軽音楽部春合宿2018

 

軽音楽部では3月29日(木)〜31日(土)に春休みの校内合宿を実施しました。

このブログでは合宿1日目の様子を紹介します。


軽音楽部の春合宿では、各バンドともいつものバンドメンバーとは異なるメンバーでバンドを組みます。
通常のバンドを一旦バラバラにした上で、学年を超えて新たなバンドを作ります。
この春合宿では5つのバンドが編成されました。
また今回の春合宿では次の課題曲が定められました。


 「八月の夜」Silent Siren(女性ヴォーカル)
 「PARTY PARTY」TOTALFAT(男性ヴォーカル)
 「Higher Ground」Stevie Wonder(男女ヴォーカル)



 

バンドアンサンブルの練習会場は中学美術室の特設ステージ(左)と軽音楽部部室(右)の2箇所です。

校内の施設を最大限に活用し、密度の濃い練習を行っています。

なお今回の合宿のテーマは「挑戦」です。

個人・バンドともに克服すべき課題に挑戦することが求められています。

1日目の午後は各バンドとも2〜3回のアンサンブル練習を行い、課題曲に挑みました。



写真(左)は1日目の夕食の時間です。
本校の生徒食堂で調理された献立をいただいています。
写真(右)は夜のミーティングの様子です。
この日のアンサンブル練習を振り返り、明日の練習の課題を確認します。
合宿は3日目に最終日を迎えます。
3日間の合宿練習がよき実りを結べることを期待したいです。
 

◎軽音楽部2017年度の活動(KGMブログ)
 ・【お知らせ】新入生歓迎「春の中庭ライブ」軽音楽部
 ・5月3日(水・祝)「ティーンズステージ〜高校生フェスティバル」に出演します!
 ・「春の中庭ライブ2017」軽音楽部
 ・「ティーンズステージ〜高校生フェスティバル」に出演しました(軽音楽部)
 ・動画アップロード(軽音楽部)
 ・軽音楽部機材到着2017夏
 ・軽音楽部夏合宿2017
 ・2017夏 軽音楽部合同ライブ(横須賀学院×横浜×湘南学院×関東六浦)
 ・軽音楽部機材到着2017秋&「LIVE in Mutsuura」へのお誘い
 ・今村慎太郎さん(Drums)来校@軽音楽部
 ・奨励賞受賞!「神奈川県軽音楽連盟軽音楽コンクール」
 ・「Merry Christmas! 中庭ライブ2017」軽音楽部
 ・2018冬 軽音楽部合同ライブ(横浜×横須賀学院×青山学院横浜英和×関東六浦) 

 ・軽音楽部春合宿2018 ※本記事

◎軽音楽部2016年度の活動(KGMブログ)


明日は始業式

明日は2018年度の1学期の始業式です。

1年生は、8時25分登校
2年、3年生は、8時45分登校
4〜6年生は、9時45分登校

制服、上履き、聖書・讃美歌を忘れずに準備しましょう。
また、始業式の日に提出する宿題もしっかり用意しましょう。

明日から新年度、2018年度が始まります。
目標をしっかりたて、学習面・生活面ともに充実した一年になるよう願っています。


『校報』第114号(ブログ版・その6) セブ島英語研修

セブ島英語研修

 

 

 1月28日(日)から2月4日(日)の日程でセブ島英語研修に行ってきました。参加者は生徒14名、保護者1名、引率1名の合計16名の参加でした。この研修では英語学校での5日間の英語学習とセブ市内での1日のボランティアを行いました。
 1日目は12時に成田空港に集合して、14時20分発の飛行機でセブ・マクタン空港に向かいました。初めて飛行機に乗る生徒もいましたが4時間のフライトを無事に終え、マクタン空港に到着しました。その後、バスに乗り換え英語学校には現地時間の21時頃に到着しました。ちなみに、日本との時差は1時間です。到着後、学校で必要となる個人写真の撮影と簡単な説明を受け長い1日が終わりました。
 2日目の午前中はオリエンテーションとクラス分けテストでした。クラス分けテストはTOEIC形式の試験でこの試験の結果を受けて、10段階のレベルから現在の自分のレベルが判定され、翌日からの個別時間割が決まります。午後は大きなスーパーに買い物に行きました。日本では目にすることのできない物も多くあり、日本に比べて物価も安いのでみんなびっくりしていました。一番驚いたことはレジの回転率の悪さです。やはり、日本の従業員は優秀だと感じました。夜にはウェルカムパーティーが行われました。私達以外にも日本、台湾、中国から留学に来た40人ほどでゲームなどをして親睦を図ることができました。
 3日目からは授業が始まりました。授業は1コマ50分で1日8コマあります。この授業を午前・午後に分けて4コマずつ行います。その内、6コマはマンツーマン、2コマはグループの授業になります。グループ授業の内容はプレゼンテーションとディベートなので授業では1日中英語を喋り続けることになります。授業に加えて宿題も出されるので生徒達は夜も勉強に励んでいました。
 5日目は授業の中でこれまでの成果を測るポストテストを行いました。試験の結果は翌日の卒業式で受け取りました。この頃には生徒も大分慣れてきて先生と笑顔で会話している様子が多く見受けられるようになってきました。
 6日目の最後の授業は卒業式でした。学校の生徒、先生がカフェテリアに集まり卒業する生徒一人ひとりがスピーチを行い、卒業証書を受け取りました。スピーチの後には先生方が作ってくれたサプライズの動画が流されて、これまでの学校での日々を振り返ることができました。先生方は非常に明るく、親切で卒業式の後には生徒達は皆お世話になった先生方と記念写真を撮っていました。
 7日目はセブ島市内にある「DAEEDEMO HERO」という施設を訪問して、現地の子供達と交流を図りました。この施設では貧困層のなかでもぎりぎり学校に通うことの出来る子供にしっかりとした学習環境の提供や生活面での支援を行なっています。最初にこの団体の代表を務める山中博さんの講話を聞きました。ものすごい情熱と具体的なビジョンを持っており、生徒達は終始圧倒されっぱなしでした。中々聞くことができない内容の話で生徒達にとって良い刺激になりました。その後は施設の生徒(小学生)と一緒に昼食をとって簡単なゲームなどをして交流を図りました。この施設の生徒は日本語も勉強しているので私達は英語で、現地の生徒は日本語を使ってコミュニケーションを取りながらゲームを楽しみました。最後に、現地の生徒達が実際に生活している場所を見学に行きました。実際に目にする光景は日本とはあまりにもかけ離れており、自分たちがどれ程恵まれているか実感することができました。
 最終日は朝5時半に集合し空港に向かいました。問題なくチェックインを済ませて免税店でお土産を見ましたがスーパーの価格よりも4倍ほど高くあまり購入できませんでした。8時発の飛行機に乗り13時頃に成田に無事帰国しました。
 今回のセブ島英語研修を通して、生徒たちは英語だけではなく実際にフィリピンの様々な面を目にすることで多くのことを学ぶことができました。この経験を今後の人生でも生かしてもらえればと思います。

(引率教員)

 


新入生ガイダンス 〜1日目〜

4月6日(金)

新入生にとって2日目の登校となりました。この日は午前中を使って、ガイダンスを行いました。

まず、各教室で出席を確認した後、礼拝堂に移動して礼拝をまもりました。

 

 

礼拝をするための心構えや、聖書・讃美歌の開き方など丁寧に教えて頂きました。まだ、うまく

ページを開けない友人に対してさりげなくフォローする様子もみることができました。

 

 

礼拝を終えると次は初めての「学年集会」を行いました。学年主任からのお話を終えた後、改めて

学年の先生方の紹介と一言ずつメッセージを頂きました。

 

 

学年集会を終え、クラスで終礼をすませた後はクラスごとに金沢八景駅まで下校しました。登下校

のマナーや事故を防ぐために注意するポイントを教えて頂きました。

 

 

まだまだ緊張がみられる1年生ですが、少しずつ友人との会話も増え始めているようです。気持ち

よく学校生活が送れるよう来週もガイダンスが続きます。また、1年生の様子をお伝えしますので

楽しみにお待ち下さい。

 

 


2018年度入学式を行いました



4月5日(木)、中学校と高等学校それぞれの新入生を迎え、2018年度入学式を執り行いました。

パイプオルガンの奏楽とともに礼拝堂へ入場してきた新入生の皆さんは少し緊張した面持ちでしたが、これからの学校生活への期待に満ち溢れていました。本校の入学式は礼拝形式で行われます。聖書の言葉に耳を傾け、初めての讃美歌に少し戸惑いながらも、みんな一生懸命賛美していました。



学校長の式辞、学校法人関東学院常務理事の告辞の他、本校吹奏楽部による校歌の合唱がありました。



式典終了後は、中庭で新入生と保護者の皆様全員の集合写真の撮影、その後はそれぞれのクラスに分かれて初めてのホームルームを行いました。



新入生のみなさんは六浦で過ごすはじめの一歩を踏み出しました。本校で過ごす6年間または3年間が新入生のみなさんにとって実り多きときとなるよう、教職員一同精一杯尽力してまいります。


2018年度に行う広報行事について(中学入試)



本校では、中学受験をお考えの児童・保護者の皆様を対象とした学校説明会などの広報行事を行っています。
2017年度に行った各行事にも、多くの皆様にお越しいただくことができました。ありがとうございました。

2018年度も学校説明会をはじめ、クラブ見学会やオープンキャンパスなど、さまざまな行事を行います。それぞれの行事の日程は以下の通りです。

ミニ説明会
本校の教育理念や取り組み全般について紹介します。説明会終了後は校内見学ツアー・個別質問ブースがあります。
5月12日(土)10:00〜11:30
6月9日(土)10:00〜11:30
7月21日(土)10:00〜11:30
8月18日(土)10:00〜11:30


クラブ見学会
9月1日(土)10:00〜12:00(最終入場は11:30)
・当日活動するクラブは、決まり次第ホームページ等でお知らせいたします。
・時間内の入退場は自由です。
<昨年度に見学いただいたクラブ>
弓道・ラグビー・サッカー・化学・吹奏楽・茶道・軽音楽・鉄道研究
※野球・硬式テニスは雨天のため中止

学校説明会
テーマを分けて、本校の教育活動について紹介します。内容は決まり次第、ホームページやブログでお知らせします。
9月22日(土)10:00〜11:30
11月10日(土)10:00〜11:30

・いずれの回も、初めて本校の説明会へ参加する方を主な対象とする説明会(本校の基本情報をお伝えします)を9:20〜9:50で行います。

オープンキャンパス
授業体験・クラブ体験を通して、関東六浦の魅力を感じてください。保護者の皆様は、お子様が参加している授業やクラブの見学の他、保護者向けのミニ説明会にご参加いただけます。
10月13日(土)9:00〜12:00
・事前申込制です。本校ホームページで申込を受け付けます。9月上旬受付開始の予定です。
・当日のプログラムの詳細は、決まり次第ホームページやブログでお知らせいたします。
<昨年度に実施した授業体験>
英語・国語・社会・数学・理科・情報・美術・大学(理工学部)・大学(建築環境学部)
<昨年度に実施したクラブ体験>
サッカー・テニス・ラグビー・バスケットボール・バドミントン・剣道・弓道・卓球・吹奏楽・化学・軽音楽・家庭・鉄道研究

6年生のための勉強会
本校の入試問題を題材に、本校教員と授業形式で一緒に勉強します。受講する教科数は、4教科と2教科(国語・算数)の選択制です。
11月10日(土) 4教科…8:50〜11:30 2教科…10:00〜11:30
・事前申込制です。本校ホームページで申込を受け付けます。10月上旬受付開始の予定です。

入試説明会
受験生必見!国語・算数・社会・理科それぞれの担当者から、各教科のポイントについて説明いたします。あわせて、出願から受験当日までの流れなどについても説明いたします。
12月1日(土)10:00〜11:30
12月22日(土)10:00〜11:30

※ 同一の内容で行います。
・いずれの回も、初めて本校の説明会へ参加する方を主な対象とする説明会(本校の基本情報をお伝えします)を9:20〜9:50で行います。

直前説明会
12月までに実施する説明会にお越しいただいていない方を主な対象とする説明会です。これまでの説明会の内容をまとめ、学校概要や取り組み、2019年度中学入試についてご説明します。
2019年1月12日(土)10:00〜11:30
2019年1月19日(土)10:00〜11:30

※ 同一の内容で行います。

各種広報関係行事へのお問い合わせ
Tel:045−781−2525(広報部 野本)


『校報』第114号(ブログ版・その5) スキー・スノーボードスクール

スキー・スノーボードスクール

 

 

 私は2月1日から4日までの4日間に渡り、山形県にある蔵王温泉にてスキー・スノーボードスクールに参加しました。1年生から6年生までの100人の生徒が参加する中、なんと6年生は私一人だけでした。蔵王のゲレンデに積もる天然の雪はこれまでに行ったことのあるスキー場の中でも一番と言っても過言ではないくらい素晴らしかったです。また、今回の研修は天候にも恵まれ、研修の4日間全てが快晴でした。この時期に晴天が続くのはすごいことだ、と宿の方もおっしゃっていました。私が参加したのは今年で2回目であり、沢山のコースに挑戦できる1班を選択しました。難易度の高い1班の講習に追いつけるか、という不安がありました。しかし、何とかついていくことができ、4日間難易度の高いコースに挑戦し、1班の班長としてしっかりと義務を果たせたと同時に、技術も向上したと思います。講習が終わると自由滑走の時間があり、講習とは違う形で蔵王の雪を全身で感じることが出来ました。ナイトスキーは日が出ているときのスキーとは違い、なかなか体験できないので、新鮮に感じられ、とても楽しかったです。ホテルで出される料理の数々は、どれも美味しいものばかりで、講習で疲労が溜まった私たちの体を温めてくれました。この4日間では様々な人が協力してくださり、たくさんの友人に囲まれた素晴らしい充実した4日間を過ごすことができました。また機会があれば是非蔵王温泉に行きたいです。(6年1組 男子)


 今年も、2月1日〜4日の入試期間中に、山形県蔵王温泉スキー場で3泊4日のスキー・スノーボードスクールが開講されました。
 出発当日、参加生徒100名は東京駅の動輪の広場前に集合し、予定の時刻を待たずして出発しました。生徒たちは移り変わる車窓の景色に胸を躍らせながら、新幹線車内での時間を楽しんでいました。かみのやま温泉駅で下車した後、蔵王温泉スキー場までバスで移動しました。こちらのスキー場は、初心者から上級者まで幅広く楽しむことができ、雪質は抜群で上質なパウダースノーと雄大なパノラマの景色を堪能することができます。宿泊場所は昨年からお世話になっている、「ホテル樹林」です。絶好のウインタースポーツ日和で、地元の方も驚くほどの晴天でした。開校式後は、初心者と経験者に分かれ、初心者は早速板を担ぎ、平らな場所で板を履くところから始めました。初めてスノーブーツを履き、板の上であたふたしている生徒たちも、インストラクターの方々の指導の下、すぐに上達していきました。経験者のグループは、移動の疲れも見せずに、久々のスキーやスノーボードを楽しんでいました。
 2日目は、講習・フリー滑走と各々練習をし、少しでも滑ることができるようにと努力していました。講習後のフリー滑走では学んだことを活かし、友人と楽しく滑っていました。夕食後は、ナイタースキーを実施しました。ナイタースキーでは、初心者を含む多くの生徒が参加しました。真っ暗な周囲の山々の中に照明で浮かび上がるゲレンデ、冷え切った空気と静けさが相まって、日中とは異なる雰囲気で滑ることのできた生徒たちは大満足の様子でした。
 3日目は、標高の高いゲレンデにチャレンジしたグループが多かったようです。見たことのない真っ白な森林の中で、幻想的な景色に心を打たれていた様子でした。講習の成果を発揮しようと懸命に滑っている姿は一段とたくましく見えました。下山の際には、練習の成果を発揮しようと積極的に教わったことを試しながら滑っていました。そして、多くの生徒が講習を終えても、部屋には戻らず、時間いっぱいまで練習していました。夜は、ゲレンデを光で彩る「千人松明滑走」が行われました。ライトや発炎筒を手にスキーヤーが光の軌跡を描き出していました。色とりどりの光が連なった滑走を、生徒たちは友人同士で楽しんで見ていました。
 最終日は、お世話になった宿に別れを告げ、帰路につきました。
 このスキー・スノーボードスクールを通して、生徒たちは目標に到達した際の喜びや達成感など多くのことを感じ、学んだのではないかと思います。この経験をこれからの学校生活にも活かしてほしいと願います。最後になりましたが、多方面においてご支援いだいた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
(引率教員)

 


2018年度入学式のご案内



明後日、4月5日(木)は関東学院六浦中学校・高等学校の入学式です。
教職員一同、皆さんが元気な姿で入学式に参加されることを心よりお祈りしています。

入学式とその前後の流れをお知らせいたします。
中学校新入生と高等学校新入生で流れが異なりますので注意をしてください。

◎中学校新入生 〜入学式前〜
・新入生の皆さんは中学校舎の前でクラス発表が行われていますので、確認してください。
・礼拝堂ロビーの受付で入学式の式次第をお渡しします。
・新入生は、案内の放送が流れたのち、すみやかに自分の教室の座席に着席してください。
 教室で出席を確認します。保護者の皆様は礼拝堂内の保護者席にお座りください。
・新入生は式次第をもって礼拝堂(入学式式場)へ移動します。

◎高等学校新入生 〜入学式前〜
・新入生の皆さんは登校したら『第一会議室』(本館2階)へ直接向かってください。
・第一会議室で入学式の式次第をお渡しします。
・第一会議室にて出席を確認します。
 保護者の皆様は礼拝堂内の保護者席にお座りください。
・新入生は配布された式次第をもって礼拝堂(入学式式場)へ移動します。

入学式の開式は午前10時です。

高等学校新入生は入学式終了後、礼拝堂を退場します。

式典後、中学校新入生は各クラスで初めてのホームルームになります。保護者の皆様もホームルームを行っている教室に入っていただきますが、教室には参観のためのスペースが十分にはございません。譲りあってくださると助かります。

新入生の皆さんが希望を胸に登校してくることを心よりお待ちしております。



2017年度の入学式の様子はこちら その1その2 をご覧ください。


『校報』第114号(ブログ版・その4) 京都・奈良研修

京都・奈良研修

 

 

 「そうだ京都、行こう」
 テレビや駅で見かけるこのJR東海のキャッチコピー、知らない人はいないのではないでしょうか。「私のお気に入り」という曲と共に映し出される京都の美しい名所は、見ているだけで旅行気分にさせてくれます。平安京遷都から1200年にあたる1994年に記念事業の宣伝として作られたCMですが、放送開始から20年近く経ってもその言葉の新鮮さは失われていません。「そうだ京都、行こう」という言葉には、思い立ったら京都は結構近い場所にあるという意味が込められているそうです。
 2017年度より「京都・奈良研修」が大きくその姿を変えることとなりました。3年生で行われていた全員参加型研修から希望者参加型の個人研修となったのです。その目的は、間近にせまる学校教育改革に伴い新しい学力観、アクティブラーニングを主体とした学びの質が変わりますが、その一つ「学びに向かう力(主体性)」を育むプログラムとするために生徒主体での研修とするものです。何よりも大きな変更は研修プログラムにあります。研修目的、旅の行程、見学場所全てを生徒自身で決めてゆきます。参加する生徒全員の中で話し合いを行い、まずは拠点となる宿泊場所を決定し、グループで行動する方が良いと考える場所と時間を決め、それに合わせて各自がスケジュールを立ててゆくのです。今年度は3年生11名が参加してくれましたが、暑さ厳しい8月のうちから計画を立て、出発までの4カ月8回にわたり事前計画を行いました。宿泊場所は全て京都とし、奈良へは日帰りで、期間中には、体験学習や説法体験を入れることにしました。そして12月の下旬、寒さが本格的になってきた年末いよいよ出発です。


12月22日(金)晴れ
 2学期終業式を迎えた翌日の朝、新横浜に期待と不安を胸に生徒たちは集合しました。京都までは2時間30分、あっという間の到着です。まずは荷物を預けるため宿泊場所に向かいました。今回お世話になった旅館は「さと茂旅館」。京都駅の目の前に位置し、京都タワーのすぐ隣ともあって絶好の拠点になってくれそうです。そして早速行動開始。1人で行動するもの、グループで行動するもの、自分たちの計画に従って見学地に散っていきます。しかし、予想していた以上に京都は広いと感じたことでしょう。なかなか予定通りに見学することはできなかったようです。広い京都にたった11人です。巡回する教員もスケジュール通りに行かない生徒たちを見つけることはほぼ不可能。生徒たちに任せるしかありませんでした。


12月23日(土)晴れ
 事前計画での話し合いの中で、この日は体験学習を含む研修日と決めました。彼等が選んだ体験は「念珠作り」と「和菓子作り」。念珠とは腕に付ける数珠で、自分で選んだカラフルな石を繋げて数珠を作って行きます。家族に上げるつもりで作っていたにもかかわらず、出来生えの良さに自分のものにしようとした生徒もいたようです。そして、「和菓子作り体験」では、練りきりの手法で本格的な和菓子作りに挑戦しました。職人さんの作業を見様見真似で作った和菓子は、形こそいびつでしたが、味は本物でした。その後、各自のスケジュールに従って行動しましたが、昨日の反省を活かし、交通機関を駆使して見学していたようです。冬の京都は修学旅行の学生が少なく見学しやすいのですが、その代りに外国人観光客の多さに驚きました。


12月24日(日)晴れ
 この日はクリスマスイブです。さすがの古都もクリスマスで大賑わいでした。あちらこちらでサンタクロースが歩き周り、繁華街はイルミネーションで彩られていました。この日は奈良見学に行くグループと京都グループとに別れて行動しました。奈良公園の鹿と戯れることを期待していた生徒も多く、今回の研修目的の一つが叶ったようです。電車を乗り継ぎ法隆寺や薬師寺まで足を延ばした生徒もいました。

 そして夜のこと、ある生徒が思いついて自主的にクリスマスケーキを皆のために買ってきてくれました。そこで、急遽ささやかなパーティーを行いました。ツリーや電飾は無いものの、ここまで一緒に取り組んできた仲間たちと過ごしたクリスマスは、特別だったのではないでしょうか。


12月25日(月)雨後曇り
 クリスマスの日。そして研修も最終日です。この日は事前計画通り全員で行動することにし、嵐山散策を中心とした研修を行いました。天龍寺では特別に法堂の拝観が許され、八方睨みの雲竜図に睨まれながら、お坊様による説法を聞くことができました。毎日学校に行けて、食事が出てきて、布団で寝られて、好きなことができることは当たり前なことではない、「無常」の教えは生徒の心に強く響いたのではないでしょうか。そして3泊4日に渡った実地研修もいよいよ終わりです。4日間歩きに歩いた疲れと、全ての行程を終えることができた充実感と、カバンいっぱいのお土産を持って家路に着きました。

 

 しかし、今回の研修はこれで終わりではありません。この後、自分たちが調べたことを発表しなければなりません。以下は2月19日(月)に行われた発表会の研究テーマ題目です。
 「京都の寺について」
 「建造物と町の作り」
 「 小説『青い月の夜、もう一度彼女に恋をする』の舞台を訪ねて」
 「建造物と人々」
 「京都・奈良について」
 「京都の魅力」
 「京都の世界遺産」
 「京都のキリスト教の歴史」
 「古くからの建物の歴史を知る」
 「神社と寺の違いについて」
 「旅行したい場所第1位だった京都の人気はなぜ落ちたのか」
 生徒たちの発表には、行った者だけが分かる実感と感動が伴っており、笑いと新しい発見に満ちていました。この研修発表こそが、本校の新しい「学び」の正しさを証明してくれたことを強く感じさせるものでした。

 

 「そうだ京都、行こう」
 全ての学びの原点は、自分の内から沸き起こる興味・関心を持つ純粋さとそこに向ける情熱だと考えます。「そうだ」と言う言葉から何かに気づき、「行こう」という言葉から行ってみよう、やってみようという主体的な姿勢を問うものです。CMを見る人の学びに向かう姿勢を刺激するからこそ、いつまでも響くキャッチフレーズなのではないでしょうか。そして最近このキャッチコピーがリニューアルされました。
 「そうだ京都は、今だ」
 3年生以上なら誰でも何度でも参加できる行事ですから、ぜひ来年度は多くの生徒に参加して欲しいと願っております。
 最後に、この研修に協力してくださいました京都・奈良の寺社、並びに関係施設の方々、またご賛同頂きました多くの保護者の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

(引率教員)

 


『校報』第114号(ブログ版・その3) カンボジア・サービス・ラーニング

カンボジア・サービス・ラーニング

 

 

 師走の22日〜28日の日程で『第4回カンボジアサービスラーニング』が開催された。
 今回の研修のスローガンは、「交流を通じて、カンボジアの子供達を笑顔にし、同時に日本とカンボジアの豊かさのちがいについて学ぶ機会を持とう」ということに決定した。
 私は、生徒たちが「いかに主体的に取り組み、自分自身の感性の中で何を感じ取れるか」というテーマを掲げ、一歩引いた立場から生徒の活動を見守ることにした。


1.中学校での授業(最初の授業は現地の中学校で行った。)
 案内された中学校の教室に行くと、現地の子供たちは合掌し、立ち上がって迎え入れてくれた。授業を受けることへの喜びに溢れ、自主的・主体的に受け入れて学ぼうとする現地の子供たちの姿勢には、日本が豊かさの中でいつの間にか忘れてしまった何か、また忘れてはならない何かが溢れているように感じ、改めて学ぶ姿勢の大切さを痛感したのである。
 現地の子供たちは、お揃いの制服を身に纏いこれから始まる授業に期待を膨らませている様子。
 一方、本校の生徒はその雰囲気に一瞬たじろぎ、言葉の壁に対する恐怖からか『誰が第一声を話すか』と教卓付近で譲り合っている始末。私は一瞬自分が前に出てコントロールすべきかと悩んだが、生徒たちの貴重な経験を奪ってはいけないと思い返し、再び教室の後方に陣取り撮影に専念することにした。
 本校の子供たちは、自信なさそうな小さな声で「チョムリアップスオー」と挨拶し、自己紹介を始めたが現地の子供たちには聞こえておらず、ますます緊張が増幅されていき、本校の生徒たちは緊張で顔をこわばらせていた。そうは言っても授業は進めなければならないのは事実、2教室に分かれて説明のために用意した図入りの模造紙を使って身振り手振りで説明を始めた。必死に伝えようと頑張っており、現地の生徒もその思いに応えようと作業をはじめる姿には感動を覚えた。「真心をもって伝える」とは、まさにこのことであるように思えたのである。そこには、『教える側と教わる側の良い関係』があり、伝える側も教わる側も互いに一つの学びに主体的に取り組むことで大きな力を生み出す素晴らしさを再確認したものである。


2.SATO JAPAN CENTER
 昼食を挟んで、午後はSATO JAPAN CENTERで授業を実施した。
 この施設は、毎回コーディネイトして頂いている佐藤先生が開設されている施設で、『塾』のような『学童施設』のような場所である。この地域は、カンボジアの原風景が残っており、道は整備されておらず、道の周りに簡易的に建てられたお店が連なっているようなところであった。この地域の人の多くは裸足で生活しており、プノンペンのホテル近くでは想像もできないほどの『田舎』であり、大きな経済格差を感じた。
 2時半頃から研修をさせていただく予定だったが、予想よりも早く子供たちが集まってきた。
 生徒たちは、授業の準備を終えると外から興味津々で中を覗き込む幼い子供達と『追いかけっこ』を始め、世界共通の遊びと子供たち特有のスキンシップを楽しんでいた。幼い子供たちの猛烈なアプローチに最後は本校の生徒も疲弊してしまったが、一言「子供はホント元気だわ〜」とつぶやいている本校の生徒の発言に思わず笑ってしまったのは紛れもない事実である。
 2時過ぎ、佐藤先生の呼びかけで、少し時間を早めて研修授業をスタートした。
 入口にたくさん集まっていた子供のうち、カードを持っていつも通っている子供だけ室内に入れるのだが、本校の生徒の「かわいそうだから、入れてもいいのでは」という一瞬の感情に流された発言に対し、現地のスタッフや佐藤先生が「NO」だと言い、「それをやってしまうと秩序がなくなる」「ただかわいそうだという思いだけで行動してしまうと、何の努力もしなくなる」という深い言葉に考えを改めさせられた。
 研修授業は、午前の中学校での経験を生かしてきちんと挨拶をし、身振り手振りで塗り絵と自由お絵かきの2枚をラミネートして下敷きを作成する工程について説明し、一緒に作品を作るなど自信をもって接していた。経験は人を育てるというが、こんなにも即効性があるのかと驚いたものである。
 さらに、約40人の子供たちが順次入室してくる中に制服を着た5人の中学生がいた。幼い子供たちと同じように作業をし、帰る際には佐藤先生や我々大人に対し、改めて近寄ってきて合掌し笑顔で頭を下げて感謝の気持ちを表していた。この中学生は誰から言われた訳でもなく、自主的にその行動をしていたのである。
 教育の本質は何かと問われるとそれぞれ意見は分かれてしまうと思うが、教育の基礎となる躾において大切なものは何かと問われたとき、「ハイという素直な気持ち、ありがとうという感謝の心」と答える人は多いと考える。カンボジアにはその素直さと感謝の心があり、積極性と笑顔、些細なことへの感謝の気持ちを忘れない子供たちから多くのことを学び、考えさせられた。

 

3.小学校での運動会サポートと研修授業(糸電話実験)
 1日移動とプノムダ遺跡巡りと更に貧困問題を抱える地域の子供たちとの交流を挟んだのち、TAKEOの小学校を訪問した。この小学校には、佐藤先生の寄付によって建てられた校舎や本校からも扇風機や卓球台などの寄付した品があり、大切に使っていただけている様子であった。
 今回新しく、パソコン購入資金として献金を集め現地で購入したものもカバーを掛けて教員室に置かれていた。
 午前中は現地小学生の運動会の手伝いをさせていただくことになった。佐藤先生は「最初は何もできずに大変だった。先生たちも当初は丸投げ状態で職員室で休んでいた程。一緒になってやらないなら“もう来ない”と怒るところから始めたんだ」と熱っぽく話をされていた。
 実はやる気満々でホイッスルまでカバンに潜ませていた私、冒頭にも掲げた自分自身のテーマを前のめりの気持ちの中で一瞬見失いかけていた。しかし、佐藤先生の言葉と本校の生徒たちが現地の先生やスタッフと一緒になって準備する姿に自分の役割を再認識し、再び撮影に回り一歩引いたところから見守ることにした。
 先ずは整列、先生の指示に従ってすぐに並び終え、掛け声とともに整頓。実に素晴らしい光景であった。現代の日本では、兵隊式と揶揄されきちんと整列させることさえ難しいご時世、規律と統制のとれた整頓に私自身、兵隊式と揶揄されるような悪いイメージは見いだせず、むしろ現代の日本人にも体験させるべき何かがあるように感じたものである。
 整列した現地の小学生を前に本校の生徒が自己紹介、それに対し現地の先生の掛け声で大きな声で挨拶をする小学生。学校の先生もまたこの数年で育てられ、成長した姿を佐藤先生に披露しているようでもあった。
 運動会がスタート。紐で囲われた競技エリアを現地の子供たちが陣取り、先ずはお手本として本校生徒が模範演技。ゴールした際には自然と拍手が起こり、飛び跳ねながら自分の出番を待つ子やついつい遊んでしまう子など世界共通の子供の状況がありつつ、和やかなムードで会が進行していった。
 1番になった子を景品渡し場所まで連れて行く生徒、二人三脚の為に脚を結ぶ生徒、それぞれが自分の持ち場を見つけ、とても良い学びを与えていただいていた。
 運動会が終わり、午後に来る生徒との入れ替わりの為に片付けをしていると校庭で泣いている子が1人、その子を心配して囲う数人の友達がいた。最初は何故泣いているのか分からなかったが、みんなに参加賞として配ったノートとボールペンを貰えなかったことが悲しくて泣いていたとのこと。それを見た本校の生徒は必死に問題解決しようと動き回り、自分自身が渡されたノートとペンを渡そうとしていた。結果的には予備に確保しておいたノートとペンを渡したのだが、泣いてしまう子供の純粋さに心動かされたのと同時に、必死に問題解決しようと動き回る本校生徒の姿に温かい気持ちになり、生きた教育の姿に感動すら覚えたエピソードでもある。
 暫しの休憩を挟んで、後半は教室を使って糸電話の実験授業を行った。
 前日の夜、昨年まで本校に留学していたムーニー(男子生徒:現地の高校3年生)とソックリン(女子学生:現地の大学1年生)と入念に打ち合わせをし、日本で準備していた説明用の模造紙に書いてきたクメール語が全く意味を成していないことを知り、一緒に通訳してもらいながら授業を進めることを確認、本校生徒が説明、留学生が通訳、現地の先生が生徒と一緒に反応する。素晴らしい連携で授業をスタートした。
 2人1組で糸電話を作り、現地の先生も一緒になって楽しみながら実験する姿は、本当に楽しそうであり、本校の生徒も実は実験そのものを楽しみながらやっていたのも事実。和気藹々とあっという間に時間が過ぎていった。その後、クリスマス会ではクメール語を使ってクリスマスの説明、現地の子供たちも分かっている様子だったが、必死にクメール語で説明する本校生徒の気持ちに応えようと拍手で応えており、和やかな良い時間を与えられた。
 今回の研修授業を通じ、本校の生徒は多くの学びを得ることができ体験から大きな成長を与えられたと感じた。サービスラーニング、まさにこの言葉がこの研修の主旨。改めて多くの生徒に参加してほしいと願い、経済成長著しい5年後・10年後のカンボジアがどのように発展し、この研修がどのような形になっているかも気になるものである。
 ふと振り返り、5年後・10年後の日本、また関東学院六浦にも明るい展望があるよう一日一日を確実に歩まなければならないと思い、教育に携わる上で忘れてはならない部分を再認識する研修であった。

 

(引率教員)



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