カンボジア サービス・ラーニング研修の事前説明会を行いました



9月1日(土)、12月に行うカンボジア サービス・ラーニング研修の事前説明会を行いました。

この研修では、カンボジアの小学校や中学校を訪問し、現地の子ども達と交流を深めます。「カンボジアの子どもたちが喜んでくれるために自分達は何ができるか?」を一生懸命に考え準備し、教育ボランティアを経験します。さらに、カンボジアの歴史や文化にも触れ、幅広い学びをすることができます。

これまでの研修で、本校の生徒達が企画・運営したものは
世界地図パズル、日本のおもちゃ、クリスマス会、理科実験、ちぎり絵、糸電話実験…
などがあります。


※昨年の様子はこちらのブログをご覧ください。

今回の説明会では、昨年の研修へ実際に参加した生徒から現地での活動の様子、参加して得たことなどを話してもらいました。この研修はリピーターも多く、今回話をした生徒は次の参加で5回目です。

参加を決めた生徒達は、出発の12月まで事前準備を重ねていきます。
生徒達による手作りの研修。今年はどんな研修になるのでしょうか。


カナダ研修(ビクトリア)その4〜完結編〜

7月22日(日)から始まったカナダ研修(ビクトリア)の報告その4です。
今回のブログが最終回です。

前回までのブログ記事はこちらです。
その1〜道中編〜
その2〜前編〜
その3〜後編〜

早いもので、あっという間当に2週間が終わってしまいました。1日1日が過ぎるのは早いのですが、中身が濃いので、2週間を1か月のように感じた生徒もいたようです。最後に学校最終日に行われたCelebration of Learningでの生徒の姿をお伝えします。先週は見るだけの会でしたが、今回は自分達が主役。今週学んだことを発表する場で、お別れの日でもあります。



そんな大舞台でまずは5人が英語の吹き替えにチャレンジ。長いセリフを言ったり、1行だけだったり様々ですが、人と比べてではなく「自分なり」にこの1週間の成果を表せたことがすごいと思います。



そして、なんと、別のクラスからは代表者3人のうち1人が本校の生徒でした。大勢の前に一人で立ち、「My Favorite Holiday」についてプレゼンをしました。すばらしい!



最後は賞状をもらい、本当にこれでお別れです。



Good-Bye St. Michael’s! Good-Bye everyone! ですが、Good-bye Canada!とはなりません。
最終日はバンクーバーに移動して1泊します。これまでたくさん学習をしましたが、あくまでもそれは「守られた」学校の中での話。いよいよ、2週間の成果を試す、実地研修です。

事前に自分たちでルートを決めて出発。ルールは「一人では行動しない」「夕飯を調達すること」。生徒達は勢いよく出て行きました。そして、両手いっぱいの荷物を下げて、時間通りに戻ってきました。ホテルの部屋が小さいキッチンつきなので、近くのスーパーで食材も買ったようです。こちらでの2週間の生活を通して、良い意味で図太くなり、知恵もつき、最初はビクビクしていたのに、いまでは堂々としています。海外に行くということは、語学力だけでなく、大きな成長につながるのだなと痛感しました。

「まだ帰りたくない人?」と聞くと、ほとんどの生徒が「あと2週間はいたい。」と。
そして、1人は「このまま移住したい」と…。それぐらい、中高生のスポンジのような柔軟な心は異文化を受け入れていくのですね。日本に帰ってからは振り返りのレポートを書くことで、今回の旅の自分なりに振り返り、締めくくりとなります。

来年はどんなVictoria研修になるのか。今から楽しみです。


カナダ研修(ビクトリア)その3〜後編〜

7月22日(日)から始まったカナダ研修(ビクトリア)の報告その3です。

前回までのブログ記事はこちらです。
その1〜道中編〜
その2〜前編〜

Victoriaでの週末には1泊2日のキャンプに行きました!森や湖の自然いっぱいのなか、カヤック、水泳、ボート遊びなどを経験しました。

いよいよ2週目のスタートです。今週から新しく参加する他国の生徒も大勢いて、本校の生徒達は少し「先輩」になりました。先週自分達もしてもらったように、どうすれば良いか分からない人を見つけると、声をかけている姿を見ることができました。寮での生活は飽きないように、様々なイベントが準備されていますが、夕食後には勉強時間もしっかりと確保されています。その時間はいつも元気いっぱいの寮も静まり返り、それぞれ読書(初日に買った本!)や勉強をします。ちなみに、その時間は寮のドアは解放し、先生が見回りに何度も来ます…。



水曜日の午後は特別授業。今週はBCロイヤル博物館に行きました。カナダやVictoriaの歴史、自然についてなどの展示がたくさんされていました。また、期間限定のエジプト展も開催されていました。学校の外に出るのはやはり、特別感があって、生徒も楽しそうです。



各クラスで写真も撮りました。 



さて、今日はとある日の食事を紹介します。食事はメインに加えて、シリアル・パン・スープやサラダ・フルーツバーで自分の好きなものを取ります。

朝食<ソーセージやベーコン系、卵(たいてい3種用意)、ワッフルやパンケーキ>


お昼<チキンクリームペンネ、ブロッコリー・チーズパン>


夕食<ソーセージ、水餃子的なもの、ホウレンソウのサラダ>


本校の生徒はサラダやフルーツなども取り、バランスを考えていつもたくさん食べています!


カナダ研修(ビクトリア)その2〜前編〜

7月22日(日)から始まったカナダ研修(ビクトリア)の報告その2です。

前回のブログ記事はこちらです。

Victoriaに来て、早1週間が過ぎました。「まだ1週間」と感じる生徒、「もう1週間」と感じる生徒、様々ですが、日に日に笑顔が増えてきているのは確かです。生活のリズムに慣れ、環境に慣れ、そして、友達・雰囲気に慣れる。1週間で順応できるのは、さすが若い!数人の生徒からはすでに「帰りたくない」という声も聞こえるようになりました。



初日の午前中はオリエンテーションとクラス分けのテストでした。時差ボケとも戦いながら、みっちり2時間受けました。午後は歩いて10分くらいのところにあるモールへ。本屋さんへ行き、滞在中に読む本を自分で1冊買いました。日本ではせいぜい、教員が選んだ中から…とか、図書館の中から…と、限られていますが、大きな本屋の中から1冊洋書を選ぶという体験は新鮮です。どこのコーナーに行けばよいのか、どれくらいのレベルのものを選べばいいのか、真剣に悩んでいる生徒たち。自分で選んだからこそ、この1冊は大事に読んでほしいです。



2日目からいよいよ授業がスタート。午前中はレベル別クラスに分かれての授業です。映画の吹き替えに挑戦したり、(これが、案外スピードについていくのが難しい!)、簡単な本を読んで、自分の言葉でまとめて書いたり、Essayを書いたり。授業の内容は様々ですが、日本とは環境が違うからか、せっかく海外まで来ているという意識からか、積極的に取り組んでいる姿が印象的です。

午後は様々な授業が用意されています。美術、音楽、体育、ロボティックス…本当に様々です。若いうちにたくさんの感性に触れ、自分が何が好きなのかを見つけてほしいというのが、学校側の狙いだそうです。




夕飯後は毎回決まってアクティビティ。プールに行ったり、キックベースをしたり、遊びのアーチェリーをしたり。スポーツは万国共通なのだなと、感じます。英語に自信がなく、普段あまり話さなかったり、表情が固い生徒もスポーツの時間はとても明るく元気です。縦割りのチームで戦わせることで、普段話さない生徒とコミュニケーションを取ったり、工夫がたくさんされています。

1週間の終わりの金曜日にはCelebration of Learningというイベントがありました。今週の勉強の成果をみんなで共有する場でもあり、今週で卒業する生徒を祝福する会でもあります。今週は130名ほどの生徒が様々な国から参加をしていました。たくさんの生徒が成果を発表していました。それにしても、こうやって130名が一堂に会すると、日本人は行儀がよく、大人しいのだなと感じました。「日本人は控えめ」とか「自己主張がない」とネガティブなように言われますが、これは決してネガティブではなく「協調性が高く、和を重んじる」というポジティブな一面であると感じる会となりました。次の1週間はみんなが主役。どんな1週間を過ごせるでしょうか。


カナダ研修(ビクトリア)〜道中編〜

7月22日(日)から始まったカナダ研修(ビクトリア)からの報告です。

今回のカナダ研修(ビクトリア)への参加者は2年生〜4年生の8名。
カナダのビクトリアにあるSt.Michaels University Schoolへ出発しました。初めて海外へ行く生徒もいるなか、ドキドキ・ワクワクしながらの出発となりました。出発の成田空港には(違う意味で)ドキドキしている保護者の方が送りに来てくださいました。恒例の出国掲示板の下で写真を撮り、いざ出発です。



最後まで、ガラス越しにしばしのお別れをしていました。



搭乗口に行くと、本校で教鞭をとるカナダ・カルガリー出身の教員とばったり。夏休みに向けて帰国する便と私たちの便が偶然同じになり、生徒にとっては嬉しいサプライズとなりました。



カルガリーに到着し、まずは入国審査です。ここで、初めて英語を使うので生徒は緊張気味。ほとんど質問もされずにすんなり通過する生徒がいたかと思えば、たくさん質問をされ、書類を色々出して身振り手振りで説明する生徒がいたりとさまざまでした。審査官によって、対応が全く異なります。しかし、この関門を乗り越えた生徒はその後のTransitの自由時間で買い物をするなど、早くも「海外」慣れしてきた感じです。こうやって、少しずつ度胸がついていくのですね。カルガリーからビクトリアまでの飛行機は小型機で少々驚きましたが、こうやってタラップから降りて間近で飛行機を見る経験もそうそうないので、生徒達は喜んでいました。



いよいよビクトリア到着です。すると、学校の方がスクールバスでお出迎え。



学校に着くと、スタッフから色々と説明を受けていよいよ寮の自室へ案内されます。初日は他の生徒がほとんどいなかったため8人で夕飯を食べ、ここで長い長い1日の終わり。かと思いきや、キャンプに行っていた生徒達が帰宅。19時からアクティビティが始まり、キャンパスにも活気が。21時半の就寝まで、色々な人と出会ったりで、本当に長い1日となりました。

明日から、いよいよ授業の開始です。生徒達がどんな2週間を過ごすのか、いまからとても楽しみです。


選択制グローバル研修&OliveJunior説明会を行いました



5月19日(土)、「選択制グローバル研修」と放課後の英会話教室「Olive junior」の説明会を行いました。土曜日の午後にもかかわらず、80名を超える保護者の皆様にご参加いただきました。

案内冊子をもとに、今年度新たに設けられた4つの「マレーシア研修」「北海道研修」「台湾研修」「セブ8週間語学研修(Pre-GLE対象)」を加えた15の研修についての説明と放課後の時間を有効活用でき、英語の会話力も高まる「Olive junior」の説明が行われました。



日ごろから英語の授業はもとより3年生の総合学習での「英語で映画」や「英語で華語」、English Loungeでのfree talkなどGET(Global English Teachers)と触れ合い、英語や外国語(華語)を学ぶ時間が多く設けられていますが、そこで身につけた語彙力を伸ばす。会話力を試す。他国での民族・文化に触れる。海外で学ぶとき日本文化を伝える助けとなる。台湾の大学へ留学を考えている。大学入試改革に備える。など、参加理由は様々あります。

説明会に参加された保護者の中には、「参加させたい研修がありすぎて何にしたらいいか迷います」「私(母親)が参加したいくらいです」などの声もいただきました。これらの研修は生徒に「感受性が柔軟なうちに、多くの体験を」して欲しいという考えから数多く設けられています。「Lingua franca(異なる母語を話す者が共通語として使う言語(英語))」の観点からもたくさんの体験をしてほしいと思っています。


カナダ夏季研修の説明会を行いました



2月24日(土)、2018年度のカナダ夏季研修についての事前説明会を行いました。
本校で実施しているカナダ夏季研修にはビクトリアコースとカルガリーコースの2つがあり、参加者はどちらかを選択して参加します。

ビクトリアコース

ビクトリアコースは3年生と4年生が対象で、カナダの伝統校の雰囲気を味わい、海外での学びに興味をもってもらうプログラムです。ドミトリーで生活をしながら、St.Michaels University Schoolのプログラムで学ぶ研修です。授業だけでなく、さまざまなアクティビティも体験でき、世界から学びに来ている人達とたくさんの交流をすることができます。

カルガリーコース

カルガリーコースは4年生と5年生が対象で、ANNE'S Language Houseでの語学研修だけでなく、キャリア直結型研修として、海外で活躍する日本人や日本企業の方々からの学び(2017年度は、KnifewearやJACOSへ訪問)もあります。

いずれのコースも、出発前の事前研修、帰国後のレポート作成や文化祭等でのプレゼンテーションなど、事前事後の学習活動がしっかりとあります。

2018年度の研修も生徒達にとって充実した学びの場となることを楽しみにしています。


アラスカ研修(その6)

本日は第3回アラスカ研修の最後、現地時間の2月1日と2日の様子をお伝えいたします。第3回アラスカ研修の様子はこちらをご覧ください(その1その2その3その4その5)。

2月1日
オーロラ観測の後、深夜2時過ぎにホテルに帰ってきました。
ホテルのチェックアウトは11時だったので、レンタルの防寒具を返却し、スーツケースを持ってロビーに集まりました。
その後、近くのスーパーにお土産を買いに行った生徒もいました。

14時25分の便でまずアンカレッジに行き(約1時間)、その後乗り継いでシアトルに行きました(約4時間)。シアトルの天気は雨。道路などに雪のない景色は久しぶりです。この日は移動のみで、シアトルのホテルには夜の10時過ぎに到着しました。アラスカとシアトルの時差は1時間あります。ホテルでサンドウィッチを食べ、帰宅の準備などをしました。


2月2日
シアトルのホテルで朝食をとった後、空港に向かいました。空港までは10分程度で着き、すぐに搭乗手続きをしました。スーツケースの重量がオーバーしている生徒もなく、手続きは順調に進みました。約10時間のフライトの後、定刻に成田空港に到着し、無事に全工程を終了しました。

今回は特に体調を崩した生徒もなく、それぞれが意識をもって研修に臨めたと思います。
この経験を生かして、自然や科学への興味を深めてほしいと考えています。


アラスカ研修(その5)

本日は第3回アラスカ研修(その5)をご紹介いたします。第3回アラスカ研修の様子はこちらをご覧ください(その1その2その3その4)。

この日はチェナ温泉を離れてフェアバンクス市内に移動します。車が10時に迎えに来るため、朝食の時間は8時です。これまで、遅く起きていたために気が付きませんでしたが、朝の8時は真夜中のような暗さです。この辺りでは日の出は9時半過ぎで日の入りは4時半ごろだそうです。
明け方まで月食を観ていた生徒も多く、なかなか起きてきません。
それでもなんとか10時過ぎに宿泊所を出発して、フェアバンクス市内に向かいます。その途中でアラスカ石油パイプラインを見学しました。
アラスカはアメリカ国内有数の原油採出地で、全米で使われている原油の約4分の1がここで産出されています。その原油を精製するために全米に送っているのがこのパイプラインです。パイプラインの長さは約1200kmにもなり、山口県から青森県までの距離とほぼ同じです。このパイプラインは、万里の長城と同じく人工衛星からも見えるそうです。


その後、中華レストランに寄って昼食をテイクアウトし、アラスカ州立大学フェアバンクス校地球物理学研究所に向かいました。
アラスカ大学ではオーロラ研究の第一人者であるアラスカ大学名誉教授の赤祖父俊一先生の講義を受けることができました。赤祖父先生は、オーロラを研究する人で知らない人がいないほど有名な科学者で、現在は地球温暖化に関しての研究も行っていらっしゃる方です。生徒たちは熱心に講義を聞き、色々な質問をしていました。
その後、アラスカ大学博物館を訪れ、北極圏で暮らす生物の剥製やアラスカでの生活などについての展示を見ました。



夕食は「タートル」という店で、ビッグサイズのお肉を食べました。初めにサラダバーでサラダを採って食べ、それを食べ終わると「大きな肉」がでてきます。見かけは大きいのですが、とても柔らかく味も良いので、ほぼ今年はほぼ全員が完食しました。さらにもう一枚食べたいと言っている男子生徒もいてびっくりしました。付け合せのポテトもおいしかったです。


今晩はフェアバンクス郊外で観測しました。1時間ほど待つと、オーロラが見え始め、オーロラの下での集合写真を撮ることも出来ました。


今回はほぼ毎日オーロラを観測することができ、大満足でした。
明日は帰国に向けての準備の日です。


アラスカ研修(その4)

本日は第3回アラスカ研修(その4)をご紹介いたします。第3回アラスカ研修の様子はこちらをご覧ください(その1その2その3)。

3日目の朝も11時からブランチをとり、活動開始です。
この日は自由時間が多いので、各自で温泉に入ったり、イヌを見に行ったりしました。


14時からはチェナホットスプリングスの日本人スタッフである森氏の下、この施設に関してのお話を伺ったり施設見学をさせていただいたりしました。
チェナには電気が通っていないため、地熱発電によって電気を発生させています。チェナ温泉の源泉の温度は70℃です。その源泉を使ってフロンを気化させ、その蒸気圧でタービンを回しています。そこで発生する電気を館内のライフライン全般に使用しています(70℃での発電は、世界一低い温度での発電だそうです)。
また、野菜もここで自家栽培しており、そこで取れた野菜はホテルのご飯に提供され、たくさんの人の口に運ばれます。
なお、チェナホットスプリングスの敷地内では、ニワトリ、ヤギ、トナカイ、ムーなどが飼育されており、将来的にはそれらを食用とすることを考えているそうです。



この日の夜は皆既月食が見られます。全部が欠けるのは4時ごろですが、頑張って見ようと意気込んでいました。
その前にオーロラが見られることを期待しましたが、期待以上のきれいなオーロラを見ることができました。今回見たもののうち、最高のものでした。北の空から煙のように上がってきたオーロラは、カーテンのように揺らめきながら、南から西へと移動していきます。出現している時間も長く、大満足。たくさんの写真を撮ることができました。



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