『校報』第114号(ブログ版・その8) 総合学習 地球市民講座

総合学習 地球市民講座

 

2年生

 

 

 2年生は来年度に、持続可能な社会の実現に向けた個人研究を進めていきます。そのため、3学期は地球規模での課題への理解を深め、さらに地球市民としての主体性を養う機会となりました。


 峪続可能な開発目標(SDGs)」についての理解
 地球規模での課題に取り組むには、「地球市民」の視点から物事を捉えていく必要があります。そのため、これまでに学んだ「地球市民」の理解の確認は欠かせません。さらに、貧困国とそうでない国の比較から捉える世界の現状や、MDGsを掲げていた時代からSDGsを掲げるに至った背景を学びました。これらのことから、地球規模での課題の本質を知り、持続可能な社会に向けてどのように行動すべきかが見えてきました。

 

◆崋分たちにも、世界は変えられる」という意識づけ
 私たち教員は、地球規模での課題やSDGsについての理解を深めるだけに終わらず、実際に行動にうつす人になって欲しいと願っています。
 ここでは『認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン』代表理事の中島氏に「中学生の自分たちにも世界は変えられる」というテーマのもと講演をして頂きました。「国内外の貧困や差別から子どもをFree(解放)にすること」と「『子どもには世界を変えられない』という考えから子どもをFree(解放)にすること」をミッションとし、カナダの12歳の少年が立ち上げた『FREE THE CHILDREN』から日本支部として設立された団体です。
 ご自身の体験から、児童労働に苦しむ子どもの現状や、団体の活動を説明して頂きました。日本の子どもの生活とかけ離れている実態に、生徒は驚くばかりでした。解決しなければいけない、という意識も出てきたことと思います。
 日本の中学生が行動を起こした例も挙げられており、些細な行動でも課題解決につながっているのだという気づきを与えてくださいました。授業後のアンケート内容をみても、心を動かされた生徒ばかりでした。

 

C狼綉模課題に向けた主体的な関わり方を学ぶ
 2年生最後のプログラムでは、世界の飢餓の撲滅に取り組むとともに、国連WFPの活動を支援するユース団体「ユース ボランティアセンター ジャパン」の講演を行いました。 
 実は、本校卒業生が立ち上げた団体で、現在既にSDGsのテーマの一つに取り組んでいるのです。歳が近い上に「先輩」という身近な存在がお話してくれ、かつ地球規模での課題の解決に向けて実際に活動しているとなれば、心を打たれたこと間違いありません。

 

 

3年生

 

 

 3年生は、後期受講者が2月21日の代表者発表をもって、講座を終えました。
 冬休み前から文献検索にあたりました。根拠文献を見つけても、不十分だとわかると再検索をします。
 こうしてようやく結論が出るまでになると、ゼミ内で発表しました。世界の諸問題はいくつもあり、ゼミの中でもそれぞれが、色んな問題の解決を、探っています。代表者発表もそうですが、他者の調べたことや考えたことを、この時はじめて見聞きするため、知識や理解が深まるだけでなく、他者の調べ方や考え方、発表のしかたまでが新鮮な情報として自分に入ってきます。自分の知識や考え、探求方法が、再構築される瞬間が自分でわかるため、生徒にとっては充実した体験になったはずです。
 また、問題はいくつかあれど、実は問題同士がつながっていることに気付いた生徒もいるのではないでしょうか。地球規模での課題の解決を図るための大事なヒントです。今後も「探究」を深め、解決に向けて動いていってほしいと思います。   
 

(司書教諭)



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