平和礼拝をまもりました

7月12,13日、本校の礼拝堂にて『平和礼拝』をまもりましたので、本ブログにて報告します。


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中学生は7月12日(火)、高校生は翌日の13日(水)の朝に
捜真女学校高等学部沖縄研究会の皆さんをお呼びして、一緒に礼拝をまもりました。


最初に讃美歌(中学生は391番,高校生は453番)を歌い、
聖書の朗読(中高共通で『マタイによる福音書 5章9〜12節』)を行いました。


その後、捜真女学校高等学部 沖縄研究会の皆さんによる『沖縄平和の旅』の報告を聞きました。
沖縄研究会は捜真女学校の総合の時間で行われた平和学習をキッカケに『高校生が出来る平和学習』を
模索した有志6人で発足した会です。沖縄について調べたことを校内新聞にしたり、講演会に行ったり、
自分達でディスカッションを行うなどの活動を行っているようです。

今回の旅は冬休み期間中の12月25〜29日に実施し、

・戦時の物を資料館で見る。
・『愛楽園、ひめゆりの塔、首里城、ガマ(防空豪として使われた洞窟)』などといった当時を物語る場所への訪問。
・沖縄出身で実際に戦争を経験した牧師さんの講演に参加。

当時に関すること以外にも
・学園祭で販売したサータアンダギー(沖縄県の揚げ菓子)の売上金の寄付。
・在日米軍海兵隊の基地である『キャンプ・シュワブ』の訪問。
・沖縄音楽の鑑賞。

などといった様々な活動を今回の旅では行ったようです。
また、毎日その日に見た物について自分達で話し合いをしたようです。


研究会の生徒さんの一人が報告の中で『教育』について触れていました。
内容は、2つのガマから考えられる『当時の日米の教育の違い』についてと、『今と昔の教育』についてでした。


2つのガマというのは読谷村にある『シムクガマ』と『チビチリガマ』。
この2つのガマに非難していた人達は『教育の違い』によって別々の運命を辿りました。
『シムクガマ』にいた2人のアメリカ帰りの日本人。
『アメリカ兵に捕まっても殺されない』という当時の日本人にはなかった考え方、
反対する大勢の人を説得させる力と勇気によって多くの命が助かりました。
一方、当時の日本の教育に素直に従った『チビチリガマ』の人達は自決を選択しました。

この話から、当時の日米の教育の違いは勿論ですが、
自分の意見が少数派な状況でも『諦めずに自分の意見を持つことの大切さ』について述べていました。

その生徒さんの言葉の中でも印象に残ったのは、
人は、自分が何かをしたいときに反対されること、批判されることが当たり前で、
自分の意見を持つこと、意見を出すことが億劫になり、難しいことから目を背けがちである。
しかし、多数派の意見に流されなければ、自分が持つ少しの意見が何かを変えるキッカケになるかもしれない。

といったような内容の言葉でした。(原文そのままではありません)

また、その生徒さんは、
『今の教育と昔の教育は教えている内容は違うが、本質は同じなのではないか?』
とも言っていました。『平和教育』を謳うご時世、
『本当の平和とは何なのか?日本はどうして70年間も戦争をしないでいられるのか?』
など、ただ『平和が良い』と考えることなく学ぶのではなく、
『どうして?どうしたらいい?』を考えることの大切さを訴えていました。

沖縄研究会の皆さんによる報告の大まかな内容は以上です。
しっかりとした報告内容、発表する姿勢に本校の生徒も真剣に耳を傾けていました。

最後にお祈りと黙祷を行い、平和礼拝は終了しました。

彼女達の報告の中で述べられていたことは恐らく、多くの人が実感していることでしょう。
それでも中々実行するのは難しいことです。
今回の沖縄研究会の生徒さん達の報告、意見をキッカケに本校の生徒は勿論、我々教員も
『何か変わらなければいけないのではないか?』
という気持ちになったのではないでしょうか?
私自身、難しいことにも逃げずに立ち向わないといけないと改めて思いました。

捜真女学校高等学部 沖縄研究会の皆さん、今回は貴重なお話をありがとうございました。
今後の更なるご活躍を期待しております。



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捜真女学校高等学部 沖縄研究会について
2014年:【自然教室】
    高校1年での総合学習『平和』というテーマの下、
    第二次世界大戦中の『ホロコースト』と新安保法案について学ぶ。
    高校生が出来る平和活動を模索し始める。

    【修養会】
    沖縄出身の平良愛香牧師に講演を依頼。
    その事前学習としてドキュメンタリー映画『標的の村』を視聴。
    沖縄について学ぶことが、今の自分達に出来る平和活動であると思い、有志で『沖縄研究会』を発足。

    【沖縄新聞の発行】
    各地に講演を聞きに行ったり、勉強会を開いて学んだことを学年『プレスタイム』で発行(現7回)。

2015年:【春休みの合宿】
    捜真協会にてバザー、沖縄バンドのコンサートのお手伝い。

    【捜真祭】
    サータアンダギーを販売、売上金を寄付。

    【冬休み】
    『沖縄平和の旅』に参加

活動日:月曜日昼休み、ディスカッションを中心に活動。



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