6年生 寿町炊き出しボランティア2

2月16日(金)、本校6年生有志が寿町(横浜市中区)の炊き出しボランティア2回目に参加しました。今回の参加者は前回とは違うメンバーで、卒業後の進路が決定している生徒8名が参加しました。



活動は前回同様、朝8時から始まり、公園内での野菜洗い、皮むき、切込みなどの行程で行われました。この日はさほど寒くなく、作業をしているうちに上着を脱ぐような気温でしたので、最初は冷たかった水にも慣れ、2時間ほどの作業があっという間に終わりました。



作業が終わると日本キリスト教団神奈川教区寿地区センターへ移動し、路上生活についてのDVDを鑑賞して、意見を述べ合う勉強会も行いました。さらに、ここで生活している方にお話を伺う機会を持ちました。昼食後には近くの施設などを見学し、最後にミーティングを行って終了しました。

2020年には横浜もオリンピックの会場となります。その時、行政はどう動くのか。(過去にも大きなイベントを行う際、行政の様々な動きがあったそうです) 炊き出しを必要としている人たちには今、何が必要なのかを学ぶ良い機会になったと思います。

今回のボランティアへ初めて参加した生徒の感想文を要約して掲載させていただきます。

『8時間前の私』K.K.
私は今回初めて炊き出しを経験しました。もちろん初めての寿町訪問でした。炊き出しがどんなものか、「寿町」という町がどんなところなのか、わからないことだらけのまま集合の駅に到着し、一生懸命手伝いました。作業中、横で大声を出す人、喧嘩している人、ごみ箱をあさっている人、煙草をもって一人でしゃべっている人。想像をはるかに超えるほど色々な人がいました。「そのような人たちと今日1日関わっていくんだな」と思ったとき、私には不安と恐怖心しかなかったことを覚えています。
配膳の際には私はスプーンを渡すというシンプルな作業すらできず、立っていることしかできませんでした。すると、私の隣でお箸を担当していた社会人になったばかりの女性の方が、「スプーン?お箸?」と友達のように話していて、その姿が私にはとても格好よく見え、私も少しずつではありましたが同じように作業することができるようになりました。
私が勝手に決めつけていた印象は実際に関わり、コミュニケーションをとることで180度変わりました。帰り道に駅を探していると、ホームレスの人に「駅はあっちだよ」と教えていただき、私は素直に「ありがとうございました」と答えました。私はその時、「8時間前の私なら、出ることのなかった言葉だ」と感じました。



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