軽音楽部 音楽講習会(リズム・ヴォーカル編)

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7月25日(金)、中学美術室にて軽音楽部部員を対象とした音楽講習会を行いました。
午前中に練習を終えた部員たちは、午後1時となり中学美術室に再び集合しました。
本ブログでは、この講習会の様子をご紹介いたします。

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今回の音楽講習会のテーマは、「リズム」と「ヴォーカル」です。
講師は、音楽スタジオ「ジャスト」のレコーディング・エンジニアの中村しんやさんです。
中村さんは、大学や専門学校など音楽に関する講演・セミナーなどを行っていらっしゃいます。
また多くのアーティストのレコーディングを手がけてきました。
スタジオ「ジャスト」は軽音楽部部員もよく利用している音楽スタジオです。
そしてこのような講習会はすでに「ジャスト」で開いていただきました。
昨年度の過去記事はコチラです(技術講習会技術講習会)。
今回は本校まで出張していただき、講習会を開催していただきました!
ありがとうございました。

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それでは講習会の内容をご紹介いたしましょう!
前半は「リズム」です。
ご用意していただいたプリントを使って、リズム・トレーニングし、リズム感を強化します。

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最初は、「リズムが合うとはどういうことか?」を理解します。
部長・副部長にデモンストレーションしてもらいました。
中村さんの「せーの」という掛け声を合図に、2人で手を叩きます。

 中村さん:せーの
 2  人:パン!(拍手)

簡単なことのように思えますが、拍手のタイミングは微妙にズレます。
実際にはキレイに「パン!」とはならずに、「パパン!」と聞こえます。
キッチリ合うまでに何回かこの練習を重ねました。
音を同時に鳴らすことができなければ、リズムは合っていないということです。
そしてリズムを合わせることは、音楽を演奏する上での大前提です。

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続いては、このリズムを合わせるという練習を部員全体でやってみました。
スピーカーから、メトロノームを使ってクリック音を鳴らし、それに合わせて手拍子をします。
4拍子のリズムで、1拍ずつ手を叩きます。
これも人数が多くなると、拍手のタイミングはキッチリと合いません。
手を叩くと「パパパパン!」とズレてしまいます。

音楽において、「リズムを合わせる」ことはとても重要です。
ですが、「リズムを合わせる」というのは、そんなに簡単なことではないのです。
そこで中村さんは、「リズムをとる」ことの重要性を指摘してくださいました。
自分から「リズムをとる」ということをしないと、リズムは合わないのです。
音楽を聴く側はリズムに関して、演奏する側ほど注意を払っていません。
しかし演奏する側は、音楽に集中し、「リズムをとる」ことに意識を集中させなければなりません。
リズムが合っていない演奏には乗れないからです。
演奏に乗せるためには、演奏者は「リズムをとる」ことができなければならないのです。

講習はより発展的なレッスンへと進んでいきます。
4拍子を8ビートのリズムをとり、手を叩きます。
8ビートはロックやポップスの基調となるリズムです。
単純に1小節に4回、4分音符を叩くのではなく、8ビートを意識して叩きます。
8ビートは普段から演奏し慣れているので、4拍子よりもリズムが合いやすく感じます。

続いては「ウラ拍」です。
4拍子のメトロノーム音に合わせて、その「ウラ拍(8分音符でのウラ)」を叩きます。
8ビートのリズムをとり、ウラ拍で手を叩くというのは、そのリズムを感じることができているということです。
もちろん手拍子だけであっても、これがキレイに揃っていないと、かっこ良くは聴こえません。
リズムをとりながら、身体を動かすことも重要です。

そうしてリズムが揃うようになると、それは「グルーブ」となります。
さらに発展的なものは、メトロノームのクリック音をウラ拍に、自分がオモテとなって手拍子をすることです。
最初は簡単ではありませんが、何回か続けるとできるようになります。
メトロノームを使ったトレーニングを日常的に続けると、リズム感は少しずつ良くなっていくそうです。

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今度はバンドでのデモンストレーションです。
リズムトレーニング用の譜面を使って行います。
本ブログではその1つをご紹介します。
ここでは譜面の代わりに以下のカタカナを用いて譜例の4小節を記します。

 (凡例)4分音符=タン 4分休符=ウン 8分音符=タ 8分休符=ン

|タン ウン ウン ンタ|タン ウン ウン ンタ|ウン ウン ウン ンタ|タン ウン タン ウン|

最初はメトロノームのテンポを80(BPM)ぐらいに設定して演奏します。
ギターはEのパワーコード、ベースはEの音を弾きます。
リズムがとれているかどうかを確認することが重要なので、スタッカートで演奏します。
手拍子の練習の成果がみられ、ゆっくりのテンポではリズムもとれてきました。
リズムがとれるようになったら、メトロノームのテンポを上げていきます。
徐々にテンポを上げ、デモ演奏では160(BPM)ぐらいまで演奏してみました。
トレーニングの譜例は、それほど難しくはないのですが、リズムをとるのはそれほど簡単ではありません。
キレイに合わず、どこか微妙にズレが生じてしまうことがあります。

けれどもこのようなリズムトレーニングを重ねると、バンドサウンドは格段に良くなります。
上の譜例は簡単なものですが、みんなでリズムをとり、キチッとリズムがとれるとカッコよく聞こえます!
また練習方法としては、他のリズムパターン、もっと複雑なコード進行をつけるというのもありです。
これは各バンドでぜひ練習に取り入れてほしい内容です。

約1時間の講習会の前半が終わりました。
ここで5分間の休憩です。
部員たちの中には、休み時間にもさきほどのリズムトレーニングの譜例を演奏している者もいました。
リズムは、キチッと合うと本当にカッコよく聞こえます。
逆にリズムが合っていないのは、カッコよく聞こえません。
この講習会は、部員たちにとってのこれからの課題になったことと思います。



・・・



講習会後半は「ヴォーカル編」です。
中村さんからは、今回の講習会では、ヴォーカリストでなくとも「全員が歌う」というミッションが示されました。
どのような展開となるでしょうか??

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最初は腹式呼吸についてです。
歌を歌うとき、正しい呼吸(腹式呼吸)でないと、喉が痛くなります(喉を痛めます)。
上の写真は、その腹式呼吸を体感するための発声練習です。
遥か遠くの人に助けを求めるつもりになって、大きな声を出します。

 「お〜〜〜〜〜〜い!」

近くにいる人ではありません。
ずっと遠くにいる人に届くような声(発声)です。

 「お〜〜〜〜〜〜い!」

腹式呼吸について学んだ後は、その発声を心がけながらヴォーカルの練習です。
今回の課題曲は、なんと、あのクイーンの名曲「ウィー・ウィル・ロック・ユー」です!!
「ドン ドン パン!」「ドン ドン パン!」という足踏みと手拍子で始まるあの曲です。
サビの「We will we will rock you」も、とてもキャッチーで印象的なあの曲です。
多くの方がご存知だと思います。
部員たちも全員知っていました。
課題は、歌い出しから1回目のサビまでです。
以下に歌詞を記載いたします。

  Buddy you're a boy make a big noise
  Playin' in the street gonna be a big man some day
  You got mud on yo' face
  You big disgrace
  Kickin' your can all over the place

  (Singin')
  We will we will rock you
  We will we will rock you

英語は簡単ではありませんが、中村さんには、生徒たちが歌えるようになるまでレッスンしていただきました。
歌い方のコツや、発音のポイントなども噛みていねいに説明してくださいました。
部員たちは繰り返し歌い、練習を重ねます。


そして、発表です!!
クイーンの「ウィー・ウィル・ロック・ユー」に全員が挑戦します!


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楽器担当で普段はマイクを手にしない生徒たちも、全員が歌いました。
中村さんがていねいに教えてくださったこともあり、英語の歌詞もなんとかこなせました。
また今回は、中村さんがギターで伴奏をしてくださり、男女の声の高低に合わせてくださいました。
一人ずつ演奏をし、全員が「ウィー・ウィル・ロック・ユー」の歌い出しを歌えるようになりました。
ミッション達成です!

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今回は、「リズム・ヴォーカル編」として、とても有意義な講習となりました。
どちらも生徒たちにとって、とてもよい学びとなりました。
今回の講習会で学んだことを、これからの練習に活かし、よりよい音楽表現を目指してほしいと思います。

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中村さんには、お忙しい時間を割いていただき、本校に出張してくださいました。
講習会を終えるにあたり、部長より御礼のあいさつが述べられました。
本当にありがとうございました!


・・・


本ブログの最後に軽音楽部からお知らせをさせていただきます。
すでに本ブログでもお知らせしていますが、夏休みのに本校でライブを実施します!
今回は横須賀学院高等学校の軽音楽部とのコラボの「軽音楽部合同ライブ」です。
ゲストの方による演奏もあります!
多くの生徒の皆さんに足を運んでいただけるようご案内いたします。



   軽音楽部合同ライブ 関東学院六浦×横須賀学院

    ◆と き 2014年8月29日(金)
    ◆ところ 関東学院六浦中学校・高等学校 中学美術室
    ◆出 演 横須賀学院高等学校 軽音楽部の皆さん
         関東学院六浦中学校・高等学校軽音楽部
    ◆ゲスト やじろべえ さん

 夏休みの1日、私たち軽音楽部と一緒に音楽を楽しみましょう!
 多くの皆さんのご来場をお待ちしています!!

◎軽音楽部2014年度の活動(KGMブログ)
 ・「シーサイドラインフェスタ」に参加しました(軽音楽部)
 ・【お知らせ】新入生歓迎「春の中庭ライブ」軽音楽部
 ・「春の中庭ライブ」軽音楽部
 ・5月4日(日・祝)「高校生MUSIC潮風音楽祭」に出演します!
 ・「高校生MUSIC潮風音楽祭」に出演しました(軽音楽部)
 ・動画アップロード(軽音楽部)
 ・【お知らせ】軽音楽部合同ライブ(関東学院六浦×横須賀学院)
 ・軽音楽部 音楽講習会(リズム・ヴォーカル編) ※本記事



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