LHR 〜天城を終えて〜

5月19日1時限目、1年生はLHRを行いました。
各教室にて先日行われた『天城オリエンテーション』の振り返りなどを行ったので報告します。

※1年生 天城オリエンテーション 当日の様子は以下の記事をご覧下さい。
1日目【前半】1日目【後半】2日目【前半】2日目【後半】3日目

まず、オリエンテーション3日目で発表をした『年間のクラス目標』について、
目標を完成させていないクラスは話し合いをして決めていました。
クラスごとによって進行の仕方は違いはありますが、どのクラスも積極的に意見が出ていました。


そして、クラス目標が決まっているクラスでは個人の作業になりました。
用意された振り返りシートの記入を行いました。用紙の裏面にはオリエンテーションの感想文を書きました。
皆、一生懸命に取り組んでいたと思います。
提出された振り返りシートの中から『学年だより』に掲載されるモノもあるかも知れません...


今回のLHRの内容は以上です。
天城オリエンテーションで学んだこと、経験したことをただ振り返って終わりにするのではなく、
今後の人生にしっかりと役立てるようにこれからも頑張っていきたいと思います!!


高校球技大会を行いました

5月2日(月)、高校球技大会が行われました。

朝から快晴で、絶好の球技大会日和となりました。
この球技大会で行われたのは、次の6種目です。
・男子サッカー
・女子フットサル
・男子バスケットボール
・女子バスケットボール
・男子バレーボール
・女子バレーボール
生徒たちは1日中自分の競技に汗を流し、力いっぱい仲間の応援をしました。





1日の最後は閉会式です。
閉会式の中では表彰が行われました。


大会結果は次の通りです。
<女子>
フットサル
優勝 6−2

2位 5−1
3位 4−1

バレーボール
優勝 5−2

2位 6−3
3位 6−4

バスケットボール
優勝 5−3

2位 5−1
3位 5−4

<男子>
サッカー
優勝 4−4

2位 5−5
3位 6−4

バレーボール
優勝 6−3

2位 6−4
3位 4−3

バスケットボール
優勝 6−1

2位 6−2
3位 5−5

暖かいを通り越し、少し暑いくらいでしたが、暑さにも負けない熱戦を繰り広げてくれた生徒のみなさん、一日お疲れ様でした。晴天の中、力いっぱい走り回り、クラスの仲間達へ声援を送り合う生徒達の姿は、とても爽やかで輝いていました。新年度が始まってまだ1ヶ月ですが、この一日でクラスの団結がより一層深まったことと思います。

最後になりましたが、この球技大会を運営する生徒会の役員生徒達は対戦表を記入し、受付や放送も行ってくれていました。


これまでの球技大会では、トランシーバーを使って、各所との連携を行っていましたが、今回の球技大会ではi-Padが大活躍。スタッフ間の連携は、i-Padで通信をしながら行っていました。また各教室には、本部から送信されたデータが黒板に映し出され、試合の進行状況や結果がリアルタイムに出されていました。

裏方の支えがあって行事が成り立っていることを、忘れずにいたいものです。
生徒会のみなさま、ありがとうございました。

高校生の球技大会では、この日のために各クラスごとにオリジナルのユニフォームを作成しました。
以下がその一部です。どれも個性豊かで素敵に仕上がっていました。



1年生LHR 〜天城に向けて〜

ここ数回の1年生LHRの様子をブログで紹介します。

1年生ではLHRの時間を利用して、
来月に行われる宿泊行事『天城オリエンテーション』に向けた準備を進めています。
以下が活動内容です。

・表札作り
宿泊場所になる天城山荘では各クラス男子4部屋、女子3部屋に分かれます。
各部屋の室長、副室長の決定、部屋のドアに飾る表札作りに励みました。

以下の写真は活動の様子です。
まず、表札のデザインを決めて下書きをします。



段々完成が近付いていきます...



完成した表札です。
部屋のメンバー全員で協力して取り組んでいました。
どの部屋も色々な材料を使っていて、生徒たちの工夫が伝わりました!
作品の中から『表札コンクール』という形で、オリエンテーション最終日に表彰があります!



・ドミノ倒し
2日目に行われるドミノ倒しは、
クラス毎に決めたテーマ(本校にちなんだもの、天城にちなんだもの…など)に従って、班毎にデザインを決めます。
ドミノ倒しはただデザインをしてドミノを並べて倒すことが目的ではありません。
各班600個近いドミノで作品を作るなかで、
仲間と協力する姿勢』『ものごとをやり遂げる姿勢』を身につけることが大切です。

以下の写真は活動の様子です。
新入生ガイダンスのときにドミノ倒しを体験しました。(本ブログのこの記事にも掲載されています!)


まず、クラスでのテーマ決めの様子です。
様々な意見が出ていました。過去の年度の写真を見て参考にしていました。


実際には9色のドミノを用いて様々なデザインを描きます。
紙にデザインの下書きをして、色を塗って必要な個数を数えました。


下の写真は過去の年度の作品です。今年は各クラス、各班どのような作品を作るのかとても楽しみです。



・その他
プログラムの表紙の作成
各班の仕事分担
帰りのバスで行われるレクリエーションの内容決め
なども行いました。

報告は以上です。
1年生にとっては初めての宿泊行事です。
オリエンテーションを経てしっかりと成長した姿を見せられるように頑張ってきます!!


1年生 初めての食堂利用

4月11日(月)、1年生は初めての食堂利用をしました。
本ブログではその時の様子を紹介します。


本校には中学生高校生が利用できる食堂があります。メニューも豊富で多くの生徒が利用しています。
この日は新入生全員で食堂利用をし、利用に関する説明を受けました。
頂いたメニューは全員共通で『カレーライス』です。

新入生の食堂利用は以前ブログに掲載した『新入生ガイダンス そのその 』の一環です。

利用は1組・2組・3組と4組・5組の二手に分かれて行いました。
クラス毎に食堂に入り、カレーを受け取って席に座ります。お祈りをしてから頂きました。


前半は1・2・3組です。
談笑も交えながら美味しそうに頂いてました!
男子の中にはすぐに食べ終わってしまった生徒もいました!

1組・2組・3組の食事の様子


後半は4・5組です。
以前ブログに掲載した『生徒健康診断(コチラ!)』がこの後に控えていたので、4・5組は体操服姿でカレーを頂きました!
前半クラス同様、一粒のご飯も残さずに美味しそうに頂いていました!

4組・5組の食事の様子


最後に学年主任より、
食堂の利用方法、利用可能な日時の説明がありました。
本校の食堂ではご飯類のメニューと麺類のメニューで食券を提出する場所や食器を片付ける場所が異なるなど、
いくつかの注意点があります。しっかりとルールを覚えて規則正しく食堂利用を出来るようにしましょう!


報告は以上です!!


2016年度1学期始業式のご案内

短い春休みも終わり、明日はいよいよ新年度の始業式です。
気分を新たに、気持ちの良いスタートを切りましょう。

1学期の始業式は以下の時間で行われます。
中学
登校  8:45(1年生は8:25)
始業式 9:00〜 

※1年生は始業式後にガイダンスがあります。
※2年生と3年生は教科書の配付があります。

高校
登校  9:45
始業式 10:00〜


新年度のクラスは、明日7日(木)8:00頃に、中学校:中学校舎横の掲示板、高校:高校校舎昇降口掲示しますので、各自で確認してください。学期始めに提出するものを準備して新学期に備えましょう。

全校生徒が学校に集まるのは久しぶりです。校舎に元気な声があふれることを、教職員一同心より楽しみにしています。生徒の皆さんは元気に登校してください。


中庭の桜

ここ数日暖かい日が続いています。
中庭の桜も、ところによって少しずつ咲きだしました。


※3月31日に撮影しました。

天気予報では4日(月)が雨かもしれません。

入学式まであと5日。当日の開花状態はどの程度でしょうか…。


修了式 〜校長メッセージ〜

3月19日に本校の修了式を無事に終えることができました。



校長メッセージ
「聖書の箇所 ヤコブ4章 17節

  “人がなすべき善を知りながら、それを行わないのは、その人にとって罪です。”

 最近、特に先進国で話題になっていることの一つに、どの職業が消えるかということがあります。
「消える職業」、「なくなる仕事」という言葉の入った本や、そうした本の広告記事を見たことの
ある人もいると思います。この話題の発信源は、2013年にイギリスのオックスフォード大学で人
工知能の研究をしているマイケル・オズボーン氏が『雇用の未来—コンピューター化によって仕事
は失われるのか』という論文を発表したことと言われています。コンピューターの発達とコンピュ
ーターが単なる電算処理機から人工知能化して、これまで人間の仕事として当たり前に思われてき
た仕事がどんどんロボットに置き換わってゆくというものです。この話は世界中を揺るがしました。
日本でも、時差はありましたが、日本版の雇用の未来を予想する出版物もあります。

 私は、本校に着任する前の2013年11月、東京ビッグサイトで開催されたロボット・人工知能の
展示会を見に行きました。日本のロボット市場は、今は9千億円程度だそうですが、2020年には3
億円。20年後には10兆円にまで達すると言われています。社会構造は大きく変化するに違いあり
ません。このことを裏付けるような会場の風景でした。
 皆さんは、「凄い」、「面白い」と感じるかもしれません。しかし、正直に言えば、私はその会
場では、びっくりしたというよりは、なんとなく恐ろしくなりました。人が必要ではなくなると実
感しました。どこへ行く時もモバイルのパソコンを手放さない方で、コンピューターやICT、ロ
ボットの発展や社会の変化に関心をもっています。でも、まだまだアナログな世界を好む方で、空
港などでチェックインする時も、時間があれば職員が対面するカウンターに行ったりもします。会
場で感じたことは、便利だけれど人間味がなくなるなぁという寂しい気持ちというか物悲しい気持
ちになりました。そういう感情の他に不安感です。教師が職業の自分の目線は、果たして今の中学
生や高校生になるときに、十分な仕事があるのだろうか、というところに行きます。漠然とした不
安感でした。それから2年と4か月経っていますが、その時の気持ちはまだ新鮮に残っています。

 まだ、あまり知られてないとは思いますが、長崎県の佐世保のハウステンボスの話題です。行っ
たことのある人もいますね。1992年にオープン。オランダの街並みを再現したテーマーパークと
して有名なハウステンボス。その中に、昨年の夏、「変なホテル」という名前のホテルが出来たそ
うです。「変なホテル」だそうです。私はまだ行っていないので現実味をもって話せませんから、
今日は単なる例として紹介します。
 ホテルの社長さんはHISという海外旅行を扱う旅行代理店会社の会長さんですが、インターネッ
トの中では、こんな風に話しています。「変なホテルの“変”は、“変わり続けることを約束する”と
いうコンセプトからとったもの」だそうです。「ロボットが活躍する次世代型のスマートホテルを
つくった」と話していました。
 ハウステンボスのキャラクター「ちゅーりー」ロボットがゆらゆら動いてお出迎えするそうです。
インターネットを見れば、入り口の自動扉が開いてクローク。クロークはガラス張りで、タッチパ
ネルで名前と暗証番号を登録し、そして右側の荷物搬入口に荷物を入れると、ロボットアームがボ
ックスを持ち上げてロッカーまで運んでくれるようです。
フロントもロボット2体が並び、チェックインからチェックアウトまですべてロボットが対応するそ
うです。その一つは女性型ロボットの「ゆめ子」さん。紹介するインターネットサイトの記事には、
「上品な微笑みをたたえ、丁寧にお辞儀したり目や口を動かしたりと、表情が実にリアル」とありま
した。もう一体は、恐竜の形をしていて名前は、「未来」くん。恐竜なんだけれど、日本語と英語を
話すバイリンガル恐竜だそうです。HPを見てみるといいです。まるで、スターウォーズの世界にい
る感じがすします。

 自動化は、当たり前の時代になります。身の周りでは既に、言うまでもない。シーサイドラインが
そうですね。コンピューターで集中管理され、運転士さんも車掌さんもいない。最近、日産自動車は、
自動運転の車の実用化を目指しているというコマーシャルを流し始めています。おなじみのDeNAは、
知っていますか? 2020年代に無人タクシーを走らせたい、出来れば、東京五輪に間に合わせたいと
言っている。それ本当?というような話が現実になる日も遠くはないのです。その時代に皆さんは就
職していくわけです。
 関東学院六浦に務める前、学校の教員としては出張の多い仕事をしていました。日本国内も国外
もですが、とてもよく飛行機を利用しました。8月末から12月までは毎週のように週末は、東京、横
浜、名古屋、大阪、京都、福岡に出張でした。その年月の流れの中で経験的に感じたことは、羽田空
港の国内線ターミナルのカウンターが、10年前と比べて人が対面するカウンターから自動チェックイ
ン機に変わったということです。今は、チケットの受付、搭乗手続きカウンターは、カウンター数の
半分?いやそれ以上でしょうか?…機械化されています。昨年、ニュージーランドのクライストチャ
ーチの空港を利用した時、チェックインカウンターの70%くらいが自動チェックイン機でした。空港
の職員に聞きました。「いつからこんなに増えたの?」「最近急激に増えた。経費の削減だよ。」と
答えが返ってきました。

 これだけで見ても単純に、人の仕事が減る、無くなるということです。しかし、ただ減るということ
ではありません。なくなる仕事の一方で、新しい仕事が生まれ、新しい職業や会社、新しい働き方が生
まれています。ですから、その新しい社会にどうやって対応していくかということを常に考えるのが、
あなた方の自分に対する義務です。それは生きてゆくうえでの課題。勉強するうえでの意味づけ。避け
ては通れない、進路展望の観点、なのです。
 2011年、アメリカのデューク大学のキャシー・デビッドソン氏は、「アメリカでは、2011年に小
学校に入学した子どもたちの大学卒業時には、その65%が今は存在していない職業に就くだろう」と予
測しました。今や世界中の国々で、ささやかれるようになっています。時代の変化は社会構造の変化と
して益々速くなり、これまでの社会の変わり方からは予想できない速度と様相で変わってきています。

 関東学院六浦中学校・高等学校は、2014年度からグローバル化とかボーダーレス化を考えよ、と強
く言ってきていますが、分かりやすい例として観光業で実態を見てみます。
 日本政府観光局の発表によると、東北大震災直後の海外からの観光客は落ち込みましたが、2014年
の1年間に日本を訪れた訪日外国人の人数は前の年の2013年に比べて29.4%増の1,341万4,000人だっ
たそうです。横浜市の人口は、370万人です。毎年その3.6倍の海外からの観光客を日本は受け入れる
のに、日本全国、日本人スタッフだけでは手が回らないということは十分に考えられます。
 私の出張の多かった時代は、1997年からの17年間でしたが、その間に感じたことは、先ほどの空港
のチェックイン機が増えたことと同時に、出張先で利用するホテルのフロントで働く人の国際化です。
今、社会ではこれをグローバル人材化と言っています。
 私の経験です。いつも利用していたホテルの一つが、東京の築地と銀座の間にあるビジネスホテルで
した。いつもフロント・カウンターに4、5人の職員がいますが、利用し始めた2007年頃は、そのうち
一人が外国人スタッフでした。利用するお客さんも外国からの人が多いところなので、フロントの人は
皆、普通のビジネスホテルよりずーっと英語が上手なスタッフのホテルです、私が関東学院六浦に勤め
る前年の2013年、時間帯にもよりますが、あるときは、日本人スタッフ一人の他は全員が外国人材ス
タッフでした。徐々にグローバル人材スタッフが増えてゆくのを実感していました。

 さて、目線を変えます。文科省の数字ですけれど、2014年度、日本に留学している外国人学生は、
184,155人で、対前年比16,010人、10.0%増だそうです。大学へは139,185人、44,970人は、日本
語教育機関に在籍しています。今度は法務省の数字です。同じく2014年に日本の企業に就職するた
めに卒業後、日本に住み続けたいと届け出た外国人留学生は、14,170人、前年と比べ1,377人増えた
そうです。実際に許可された人は12,958人ですが、前年比で1,311人です。いいですか、外国人学生
は184,155人、卒業して日本企業への就職で残留する留学生が、12,958人。単純に計算して、毎年日
本に居住する外国人留学生総数の7%が日本に勤める。
 そして、母国に帰国する人の中には、母国にある日本企業に就職する人も少なくない。ボーダーレ
ス化だとかグローバル化だとか、そういう言葉が華麗に聞こえているなら、そのイメージは捨てたほ
うがいい。現実的には、ある意味で生々しい職業獲得競争なのだということをしっかりと感じるべき
なのです。今年はついに留学生の国内就職が14,000人台になる?という情報もあります。毎年、相当
な数で増えています。就職先は大企業に限らず、製造関係、食品関係で海外との取引が増えている中小
企業もそうです。

 グローバル人材の採用が増えている現実、経済新聞などを読んで、中学生、高校生のうちから現状を
調べておくことが重要です。
 皆さんはいずれ自立します。大学で仕事を探し始める時、「就職できるかな」という不安の他に、
「この会社に入ったら、将来は大丈夫か」、「この仕事はどうなるか」という不安も感じるだろうと思
います。10年後、20年後にどうなっているだろうか、という疑問は当然で不安でもあります。
しかし、考えても想像はつきません。ですから、不安に感じても仕方ない。神様しか知らないことです。
不安を必要以上に感じる必要はない、不安それ自体は不安を解決しません。どうなっているかは、現在
の予想の通りには行かないのも世の中です。ですから、どんな時にも耐えられる力を、自ら力を備える
ことが大事になります。皆さんの一人一人の個性は違う、指向性も違います。目指す道を広い視野から
眺めつつしっかり勉強することです。しかし、全ての人に共通して言えることがあります。誰もがつけ
なければならない力。それは先ず、言語の力です。
 
 正確に自分の考えることを人に伝えられるように、そして他者を理解できるように、母国語の力をつ
けること。そして母国語だけではなく、別の言語も十分に力をつけることです。
第一番目には、英語です。とにかく英語をしっかりと習得しなければなりません。英語は「教科」であ
っても、「教科」ではありません。英語の点数がいいとか、成績がいいとか、そういう尺度で英語の学
習を捉えるのではだめです。英語は生きるための基本的ツール。仕事を広い範囲で見出すための力。生
きるための力そのもの。英語は力だ、という認識を持ってほしい。英語を使えなければ、自由に仕事を
選べない、選ばれない、望んだ仕事に就けない時代が近づいているという認識を持つべきです。そして
世界の、日本国内外の現実を早く見聞べきです。

 昨年の夏、関東学院大学の文学部の100人くらいの学生に授業をしてきました。見えないグロイー
バル化への備え、という趣旨の授業です。授業が終わって授業を受けた全学生のアンケートと感想文を
書いてもらいます。それを読んでいると、大学4年のある女子学生がこう書いていました。
「服飾メーカーに勤めるのが夢で○○社に書類を送りました。レディース、メンズの総合服飾メーカー
ですが、書類で落とされました。英語の資格の点数が基準点に達していないという理由でした。私は英
語の勉強は嫌いではありませんが、服飾メーカーに勤めるのにそんなに重要な要素とは考えていません
でした。もう4年で、半年で学校を卒業するので、後悔しています。私の経験を中学生と高校生に話し
てあげてください。大学生になって夢が叶わないことを知らされる寂しさはありません。」

 今日の聖書の箇所、ヤコブ4章17節は、今年度最後の月間聖句の箇所でした。聖書の中の「善」に
ついては、先回の礼拝で聞いていると思いますが、ヤコブは、神様を信じる、イエスを頼みにすると言
うなら、積極的に日常生活で、信仰の態度を行動にしようと呼び掛けた人です。今日の箇所を教訓的に、
一般的に読めば、勉強にも同じことが言えます。
 意味ある学習を、意味を持って考え、意味あるように実行に移すことです。勉強は意味あること、そ
れを知っているなら、それを行動に移しなさい。これを今日のメッセージとします。

 今日で2015年度は終わります。
短い春休みですが、一年を振り返り、新学年の4月から、何を見つめ、何を考え、何から始めるかを考
えて過ごしましょう。

                                 関東学院中学校・高等学校
                                    校長 黒畑 勝男



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