1年生・2年生対象大学理科講座を行いました

本ブログでは、9月17日(土)に行われた1年生・2年生対象の大学連携理科講座の1つ『自然界の放射線』についてご紹介いたします。
6月に実施された講座,陵融劼こちらを、講座△こちらをご覧ください。

今回講座を担当してくださったのは、関東学院大学理工学部理工学科土木学系の前田直樹教授です。地球に関する知識を学ぶ『地球科学』が専門の先生は、地震学および地球内部物理学、主に発震機構や地震活動の研究をされています。毎年この1年生・2年生対象の大学理科講座を担当していただいています。

始めに放射線に関する講義がありました。
原子や分子など目に見えない小さな粒子、原子の構造や同位体、放射性同位体の崩壊などについて学びました。この放射性同位体が崩壊するときに放射線が出てくることや物質によって放射線の量や質が変わることを教えていただきました。理科の授業ではまだ習っていない1年生・2年生へ丁寧に教えてくださいました。
身の回りに放射線はたくさん存在し、場所や地域によって放射線の強さが異なっていること、放射線の単位についても教えていただきました。生徒たちはメモを取りながら真剣に話を聞いていました。


最後に、放射線を測定することができる装置の使い方を教えてもらいました。
想定結果は0.052マイクロシーベルト毎時でした。
その後、大学キャンパス内の放射線を測定しに行きました。


まずはキャンパス内のフォーサイト21という建物の入り口に移動しました。
そこで測定すると最大0.185マイクロシーベルト毎時でした。講義を受けた部屋に比べるとかなり高い値でした。
測定した場所には花崗岩を加工した建材がありました。花崗岩などの自然石の中には放射線を多く放出するものがあるそうです。地域による放射線の量の違いはこの自然石によるものが多いそうです。


その後は、2つのグループに分かれてキャンパス内を測定して回りました。



色々な場所を測定し回った後、講義室で測定場所と数値を発表し合いました。


高い数値を表した場所は、雨樋の下の土の部分でした。雨樋の下や風通しの悪い場所には、原発事故によって生じた放射性物質を含む塵や埃が集まりやすいので高い数値になったそうです。原発事故が起こった直後は、今よりも高い数値を示していたそうです。原発事故の影響の大きさについても学べたのではないかと思います。

本校は大学に隣接しているので、そのメリットをいかし、今回のように大学の先生方から直接指導を受けることができる機会があります。他の講座については、また本ブログで紹介いたします。



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