6年生講演会「進学、そして就職―どのような世界が待っているのか?」

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11月16日(金)、ロングホームルームの時間を使って、6年生を対象とした講演会を実施いたしました。
講演会は、大学入試を控えた6年生に、これからの学生生活で留意すべき点について考えるものです。
演題は「進学、そして就職―どのような世界が待っているのか?」です。
6年生は、来年4月にはこれまでの中高の6年間とは異なる環境、未知の世界に飛び込んでいきます。
その生活環境はどのようなものなのでしょうか?

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講師は関東学院大学の小山嚴也(こやまよしなり)先生です。
小山先生は関東学院大学経済学部経営学科教授で、副学長と学生生活部長を務めていらっしゃいます。
経済学部経営学科での主要なご担当は現代企業論です。
「企業と社会の関係についての研究」「企業不祥事についての研究」をテーマとしていらっしゃいます。
また本校のような高校生を対象にした講演会だけでなく、企業での講演も多数されています。
さらに学生生活部長というお立場は、学生生活の諸問題の解決に携わる部署の責任者でもあります。
今回は学生とも身近に接しておられ、問題解決の最前線でご尽力なさっている先生のお話をうかがいます。
どのようなお話になるでしょうか?

まず、大学生(専門学校生)となると、高校生とは比較できないほど世界が広がること。
具体的には、以下のような世界の広がりです。

 ・行動範囲が広がる(遠くまで出かける)
 ・交友関係が広がる(様々な人と関わる)
 ・時間の自由度が増す(長期の夏休み、春休み)
 ・金銭的な自由度が増す(バイト代が使える)
 ・酒、タバコが身近になる(うるさくいわれない)


これらの「広がる世界」は、学生生活にとって喜ばしいことですが、一方でリスクも伴います。
未成年は飲酒・喫煙が禁じられていますが、それらに伴うトラブルは大学でも多いそうです。
とりわけ飲酒については、二十歳を過ぎても飲み方によっては大きな問題に発展することがあります。
大学生活は楽しく、自由さも増すけれども、しっかりと自覚を持って、節度のある行動をする必要が
あると注意喚起もありました。
学生生活部長のお立場から、この点については繰り返し強い訴えかけがありました。

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続いては、大学での勉強のこと。

特に高校までとは大きく違うことがらについて、詳しく説明いただきました。
高校までの学習の仕方とは大きく違う大学での学習に戸惑うこともよくあることです。
「時間割の組み方」「ゼミナール」「研究室」「試験」「レポート」「単位」など、
大学での学習について、その言葉の意味することを知っているだけでもとてもよい示唆になります。

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また、ご自身の専門の内容も含めた説明もいただきました。
実際に試験の出題内容についてもスライドで提示してくださいました。
「経学」tp「経学」の出題例です。
経済・経営系の進路を考えている生徒にとって、とても参考になるものを紹介してくださいました。

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さらに、「今どきの就活」というテーマで、学生の就職活動についても説明いただきました。
就職活動については、生徒たちにとって全く未知の世界です。
就職活動をスタートする時期、エントリーの方法・内容、就職試験についても説明いただきました。
企業は、学生の「コミュニケーション力」「論理的思考力」「行動力」をみているとして、
そのような能力の獲得とするために学生の間に多く経験をすることの重要性もお話しいただきました。
その一方で,「大学生・専門学校生にありがちなこと」として、悪い例も紹介いただきました。
「アルバイトのしすぎで単位がとれず留年」「期待はずれの講義ばかりでやる気がなくなり中退」などです。

学生生活は世界は広がり、自由さも増しますが、危険と隣り合わせでもあります。
新たな環境に飛び込む生徒たちは、期待と不安を抱えています。
今回の講演会はそのような期待と不安に対して、とてもよいアドバイスとなったと思います。

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講演会の最後に小山先生から、「皆さんへのメッセージ」として、次のメッセージをいただきました。

 ・ますは行動しよう!
 ・いろんな人と交流しよう!
 ・海外に行こう!
 ・とことん学ぼう!
 ・リスクはしっかり把握しよう!


上のメッセージは、小山先生の多くのご経験とご研究から導かれたものです。
この講演会で、生徒たちは実に多くのことを学んだことと思います。
今日の講演会で話されたことが、生徒たちの学生生活のなかで活かされることを期待したいです。
また小山先生におかれましては、お忙しいなか講演の労をとってくださいました。
御礼を申し上げます。
ありがとうございました。



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