“福幸”支援ボランティア事前学習@関東学院大学金沢文庫キャンパス

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7月31日(金)、関東学院大学金沢文庫キャンパスにて“福幸”支援ボランティアの事前学習を行いました。
今回で12回目となる“福幸”支援ボランティアは、8月4日(火)〜6日(木)に実施されます。
また今回は、関東学院大学の学生・教職員と連携して活動を行います。
この事前学習は、関東学院大学大学の授業の一環として行われました。
本校が参加させていただいたのは、両者のボランティアの連携を深めるためのものです。
本ブログではこの事前学習の様子をご紹介いたします。

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事前学習(大学の授業)の担当は横地厚先生です。
授業は「地域貢献活動演習」という授業です。
本校からは高校生が9名、大学からは学生が7名参加しました。
また本校の保護者によるPTA組織である六穂会の方が2名同席されました。
学びを始めるにあたり、生徒・学生が一人ずつ自己紹介をしました。
続いて横地先生から今回の活動の概要が説明されました。
そしてその「地域貢献活動ד福幸”支援ボランティア」は概要は以下の予定です。

8月4日(火)
・東京駅集合
・移動(東京→仙台→矢本)
・東松島市役所にて被災時の状況、現状を知る
・被災各地を巡り被災地の現状を見る
・松島町野外活動センターにて被災者の体験談を聞く
・同センターにて復興支援と地域貢献活動の講話を伺う

8月5日(水)
・福祉施設(老人ホーム)で施設利用者との交流
・野蒜にて仮設住宅居住者は子ども達とハーブの植えつけや収穫

8月6日(木)
・野蒜にてハーブを使ったアイピローづくり
・被災地の方々とのグループワーク(振り返りと今後の支援活動)
・移動(仙台→東京)
・東京駅解散

なお活動は現地のニーズを大前提としており、実際には現地NPOとの相談で決まります。
今何が求められているのかというニーズをもとに活動内容が決定されます。
また横地先生は、今回の活動について、行く前と後で自分に何が変化したのかを受け止めて欲しいと語られました。
活動を通して、自分で何が発見できたのか注意を払うという課題が提示されました。

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今回の学習を進めるため、最初に映像を観ました。
『東松島市からのメッセージ〜震災を語り継ぎ未来を創造するために〜』という東松島市が制作した映像です。
2011年3月11日に起こった巨大地震、その後沿岸部に押し寄せた津波。
東日本大震災の凄まじさを再確認しました。
なお映像は4章の構成となっており、以下のような内容です。
 1.東松島市と東日本大震災
 2.東松島市民が経験した東日本大震災
 3.震災直後の東松島市を支えてくれた人々
 4.災害に負けない東松島市の未来に向けて

映像は東松島市の方々が経験したものを詳しく説明するものでした。
そして実際の市民の皆さんの声をダイレクトに紹介するものでした。
身近な家族・親族の命を奪われた方々の語りもあり、観る者に震災の惨さを伝えます。
横地先生は、映像を観た後、実際に現地に行くことの意味を訴えます。
実際に自分の目と耳で確認することの意味です。
そして今回の「地域貢献活動ד福幸”支援ボランティア」がそのよき機会であること語られました。

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続いては、学生の皆さんの地域貢献活動の紹介です。
すでに何度か東松島市を訪れている学生の活動内容が紹介されました。
とりわけハーブ(ホーリーバジル)についての活動についてです。

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ホーリーバジルは、被災地の支援の仕方の一つとして関東学院大学が紹介したものだそうです。
関東学院大学がハーブの育成などを被災地に提案し、それが現地で普及・拡大していっているとのことです。
またそのホーリーバジルは、実際に宮城学院女子大学の学生食堂のメニューにも使われています。
地域貢献活動のあり方を実践する取り組みとして、学生が主体的に取り組む様子が紹介されました。

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学生の地域貢献活動の報告の後はグループワークです。
この日は高校生と大学生の16人が、4つのグループに分かれてディスカッションをしました。
改めて自己紹介をした後に、横地先生が定めた3つのテーマについて30分程度の話し合いました。
テーマは以下の通りです。
 1.自分のこれまでのボランティアの体験を振り返る。
 2.今日学んでたことを踏まえて、被災地にできる支援とは何かを考える。
 3.地域貢献活動を実践することでどのような学びができるのか、自分を成長させるものは何かを語り合う。

どのグループも真剣に話し合っている様子がうかがえました。
高校生と大学生が共通のテーマについて話し合うことができるのはとても興味深い取り組みです。
関東学院ならではの取り組みが実践されたといえるでしょう。
真剣に話し合いながらもとても和気あいあいしたディスカッションが繰り広げられました。

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ディスカッションの後は発表です。
各グループでどのようなことが話されたかが報告されました。
特に今回の「地域貢献活動ד福幸”支援ボランティア」というコラボレーションへの課題が述べられました。
また発表では、各グループともに高校生がその報告役を担いました!

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事前学習を締めくくるにあたり、横地先生からコメントがなされました。
それは今回のボランティアに参加する者への課題でもあります。

 ・東日本大震災の被災地を風化させないためにはどのような活動が考えられるか?
 ・ボランティアを自己満足に終わらせず継続的に行うためにはどうしたらよいか?

横地先生は「ここからがスタート」だと語られました。
それはこの「地域貢献活動ד福幸”支援ボランティア」が単なる学びではなく、実践であるからです。
実際にその地を訪問し、自分の目と耳で確かめる、その実践を伴ってこそ、この学びは活かされます。
ここからがスタートなのです。

本ブログではこの「地域貢献活動ד福幸”支援ボランティア」の実践活動についても報告いたします。
KGMブログの読者の皆さまにおかれましても、この実践活動にご注目いただければと存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。

本ブログの最後に、今回このように地域貢献活動演習の授業に参加させていただいたこと、感謝申し上げます。
とくに今回の学習をコーディネートしていただいた横地先生に御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
またボランティアでは関東学院大学の皆さまにお世話になることがあると存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。

第12回“福幸”支援ボランティア 参加者募集要項(抜粋)

場  所  宮城県沿岸被災地(東松島市・松島町など)
期  日  2015年8月4日(火)〜8月6日(木)〔2泊3日〕
趣  旨  東日本大震災で未曾有の大被害を受けた地域で、関東学院大学の学生・教職員と連携して、本校生
      徒として安全に実施できるボランティア活動を通して、社会に奉仕をすることの重要性を学ぶ。
集  合  8月4日(火)詳細は後日参加者にお知らせいたします。
解  散  8月6日(木)詳細は後日参加者にお知らせいたします。
宿泊場所  松島町野外活動センター 宮城県宮城郡松島町根廻字上山王6番地1
費  用  40,000円
      交通費(往復電車賃)・宿泊費・食費・ボランティア保険・傷害保険・雑費等
募集人員  中高生8名(3年生以上。高校生優先。本校教員が引率いたします。)
作業内容  ハーブの収穫・仮設住宅の花植え・帰化植物の駆除・福祉施設への訪問など
      (現地のニーズに応えることを大前提とするため、作業内容は直前に確定します。)
申 込 み  6月19日(金)迄
       参加申込書に必要事項を記入捺印の上、教員室の大村・秋吉へ提出してください。
       参加申込書は教員室の先生方へ声をかけて、カウンターから持参してください。
※事前説明会  6月11日(木)16:00〜 場所:本校多目的ホール
※事前学習会  7月31日(金) 9:00〜 場所:関東学院大学 金沢文庫キャンパス
                                           (生徒のみ参加)

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◆第12回“福幸”支援ボランティア(2015年夏)
 ・【参加生徒募集】第12回“福幸”支援ボランティア
 ・東北“福幸”支援ボランティア説明会を行いました
 ・“福幸”支援ボランティア事前学習@関東学院大学金沢文庫キャンパス ※本記事



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