6年生講演会 「ただ、じぶんらしく」〜見た目問題から教わったこと〜



5月12日(金)、6年生では、「見た目問題」解決NPO法人マイフェイス・マイスタイル代表、戸川 浩子さんを講師にお招きして、講演会を開きました。

「見た目問題」とは、病気や事故などによって顔や身体に先天的や後天的な見た目(外見)の症状を持つ当事者が、その見た目がゆえに直面する問題の総称であり、一目でわかる特徴を持ち、就職や恋愛、対人関係などに悩むことを言います。こうした悩みを抱えている人は、全国におよそ100万人もいると言われており、その割合は、日本で「小林さん」もしくは「中村さん」という姓の人と出会うのと同じだとわかりやすく説明していただきました。

戸川さん自身は、20代のころに付き合った男性の顔に、幼い頃に受けたやけどの手術痕があったことをきっかけに、「見た目問題」と出会いました。その後、本格的な活動家として歩み出し、2006年に自ら中心となって、NPO法人マイフェイス・マイスタイルを立ち上げました。



講演では、単純性血管腫・円形脱毛症・口唇口蓋裂・熱傷(やけど)・アルビノ・小耳症・トリーチャーコリンズ症候群などのために、見た目(外見)に症状(病症)をもつ人たちの写真が紹介されました。NPO法人マイフェイス・マイスタイルの方々は、苦しんでいる方たちの相談を受けたり、各地で、写真展や講演会を開くことや、新聞やテレビ、ネットを通して発信することで、この問題について知ることを広げる活動をしています。今年2月には、作家の水野 敬也さんによる「見た目問題」当事者の9人の体験を紹介した本『顔ニモマケズ』が出版されました。



「見た目問題」当事者の方々は、様々な差別や偏見、いじめなどに会い、葛藤を経験しながら、まわりの視線や評価は気になるけれど、ふりまわされないという強い気持ちを持とうとしているというお話でした。

この講演会をきっかけにして、この問題について知り、じっくりと考える機会を与えられたことに感謝します。



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