5年生聖書「ミニ貿易ゲーム」

5年生の聖書の授業で、「ミニ貿易ゲーム」というワークショップを行いました。

まずは、A国〜F国の6つの国に分かれます。それぞれのグループには、資源(紙)や道具(技術)が不平等に与えられ、各国の持っている資源や道具を有効に生かし、富を築いていくゲームです。

ミッションとして、班全員が1人1個のチョコレートをゲットする、というものを提示しました。それ以上ゲットしてはいけないというルールはありません。ですが、「数には限りがあります」と伝えました。実は、クラスの人数分のチョコレートを用意していました。さて、全員にチョコレートが行き渡るでしょうか。

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たくさん買い占めた国があり、用意していたチョコレートがなくなり、終了となりました。

お金を作ることに一生懸命で、チョコレートを買うのを忘れた国や、貧しくて1つもチョコレートを得ることが出来ない国もありました。自分達のグループのチョコレートがそろったら、貧しい国に目を向けて、支援を行ったグループもありました。

終わった後に、チョコレートを回収し、振り返りを行いました。
この体験学習を通して、今までとは違った視点で、自分を見つめ深く考える良い機会となったようです。

<生徒の感想(一部)>
・日頃貧困問題に関心があり、将来支援に関わる働きをしたいと考えていたのに、このゲームでは、自国の利益を増やすことしか考えていませんでした。貧しい国を支援しようとする発想すらしていなかった自分にがっかりしました。


4年生 KP法にチャレンジ

4年生の聖書の授業で、生徒達は、KP法を用いたプレゼンにチャレンジしました。

KP法とは、「紙芝居プレゼンテーション」の略です。B4サイズの用紙に、発表内容のキーワードをいくつか記入し、それをホワイトボードに掲示しながら、プレゼンを行います。

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4年生の聖書の授業では、2学期にゴスペルを通して、アフリカでの児童労働やチャイルドソルジャーの問題について学びました。そして、世界には、学校に行きたくても行けない子ども達など、困難な状況にいる隣人がたくさんいることを知りました。

そこで、3学期のキリスト教以外の宗教について学ぶ時に、17歳でノーベル平和賞を受賞したイスラム教徒のマララ・ユフスザイさんの国連スピーチを取り上げました。そして改めて自分達はなぜ学校で学んでいるのか、子ども達が教育を受けることにどのような大事な意味があるのかを考えました。そして、グループごとに考えをまとめてKP法を用いて発表しました。

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初めてKP法をやってみて、生徒達は、「とても楽しかった。どのようなキーワードを用いるのかを考える作業が、内容理解にすごく良かった」「思考を整理しやすかった」と言っていました。
みんなそれぞれ、絵やグラフを用いるなど、とてもよく工夫していました。

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また、マララさんのメッセージを通して、「学校に行くことは、知識を得るためだけではなく、友達や先生やいろいろな人と言葉を用いて関わり合い、学んだ知識を自分の言葉を用いて、平和な社会を作っていくために生かしていくためなのだ」「差別がダメと言うだけではなくならない、それを実現していくために行動できる人になるために、学校で学ぶことが大切なのだ」など、それぞれ自分達が気づいた大切なことを発表していました。


6年生 聖書科特別授業



聖書科では、毎年6年生(高校3年生)の授業に外部講師の方をお招きして特別授業を行っています。今年は、6月23日(火)、24日(水)に、小児科医の野崎威功真先生に来て頂きました。

野崎先生は高校卒業後大学に進学し、工学部で勉強しておられたのですが、医者になりたいと思い、卒業後改めて受験勉強し、医学部に入られ、その後、さらにハーバード大学公衆衛生学院などで学ばれました。これまで、ザンビア国「HIVケアサービス強化プロジェクト」、ミャンマー国「主要感染症対策プロジェクト2」、ボリビア国「地域保健ネットワーク教科プロジェクト」、カンボジア国「母子保健プロジェクト」のメンバーとして、保健指導を行ってこられました。

今回は、ご自身の体験から、これから新しい進路に羽ばたこうとしている6年生に貴重なお話をして下さいました。思い切って一歩を踏み出した時、そこに様々な出会いがあり、その出会ったものとどう関わっていくかということが大切で、それがその後の自分の人生を豊かにしてくれるということを学ぶことが出来ました。

以下、講演の内容です。


<要旨>

 国立国際医療研究センターの野崎威功真と言います。今日はお呼び頂き、ありがとうございました。今回「命について」や「自分らしく生きること」「生きる上で大事だと思っていること」について話をして欲しいと頼まれましたので、今日は私が生業としている「国際保健」という仕事についてお話しをさせて頂きます。

 まずは、私がこの仕事をするようになった経緯から始めます。私の父は、アジア・アフリカから研修生を招き、農村指導者となるよう育成するアジア学院というNGOで仕事をしていました。家にはあまりお金がなく、家にときどき黒人の人たちが訪ねてきて、怖かったのを覚えています。その頃の自分は、『国際協力』に対し、良いイメージを持っていませんでした。父は獣医であるはずなのに、何故、こんなことをしているのだろうと思ったこともあります。

 これが大きく変わったのは、同志社大学1年で、アジア学院が主催するインドネシアでのワークキャンプに参加した時でした。何かインドネシアの人のためにできるのではないか、と思って参加したのですが、一番良いところに泊まり、一番良いものを食べ、一番簡単な仕事しかできない自分に、失望しました。そのワークキャンプでは医療ボランティア活動もあり、今はジュネーブの世界エイズ・結核・マラリア基金の戦略局長となっており、国井先生が参加されていました。次に来るときには、自分も何か「私にはこれができる」という武器を持ちたい、と思ったことが、同志社大学を卒業した後、医学部を受け直した理由です。

 一年浪人して信州大学の医学部に入り直しました。信州大学は少し変わっていて、当時5年生の時に、3ヶ月間、好きな研究室に所属するカリキュラムがありました。当時、所属していた山岳部の顧問をされていた先生にお願いし、細菌学教室に所属していたことにして、夏休みを合わせて5ヶ月間ネパールのミッション病院でボランティアをしに行ってきました。この時、参加したネパール語での礼拝で、初めて理解できた聖書の箇所が “Plem chaina bane, Malai kehipani hoina(愛がなければ、私は無に等しい)” というコリント第一の手紙の言葉でした。これは、その後の私のテーマになっています。

 信州大学を卒業し医師となって、私は国立国際医療センターに就職しました。当時、臨床医として海外に行こうと考えていた私は、途上国では小児科が必要だろうと、小児科を選びました。国立国際医療研究センターは新宿にあり、外国人や貧困な人の多い地域です。また、HIVの専門病院でもあります。このため小児科では当時、全国のHIVの患者さんの3分の1にあたる10人の子供を診療していて、私もそのうちの1人を担当しました。その10歳の女の子は、お母さんから生まれるときに感染したのですが、専門医のいない地方の町で診療されていて非常に悪くなってしまい、紹介されてきました。HIVの治療は何とかうまくいったのですが、頭の血管が弱くなっていた彼女はその年の12月24日の私の外来に来る途中、電車が止まって寒空の下で待たねばならず、待合室で出血して痙攣を起こしました。半年くらい頑張ってくれたのですが、最終的に助けることはできませんでした。こういうことがあったので、私はHIV対策を自分の専門として、国際保健の分野で頑張っています。また、地方であっても、良い医療にかかることができるシステムが大切だと考えが変わり、直接患者さんを診る臨床ではなく、システムをつくる支援で途上国へ行こうと思うようになりました。こうして、今の所属である国際医療協力局に移りました。

 初めて、HIV対策の専門家として赴任したのは、当時大人の17%がHIVに感染していた南部アフリカのザンビアでした。放っておくと国民の10%が10年たったら亡くなってしまうと言う危機的状況です。当時、ザンビアはHIVの治療を全国に広げようと頑張っていたのですが、定員50名の医学校が全国に1カ所しかなく、特に地方では医者の数が全く足りません。医療機材もありません。HIVはまだ病気を治す薬はなく、悪くならないようにする薬しかないので、飲み始めると一生飲み続けなくてはいけません。飲み忘れが続くと耐性といって薬が効かなくなってしまいます。ザンビアの田舎では、道も悪く、公共交通機関もないので、ずっと病院に通い続けてもらうのは大変です。患者さんが治療を続けるためには、住んでいる村の近くで治療をしないとだめだと思うのですが、そういう場所には医者もいないヘルスセンターしかありません。このため、病院からチームを組んで支援することになりました。そしてヘルスセンターのスタッフを教育して、自分たちでも治療ができるようにしていきます。こうやって強化したヘルスセンターでの治療は、病院と比較しても遜色がないことが判ったのです。このため、保健省はこのモデルを国の標準として、広げることになり、今はそのための技術協力プロジェクトが始まっていて、私の後任がザンビアの人と一緒にこの目標に向けて取り組んでいます。

 国際保健という分野で働く方法はいろいろあります。シュバイツアーのように、臨床医として現場に行く。NGOでコミュニティに入る。国連機関で、規範や戦略計画を作る。私は、今の日本の国際協力の一員として、相手の国の政府の人と協力して、仕組み作りをする仕事が気に入っています。

 まとめですが、今日、お話ししましたように、自分が通ってきた道は、とてもまっすぐと呼べるようなものではありませんでした。あまり皆さんの参考にはならないだろうなあと私自身も思います。でも、お話しさせていただいたのは、いつも道は用意されてきたのかな、と感じていることを伝えたかったからです。何故、医者になろうと思ったのか?何故、国際協力をしようと思ったのか?自分で選んできたようでもありますし、全てが用意されていたようにも感じます。また、医学部受験や医師国家試験はさすがに大変でしたが、若い人たちに混じって、不思議に頑張ることができました。国際協力の場でも、不思議な出会いがいろいろあり、引き立ててもらってきました。

 皆さんもこれから、何を生業とするのか、いろいろと迷われることと思います。自分にできることを頑張っていれば、たぶん、うまく行っても行かなくても道はそこに用意されているのかと思います。頑張ってください。


「メイク・ア・ウィッシュ」による特別授業

6年生の聖書の授業で、外部講師の方をお招きして特別授業を行いました。

今年は、「メイク・ア・ウィッシュ」という団体において、ウィッシュコーディネーターとしてのお働きをされている鈴木朋子さんが、その活動についてお話をしてくださいました。


●「メイク・ア・ウィッシュ」のはじまりについて少しご紹介します。

「メイク・ア・ウィッシュ」は、アメリカで1980年に発足しました。クリスというアリゾナに住む7歳の男の子が、警察官になりたいという夢を持っていました。けれども、彼は白血病にかかり、学校にも行けなくなってしまいました。この話を聞いたアリゾナの警察官たちが、本物そっくりの制服やバッジを用意し、彼を名誉警察官に任命したのです。

クリスは、名誉警察官の規則に従って先生し、駐車違反の取締りやヘリコプターに乗って空からの監視などをさせてもらいました。ミニチュアのバイクもプレゼントされ、とても喜びました。5日後、クリスは亡くなりました。

クリスの夢の実現に関わった人達は、他にも夢を持ちながら、難病のために夢をかなえることができない子どもたちがいるのではないか、と考えました。そして、設立されたのが、「メイク・ア・ウィッシュ」の基金でした。

参考URL “Make A Wish @ Japan” http://www.mawj.org/b.html


●    鈴木朋子さんの講演



「メイク・ア・ウィッシュ」。英語で「願い事をする」という意味です。私たちMake-A-Wishは、難病と闘う子どもたちの夢ーウィッシュを実現するお手伝いをしているボランティア団体です。

誰にでも、夢や希望、願い事があります。そして何かを願う気持ちは、大人であっても子どもであっても、健康な人も病気と闘っている人も、皆一緒です。嬉しいことや楽しいことがあると、誰も皆、心が弾んで元気になります。私たちは、難病の子どもたちにも、同じようにワクワクしたりドキドキしたり、もっと心を弾ませて欲しいと思います。病気だからといって我慢をしないで、今をもっと楽しんでほしい、そして夢をかなえる素晴らしさを知ってほしい。そう願って、一人でも多くの難病と闘う子どもたちの夢をかなえるために、活動を続けています。

今日は皆さんにお伝えしたい言葉があります。「ぼくたちは夢をかなえるために生まれた」ーこれは、以前私たちが作成したポスターのキャッチコピーです。人は皆「夢をかなえるために生まれてきている」のです。願い事をすること、それは誰にでもできることです。むしろ、皆さんは日常の中でごく当たり前のようにしていることだと思います。皆さんにはたくさんの可能性があります。辛いことや苦しいこと、思い通りにならないことがあるかもしれないけれど、願う気持ちを忘れなければ、きっと道は開かれると思うのです。

「車椅子テニス用の車椅子が欲しい」という夢をかなえたお子さんが、私たちにこんな話をしてくれたことがあります。「病気になって、大切なものを失ってしまったと思った。けれども、結果的にはそれ以上に大切なものを手にすることができた。夢を諦めないこと。その夢は自分一人ではかなえられない。周りの人の力を借りること。その周りの人への感謝を忘れないこと。その感謝に報いるのは、夢を諦めないこと。自分を信じること。」 「僕はメイク・ア・ウィッシュから車椅子をもらった。でももらったのは車椅子だけじゃない。可能性を信じること、夢を諦めないこと、その気持ちです。」

難病と闘う子どもたちの夢は様々です。「コンサートに行きたい」「学校に行きたい」「運動会に出たい」ー皆さんが何気なく過ごしている日常は、実は「Wish」に満ちあふれています。全ては願うことから始まります。皆さんも、どうかたくさんMake-A-Wish、願い事をしてください。そう、皆さんは「夢をかなえるために生まれて」来ているのだから。



多くの方々が心を動かし合うことによって、このような働きが実現しています。鈴木さんの講演を通してそのことを知り、生徒たちも心を大いに動かされたようです。自分の将来に肯定感を持つことが出来たのではないでしょうか。

貴重な講演の時を与えられ感謝です。


6年生特別授業:炊き出しボランティア 

2月7日(金)は、すでに進路が決定している6年生を対象に、各教科ごとによる特別授業がありました。

聖書科では、日雇い労働者の「寄せ場」として知られる横浜市中区寿町に行き、生活困窮者を支援する働きについて学び、現地のボランティア活動に参加する特別授業を行いました。
15名の生徒が参加しました。

7時50分にJR石川町駅に集合しました。
8時からさっそく作業開始です。

まずは、その日の炊き出しのために野菜を洗ったり、切ったりします。
約300人分の食事を用意します。

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この日は特に寒い日で、水を使った作業はとても大変でしたが、温かいお湯が入ったバケツがあり、
時々そこで手を暖めながら作業をやります。

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慣れない手つきでしたが、一生懸命野菜の皮むきや切る作業を頑張りました。

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下ごしらえが終わると、なか伝道所へ移動し、日本の生活困窮者の生活状況や支援の実態について、
ビデオを見て学び、その後寿地区で長年働く牧師の三森先生から、社会の仕組みや背景、またこれまであったことや、若い人たちのホームレスの状況など、いろんなお話を聞きました。

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ビデオや三森牧師のお話を聞いた後に、それぞれどのようなことを感じたが、みんなで自分の気持ちについて発表しシェアしました。

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「いつもホームレスの人を見かけると、ホームレスの人とどのように関わったらいいのか戸惑いがあった。かわいそうと思ってしまうと、すごい上から目線になってしまうのではないかと思うし、どうやって話しかけたり、どういった気持ちで接したらいいのか複雑な気持ちが自分の中にいつもあった。」

「自分もいつかはこういう状況になるかもしれない」

「同年代の人たちによるホームレス襲撃事件があったことを知らなかったので驚いた」

「ホームレスの人が暴力を受けないか心配だ。どうやったらそういうことがなくなる社会になるのか、むしろこれ以上悪化するのではないかと心配になった。」

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「このような状況を生み出している社会や見て見ぬ振りしていることに対する悔しさがあるのと同時に、何もしていない自分やどこか他人事に考えている自分に腹が立つ。何かしなければと思う。」

「私は、自分で働かなくてもご飯を食べさせてもらっているのに、たくさん働いても生活していけない人がいることが悲しい。そして、この話を聞くまで、そのことを全く気にしていなかったことも悲しい。」

「話を聞いて改めて人ごとの話ではないと言う事がわかった。また、今の社会の状況からどのようにこの人達をサポートしていくことができるのか気になった。」

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その後、また公園に戻り、そこにいる方々や近くの保育園の子どもたちと一緒にラジオ体操とずんどこ体操をしました。

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そして、いよいよ配膳開始です。この日のメニューは、人気のカレー雑炊です。

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私たちも交代で並んで頂きました。

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最後は、洗い物と片付けです。

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今回初めて寿地区に来た生徒ばかりでしたが、現地でいろんな方との出会いや関わりを通して、いろんなことを考えさせられたようです。参加した一人の生徒は、「すごく新鮮な体験だった」と言っていました。

また、27日(金)にも行きます。


4年生の聖書の授業

 4年生の聖書の授業では、ゴスペルを通して生きる上でどういうことが大事なのかということを学んでいます。聖書に基づいた歌詞を学び、実際に歌う体験を通して、キリスト教的メッセージを感じ取り学んでいます。

 特別講師として、ゴスペルシンガーの塩谷達也先生に来て頂いています。




 最初に学んだ曲は、“I need you to survive”です。

 2001年9月11日に、アメリカで旅客機4機がハイジャックされました。そのうち2機がニューヨークの世界貿易センタービルの北棟と南棟に突っ込み、その後両方のビルが倒壊しました。9.11の同時多発テロで、2,749人の尊い命が失われました。
 この曲は、その同時多発テロの後に、現地にある教会のヘゼカイヤ・ウォーカー牧師によって作られ、多くの人達に歌われてきた歌で、日本でもゴスペルを歌う人達に愛されています。

   <歌詞>
   I need you      
   You need me            あなたも私も
   We’re all a part of God’s body     互いに必要だから
   Stand with me            そばにいて
   Agree with me            うなずいて
   We’re all a part of God’ body     共にひとつだから
   It is His will that every need be    神様によってすべてが
   Supplied              満たされていくよ
   You are important to me       大切なあなたへ
   I need you to survive         生きていて欲しい

   I pray for you            互いに祈るよ
   You pray for me            I LOVE YOU
   I love you              生きていて欲しい
   I need you to survive         もう二度と傷つけない
   I won’t harm you           I LOVE YOU
   With words from my mouth     生きていて欲しい
   I love you              神様によってすべてが
   I need you to survive         満たされていくよ

   It is His will that every need be    生きていて欲しい
   supplied               大切なあなたへ
   You are important to me
   I need you to survive

     ※Written By David Frazier
      Performed by Hezekiah Walker &The Love Fellowship Chroir
      日本語詩 PSGC


【参考聖書箇所:コリントの信徒への手紙一、12章26〜27節】
「一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。」

 この曲は、神から与えられた大切な命を持つ一人ひとりが、お互いを傷つけ合わないで生きていって欲しいという、心からのメッセージが歌詞に込められています。
 塩谷先生は、この曲を通して「人はひとりでは生きられないということや、私たちは神さまの体であって、一人ひとりが欠くことの出来ない器官であり、一人ひとり個性があって役割が与えられ、神の目にありのままで尊いということを感じて欲しい」と、この曲をこの授業の最初の曲として取り上げられました。                                 





<塩谷先生のコメント>

 初めてゴスペルに触れる生徒がほとんどですが、とても反応が良く、みんなすぐに覚えてしまいました。普段の生活の中でもこの曲を歌っている生徒もいたようで、歌の背景となったこともしっかり理解してくれたようです。

<1学期の授業の生徒の感想>

・毎回の授業がとても楽しく、金曜日が楽しみです。先生の声もきれいで、歌って楽しみながら聖書や神様のことを学ぶことができるのでとても楽しいです。(女子)
・とてもおもしろく、特に歌を歌っている時、元気が出たり、歌詞とかで勇気をもらったりして楽しい授業です。(男子)
・“I need you to survive”は、曲調もきれいで一番のお気に入りの曲です。(女子)
・毎週とても楽しみ。ゴスペルの力があって、みんなで楽しみながら、型にはまらず自由に歌う感じが好きです。(女子)
・とても楽しいです。その歌がどういう状態の時に作られた歌なのかということや、歌詞の意味や歴史的背景を知る事ができてとても勉強になります。(女子)
・とてもいいと思います。なぜならゴスペルを初めて歌う僕にゴスペルの歴史、楽しさをすごく感じさせてくれたからです。(男子)
・とても楽しいです。ただ神の事をあがめるだけの歌だと思っていたけど、その1つ1つの曲の出来上がるまでがとても深い内容で驚きました。(男子)
・1つ1つの歌にすごく意味や気持ちが込められていて、心の叫びや魂の叫びというか伝わってくるものがあるので、歌う私たちもしっかり歌わなきゃいけないなと思っています。(女子)




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