3年地球市民講座 SDGsカードゲーム

本校の中学校では班活動があり、宗教班・生活班・学習班・親睦班・報道班・整備班の6つの班が活動をしています。それぞれのクラスには、数名ずつの班員がおり、いろいろな場面で活躍しています。

今回は、3年報道班の生徒たちが、地球市民講座の様子をお伝えします。

3年生の地球市民講座では、昨年よりSDGsへの取り組みを行っています。
先日は、外部から講師の方をお招きし、世界観を体感できるカードゲームを実施していただきました。ひとつのクラスがひとつの世界となり、様々な活動(カードの交換)をしていきます。

このカードゲームは少しルールが難しく、理解するのに時間がかかりました。しかし、ゲームを進めていくにつれて、内容や仕組みについて理解できました。



途中でいったん手を止め、自分の世界がどういう状況かを確認します。そして、みんなが幸せになるためにはどうしたら良いのか考え、行動が変わります!ゲームの本質が理解でき始めると、さらに楽しくなりました。




ゲーム終了後は振り返りです。まずは、全体での振り返り。クラス(世界)間で差があることが一目瞭然です。



ゲーム中に自分がどういうことを考えたか、感じたかなどを振り返ります。どういう心の移り変わりがあったか。自分と他者のつながりなどを考えます。



そこから、未来の自分と今の自分を照らし合わせ、自分が将来どんな生活をしているのか、どんな仕事をしているのか、など考えました。将来について考える機会がなかなか少なかったので、このような機会があって、現実的に将来について考えることができました。とても良い機会となり、将来の未来図を想像しながら今後行動をしていきたいと思いました。

3年生報道班


2年生 地球市民講座 〜本校卒業生による講義〜

本日は3月9日に行った2年生の地球市民講座の講演会についてご紹介いたします。

前回の地球市民講座では、認定NPO法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン代表理事の中島早苗さんを講師としてお迎えし、世界の様々な問題について講演していただきました。
(前回の地球市民講座の様子はこちらをご覧ください)

この日は2年生地球市民講座最後のプログラムとして、本校卒業生が立ち上げたユース団体『YVC(Youth Volunteer Center) JAPAN』に参加している卒業生4名が講演してくれました。『YVC JAPAN』は、国連WFP(世界食糧計画)の活動を支援し世界の飢餓の撲滅に取り組んでいます。また、2月9日に地球市民講座で学んだSDGs(持続可能な開発目標)にも取り組んでいます。


世界の飢餓の現状やWFPの食糧支援の現状などについてワークショップを交えながらわかりやすく説明してくれました。最後には質疑応答があり、多くの質問に答えてくれました。


歳が近く、さらに自分たちの学校の先輩からの講演だったので生徒たちは真剣に話を聞いていました。先輩たちと同じように自分たちでも何か出来ないか、と考えるきっかけになったと思います。


2年生 地球市民講座 〜講演会〜

 

本日は2月16日に行った2年生の地球市民講座についてご紹介いたします。

3年生の地球市民講座では、持続可能な社会に向けた個人研究をしていきます。
前回までの地球市民講座では、「地球市民」として地球規模での課題をどう捉えるか、SDGs(持続可能な開発目標)とは何かについて学びました。
(前回の地球市民講座の様子はこちらをご覧ください)

今回は、認定NPO法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの代表理事、中島早苗さんを講師としてお招きし、
地球規模の課題解決に向けた主体的な関わり方を学びました。同時に、「自分たちにも、世界は変えられる」という意識づけになったかと思います。
『FREE THE CHILDREN』とは、1995年にカナダ人のクレイグ少年(当時12歳)が創設した団体で、国内外の貧困や差別から子どもを解放するための支援事業を行っています。「子どもだからこそできることがある」という考えのもと、子ども主体で活動していることが特徴的で、この活動のネットワークは世界各国に広がり、現在は370万以上の子どもが関わっています。この日本支部として設立されたのが『フリー・ザ・チルドレン・ジャパン』です。当時アメリカでNGOのインターンをしていた中島さんが、クレイグ少年の活動に感銘を受け、帰国後1999年に活動を開始しました。
地球規模の課題に対して多くの生徒が「自分たちにはどうすることもできない」と思っています。しかし、『フリー・ザ・チルドレン・ジャパン』で活動しているのは同じ年代の子どもたちです。この団体では、支援活動について大人が道筋をつけるのではなく、子どもたちが「何をするのか」「何が必要なのか」を考え、同じグループのメンバーと話し合いをして、活動しているそうです。中島さんも世界各地を飛び回り、子どものために活動しているそうです。

講義では、今の世界の状況や団体の活動内容などの話がありました。
また、世界の子どもの状況を2年生の生徒に置き換えてのワークショップもありました。「どれくらいの子どもが学校に行けるのか」「衣食住が足りている子どもはどれくらいなのか」など多くのことを知ることができました。
世界全体で見ると、大学まで行く子どもが非常に少ないことに驚いていました。
また、読み書き、特に文字が読めないことでどんなことが起こるか、というのを実際にあった出来事から紹介してくれました。文字が読めないことで飲み薬と農薬を間違えてしまう例には、生徒もショックを受けていました。


今回の講義を通して、「自分でも何かできるかも」「何かしなくては」と考えた生徒が多くいました。自発的に行動するきっかけになることを願っています。


2年生 地球市民講座 〜3年生の地球市民講座に向けて〜

本日は1月26日、2月9日に行った2年生の地球市民講座についてご紹介いたします。

2年生の地球市民講座では30カ国をグループごとに調べポスターを作成し、六浦祭では来校してくださった方に対してポスターセッションを行いました。
学年でのポスターセッションの様子はこちらをご覧ください。

3年生の地球市民講座では、2年生のようなグループでの調べ学習ではなく自分でテーマを決め、個人研究します。
1月26日では、「市民とは」「共生とは」「地球市民としての素養とは」など改めてこの地球市民講座の趣旨について学びました。
そして2月9日には、「地球市民としての地球規模での課題の捉え方」や「SDGs(Sustainable Developmennt Goals:持続可能な開発目標)とは何か」など具体的なことを学び、持続可能な社会に向けてどのように行動すべきかが見えてきました。


生徒たちは3年生に向けて真剣に講義を聴いていました。
次回の2年生地球市民講座では、『認定NPO法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン』の方をお呼びして主体的に学ぶことの大切さ、自分たちでも行動や考え方次第で世界を変えられることについて学びます。


3年生地球市民講座 後期

本日は、3年生の地球市民講座の後期についてご紹介いたします。

今回も前期に引き続き、世界各国の諸問題(民族・資源・南北・宗教・環境・人権)について調べます。第一回目はガイダンスを多目的ホールにて行いました。


第二回目は各グループに分かれ、世界の諸問題を調べました。地球市民講座で用いられている指導手法の一つが「分野別ジグソー学習」です。これは、生徒同士の話し合いを重視した新しい学習スタイルです。各グループから1人ずつ代表を選出し、グループの代表は調べるテーマを各々受け持って、調べ学習をします。その結果をグループに持ち寄り、互いに自分が調べたところを発表し合い、ジグソーパズルを解くように全体像を協力して浮かび上がらせていきます。今日では、アクティブラーニングの最も有力なメソッドの一つとして考えられています。


このジグソー学習を経て、第三回目には各グループで発表を行いました。この結果をそれぞれ持ち帰り、論文のテーマを決めていきます。


来週以降、論文の書き方や問いの立て方などを学んでいきます。今後も、地球市民講座の様子をお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに!


2年生地球市民講座 〜ポスターセッション〜

本日は9月22日、29日、10月6日に行った2年生地球市民講座ポスターセッションの様子についてご紹介いたします。今までの地球市民講座に様子に関してはこちらをご覧ください(ガイダンス国調べポスター作成・発表練習

学年で調べた国の数は30カ国で、それを3日間に分けてポスターセッションを行いました。
各教室に2カ国のポスターを貼り、その前に机を並べ、傍聴席としました。
一つの国の発表持ち時間は、質疑応答などを含めて10分間です。班の中で順番を決め、1日10回発表しました。
発表者はポスターの前に立ち約15名の生徒の前で発表します。
自分が調べた箇所だけでなく、班で調べたこと全てを発表するので発表者は大変ですが、全ての生徒が一回は発表しました。

傍聴者は、2カ国の発表を聴いたら別の教室に移動し、それを5回繰り返して1日で10カ国の発表を聴きました。発表をただ聴くだけでなく、今回のポスターセッション用の冊子にわかったこと、気になったことをどんどん書き込んでいきます。全ての発表を聴き、しっかり書き込むことで30カ国のことがわかる本が完成します。



多くの人の前で発表することや同級生の発表を聴くことはよい経験になったと思います。
また、相手に伝えるにはどうしたらいいか、聞く姿勢はどうなのか、など様々なことを学べたと思います。
世界には様々な国があり、いろいろな風土・食文化・人種・宗教・歴史があること、日本との違いなどを知ることの良い機会になったと思います。
今後、自分たちで調べた国や発表を聴いた国に興味を持ち、世界に目を向けた大人になることを願っています。

今回のポスターセッションは発表に近い形で行われましたが、六浦祭では本来のポスターセッションに近い形で行います。是非、六浦祭に足を運んでいただければと思います。


2年生地球市民講座 〜ポスター作成、発表練習〜

本日は2年生地球市民講座のポスター(模造紙)作成とポスターセッションの発表練習についてご紹介いたします。
これまでの地球市民講座についてはこちらをご覧ください(ガイダンス国調べ)。

図書館の本やインターネットなどを利用して、担当した国について色々調べてきました。
特に宗教に関連したことを取り上げ、「風土」や「食生活」などを個人個人、担当したテーマをまとめてきました。
夏休み前までに担当したテーマをまとめ、ポスター用の清書と発表原稿を夏休みに宿題として取り組みました。

2学期になってから清書の紙を模造紙に貼り、国の基本情報などを書き足し、ポスターを完成させました。
各国ごとに特徴あるポスターに仕上がっていました。


ポスターセッションでは1人の生徒が担当した国のポスターの前に立ち、同じ学年の生徒たちに対して説明をしていきます。
本番前に同じ班の生徒や教員の前で発表練習をしました。
思ったよりも発表時間が長くなってしまったり、わかりにくい表現があったりしたところを少しずつ修正しながら練習していました。


本番は30カ国のポスターセッションを三日間にわけて行っていきます。
どんな発表になるのか非常に楽しみです。


3年生 地球市民講座前期 〜ゼミ内発表〜



本日は、3年生の地球市民講座前期のゼミ内発表の様子をご紹介いたします。

3年生の地球市民講座では、世界の諸問題について理解し、解決に向けて考えます。「民族」「資源」「南北」「宗教」「環境」「人権」のグループに分かれ、調べ学習を通して、世界の諸問題についての知識を獲得するとともに、課題解決力をつけることを目標にしています。最終的には、課題解決型のミニ論文を個人で作成し、発表する場を設けます。


今回は、9月13日(水)の6時限目にゼミ内で各自が調べた内容についてのプレゼンテーションを行いました。ミニ論文を元に、自分で調べた内容をパワーポイントのスライドにまとめ、ゼミ内で発表しました。なかなか自分で調べたことを発表する場に慣れていない生徒は、緊張して声が小さくなってしまったり、原稿を見ながら発表したりしていました。中には原稿を見ないようにしながら、一生懸命前を向いて発表する生徒もいました。


次の地球市民講座では、各ゼミの代表が前期メンバー前で発表します。同じ学年の生徒たちの発表を聞き、刺激を受けてもらいたいと思います。


2年生 地球市民講座 〜国調べ〜

本日は2年生地球市民講座の国調べの様子についてご紹介いたします。
ガイダンスの様子についてはこちらをご覧ください。

2年生地球市民講座では様々な国をまとめ情報紙(ポスター)を作成し、発表することを目標にしています。

調査・発表する国は、

「タイ、ラオス、ベトナム、モンゴル、ミャンマー、フィリピン、
パラグアイ、メキシコ、ポルトガル、ガーボヴェルデ、ツバル、アメリカ、
ノルフェー、スウェーデン、フィンランド、イラン、イスラエル、リビア、
エジプト、ソマリア、サモア、インド、ネパール、ギニアビサウ、
ブルキナファソ、日本、大韓民国、中国、ジャマイカ、ガーナ」

の30カ国です。学年を30班に分けて、それぞれ一カ国ずつ担当します。
調査する内容は、風土や食文化、歴史などを取り上げ、それぞれ宗教に関連させて調べます。

最初は教室にて担当の国の基本情報を、1年生のときの社会の教材やタブレットを用いて調べました。
また、その国の位置や同じクラスの班の国の位置を世界白地図に書き込んでいきました。


次の週は図書館にて調べ学習を行いました。
担当の国ごとの色々な資料が用意されており、生徒は担当した項目について資料を読みながら調べました。
気になる記事を抜き出し、付箋に書いて班のメンバーと共有していました。


これから数回は図書館や教室での調べ学習が続きます。
その後、記事をまとめてポスターを完成させていきます。
どんな記事になり、まとめていくのか楽しみです。


3年生地球市民講座 前期

3年生は前期・後期の2つに分かれて地球市民講座を行います。

今回は地球市民講座(前期)の進捗状況をお知らせいたします。

 

3年生の地球市民講座の内容は世界各国の諸問題(民族・資源・南北・宗教・環境・人権)に関して、各ゼミに分かれてミニ論文を書くことです。

4月12日の第1回目の授業にて、目的や今後の流れを説明しました。

 

4月19、26日は各ゼミから自分の担当するそれぞれの諸問題の教室に分かれ調べ学習です。(ジグソー学習)

今後はここで調べたことを自分のゼミに持ち帰り、様々な諸問題を共有して論文のテーマを決めていく予定です。



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