【連載】3・11を振り返る―本校の防災体制と情報発信を考える―(第11回)

11.3月12日・震災翌日(3)

 学校に3月11日(金)から12日(土)まで宿泊した生徒は101名でした。またこの日、
たまたま本校を訪問していた卒業生6名も学校に留まることになりました。卒業生は積
極的にサポートしてくれ、大きな力を貸してくれました。それを見た在校生も、先輩た
ちの姿に励まさされたことと思います。
 12日の午前中は、生徒を帰宅させるために教員がその対応にあたりました。金沢八景
駅方面・追浜駅方面の二手に分かれて生徒を引率しました。学校では、下校した生徒の
保護者からの帰宅の報告を待ちました。そして学校に宿泊した生徒101名全員が無事に
帰宅することができたという、その最後の連絡が入ったのは11時35分です。下のKG
M通信の記事はそのことを伝えています。発信時刻は12時03分です。交通機関が乱れて
いたため、早くから下校した生徒も自宅にたどり着くには時間がかかったようです。






 KGM通信の連絡網については前節で述べたとおりです。上のKGM通信の記事は
「緊急対応無事終了のお礼と報告」を全校生徒の保護者に連絡したものです。そして
この記事において、KGM通信の文面にKGMブログのURLをリンクさせました。こ
れによって、学校での様子を伝えてきたKGMブログの内容を多くの保護者に伝える
ことができました。
 下のグラフは3月12日のKGMブログのアクセス数を示したものです。この日一日
だけで、KGMブログのアクセス数は8,533にまで跳ね上がりました。そして下のグ
ラフで、特に注目すべきは12時台のアクセス数2,358です。このアクセス数の多さは
KGM通信(12時03分)の記事にKGMブログのURLをリンクしたことがその理由で
あると考えられます。グラフの緑色の部分は携帯電話でのアクセスを示しています。
携帯電話で受け取ったKGM通信の記事から、KGMブログにアクセスものと思われ
ます。複合的な情報発信が協働したケースと言うことができるしょう。






 巨大地震後、多くの方々が本校の生徒のことを心配して下さいました。保護者はも
ちろんのこと、少なからぬ方々が本校のことを気にかけて下さいました。地震後、す
べての人が緊張と恐怖のなかにありました。しかし、上のKGM通信とKGMブログ
の情報を受け、生徒が無事に帰宅したことが分かったとき、その緊張はわずからなが
らもゆるみ、そして安堵へと変わっていったのではないでしょうか。

                          (以下第12回・最終回)


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